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もしも自分が親の不動産を相続することになったら、誰に相談しますか?

島根県松江市で、相続コンサルタントの山根博幸です。現在私は48歳で両親は70代で健在です。大学を卒業して地元で就職して、結婚、実家の近くで家を持って今の仕事をしています。両親とは週に2回は顔を合わせる関係です。実家に関して、将来どうするのか話すことがあり自分と同世代の方はどうするのかなと、感じたので記事を書いてみました。特に自分とは違う道、卒業後県外で就職し、県外で家を持っている方に焦点を当てて考えてみました。

県外に就職して地元を離れた後に親の不動産を相続した方が抱える可能性のある悩みを20個リストアップします。これらの悩みは、相続に伴う手続きの複雑さ、管理の難しさ、将来の計画に関する不確実性などを含みます。

  1. 不動産の維持管理が難しい:遠方からの不動産管理の手間とコスト。

  2. 空き家対策:空き家になった不動産のセキュリティと保全。

  3. 固定資産税の負担:税金の支払いとその管理。

  4. 相続税の計算と支払い:相続税の申告とその準備。

  5. 不動産の売却:市場価格での売却か、タイミングと方法。

  6. 賃貸への転換:不動産を賃貸物件として活用するための手続き。

  7. 遺品整理:親が残した家財道具や個人の品の整理。

  8. リフォームか解体かの判断:不動産の現状に応じた最適な選択。

  9. 相続手続きの複雑さ:法的手続きや必要書類の準備。

  10. 共同相続人との調整:他の相続人との合意形成。

  11. 地域の法規制との適合:地方自治体の規制に準拠するための確認。

  12. 遠方からの物件情報の取得:地元の市場情報や法規制の把握。

  13. 将来的な活用計画:不動産をどのように活用するかの長期計画。

  14. 財産評価の正確性:不動産の現状評価と市場価値の把握。

  15. 継続的な費用対効果:維持管理費用とその対価のバランス。

  16. 保険の適用と更新:不動産の保険適用範囲とその更新。

  17. ローカルネットワークの欠如:現地での信頼できる連絡先や支援ネットワークの不足。

  18. 家族の居住計画:将来的に家族が居住する可能性の検討。

  19. 市場動向の理解:不動産市場の変動とその影響。

  20. 感情的な決断:親が過ごした家を手放すことへの感情的な葛藤。

書いてみると課題が満載です。両親へ感謝と今自分がこの仕事をしていることで地域に貢献できると感じました。
これらの悩みは、遠方に住む相続人が直面する可能性がある多くの課題を示しており、それぞれに対応するためには地元の専門家との協力が求められます。これらの問題を理解し、適切な解決策を提供することが、不動産相続において非常に重要ですね。

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