死んだ母が、会いに来た

「遺産相続 もう！たくさん！」第１７回

◆母が家に来た

　
　明け方、家族に見守れながら…息を引き取った母.
　
　一晩中付き添っていたので、
病院から葬儀社に 亡骸 を託した後、私は一旦帰りました。

　夫の実家 に預けていた子と、自宅に戻り、昼間から寝ました。
その日は、青空眩しい 晴天でした。

　すると、子どもが寝入った頃…

玄関入ってすぐの 階段が、一段ずつ軋む音がしたんです。

ミシッ、　キシッ、　ミシッ…

　それは１回２回ではなく…十数回ゆっくりと。
音もだんだん大きくなり、二階の寝室に近づいてくる感じ。

キシッ、、、、キシ、、、

　私は、母が来た！と直感、

「心配して来たんでしょう！孫の顔、見に来たんでしょ？」
「後の事は、大丈夫だよ。私が頑張るから。」

「困った時は、助けてよね。」
「〇〇の家のことも…大丈夫」


　色々、色々、声に出して話しかけました。

母のことだから、
実家や祖母、友人、全部の家を回ったことでしょう。

◆その後も…

　母の死後、気分も落ち込み…痩せた私…この話をすると、皆、「大丈夫？幻聴が聞こえて…相当参っているんだわ」と心配だったと思われ。

　
　夫も最初は、半信半疑.

　でも、夜中に寝室で、実家や高齢の祖母の事、母の事、話していると、
相槌のような調子で、ミシッ！キシッ！と鳴る時があるんです。

乾燥で柱が鳴った、、では…説明つかない大きな音やタイミング.

　
　今では、夫も子も「あっ、お義母さんいる！」「返事しているね。」と、当たり前のようです。

　そして、私も言います。
「天国行っても、カタカタ鳴らして、見ているサイン送るから！」

子は嬉しそうで。
あれ？？　夫は表情が少し強ばったような…

～編集後記⑦～

　皆様は信じます？

　この後、実家や母方祖母の事で、私がピンチになると、不思議な出来事が、驚くタイミングで起きます。

　少なくとも、３回。

二回目の 代襲相続 の時も、三回目の 数次相続 の時も、
四回目の 執行人付相続 の後も・・・

　それは、神様なのか、天国の母なのか、単なる偶然の重なり合いか・・・分かりませんが。とにかく…難しい問題が何とかなって、助かったのです。

行き詰まって、視野が狭くなって、苦しくなった私…
今、何かで苦しいあなたも、

大きな力に、自分は守られているんだ
見えない誰かが、見守ってくれているってこと、あったと思います。

　私はこれからも、ゆっくりいきます。ゆっくりいきましょう。

私の吐き出しnote、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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