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子育て日々の雑感(公園での出来事と、幼稚園見学)

公園にて

今日、息子(2歳)と公園にいたら、小学2〜3年生くらいの男の子と女の子がベンチに座っていて、会話が不意に聞こえてきた。

男の子「俺のお父さんさ〜、〇〇の副社長なんだよね。結構すごいと思わない?」

女の子「え〜そうなの」

〇〇は誰しも知るビールの会社。ここでは伏せておく。

その後、二人はいろんな話をしていたけど、ベンチのそばに落ちていたビールの青い缶と金色のチューハイの缶を蹴っ飛ばして、「これは△△の〇麦だね。あっちは◇◇。」(△△、◇◇はビール会社)と言う。

小学生がビールやチューハイの銘柄わかるのか?と思ったが、そう、△△、◇◇は彼の父の会社の競合なのだね。

その後、彼はひたすら、彼女に向かって、色々教えてあげるのだ。例えば、「・・・(この辺は聞こえなかった)・・・ほら、税込価格だよ。あっ、税込価格って知ってる?税込だと、500円なら、555円、ええと、5百・・・・(モニョモニョ)になるんだけどさ〜・・・」云々。

彼女の返事は結構適当。

大人として公園にいた私は、なんとも言えない気持ちになった。

息子はまだ2歳で、「ねえ、お母ちゃん、あそこに、おあな(お花)が咲いてるね〜〜」とか、そんな感じ。

それが、小学生になる頃には、こんなことも言うようになるのかあ・・・言い回しなども大人そのものである。

しかも、この男の子は、女の子の気を引こうとしているよね〜。考えすぎかしら??

・・・まあいいんですけど。これが小学生なのか〜・・・?息子が大きくなった時、対応できるかなあ〜(汗)

幼稚園の見学

一方で、今朝は、近所の幼稚園に見学に行った。

来月は幼稚園の願書配布で、11月の頭には申し込み。全然真面目に考えてこなかったので、いろんなところはもう実質締め切りで、大慌てで最近いくつかの幼稚園を見学している。

他の幼稚園では丁重に門前払いされたり、どこか違和感を覚える体験入園をしたり?だった。今日行った幼稚園は正直あまり考えてこなかったが、他をいくつか見てから、改めて灯台下暗しというか、見学してみることにしたのだ。

数少ない私の知り合いの子供はみんなここ。しかし、今の家からは徒歩5分もかからないが、今度の家からは車で送迎しなくてはならない。

見学に行くと、私だけのようだった。園長先生が自ら出てきて、丁寧に案内してくださった。

そして、他の幼稚園と全く違っていた。

それは園長先生自らが私を一人で出迎えて、賑やかな園内を案内しながら熱く語ってくれたことが一番何より違う証拠だ。

そこに行くのがとても自然なように思えた。

しかし、送迎は自分でしなくてはならないし、通園バスも給食もなし。しかし、なぜかとてもしっくりくる。

どこの幼稚園に入れるかはとても重要です。その人に合う合わないがかなりありますから。と園長先生も言っているように、幼稚園(保育園)によって全然違う。

今回、私なりにしっくりきた点をあげてみようとおもう。

自由か、規律か?

これは一つの軸なのだと思う。

子供の自由、それを軸にしてプログラムを進めるか。もしくは、人との共同生活における規律をしっかりを身につけさせるのか。これはどちらかというのは園によって方針が全然異なります。

と、園長先生。

それまでの話から、この園では「自由」がキーワードであるだろうとは思ったけれど、園長先生は慎重に言葉を選ばれていて、「規律をしっかり身につけさせる」と表現されたので、念のため、この園ではどちらに重きを置いているのかと聞いて見たら、どちらかというと、やはり子供の「自由」を尊重しています、との答えであった。それはどちらを選ぶかは、その家庭、親御さんによって違うのです、と。

うちは明らかに「自由」を選ぶ。

縦割りクラス、障害児受け入れ

この園での特徴は、何と言っても「縦割りクラス」なのである。同じ年齢の子供だけのクラスではなく、年少から年長さんまでが同じクラスにいて、基本的に行事の中で行うプログラムは、年長さんが、自分たちで「話し合って」、決めているそうだ。年長になるとそんなことまでできるようになるのか。そしてこの行事では、子供たちは、好きなグループ(自分がやりたいプログラムをやっているグループ)に行くことができるらしい。

なるほど・・・とっても同感。

そして、私の古い友人の子供(ダウン症なのである)がここに通っていたので、そういった子供たちがどのくらいいるのか聞いて見たら、結構いるらしい。それはすごく良いなと思った。

そういう少しばかり年齢や体力などが違う子供と一緒に過ごす、それがここの園がやっていることだという。

うん、とっても同感。

心の段差

園長先生の、ゆっくりとはっきりとしたお話のなかで、心に残ったのが、

大人は、常に子供に対していつでも同じように接するべきなのです。大人の都合だけで、子育てをしてはいけない。あるときは優しく、あるときは機嫌悪く、そんな接し方をしてしまうと、子供の心の中に、段差ができてしまって、その段差のところに、色々なものが生まれてしまう。

だから、子供に対しては、常に同じように接するべきだが、それが大人にとっては難しいことなのです。

と言うところであった。

私は、自分を省みて、本当にムラがあるよな・・・・と。同じように接するのは、確かに難しい。しかし子供からしてみれば同じことをしてその都度大人の態度が違ったら、ものすごく戸惑うだろう。

大人が子供から学ぶことの方がはるかに多い。

まだ決断までには時間が少しある

ここの園で気になっているのは、街中にあり園庭が狭いこと(=自然と触れ合えることがなかなかしづらい)だった。けど、内部に実は屋内温水プールがあったり、積極的にバスでいろんなところへ月に一回は遠足に行くと言うことなので、工夫はされているなと思った。

他の園では、10月願書配布と言いつつ、実質すでに定員いっぱい、お断り、と言うのが多い中、ここの園であれば、きちんと願書提出日に来ていただければ、お断りすると言うことはまず無いと思います。

そう言った点も、なんと言うかとても「普通」でありがたい。

(他の人気の園の、GWにはもう実質募集終了しました〜知らなかったの??遅いわよ。 のノリには全然ついていけなかったので・・・汗)

そして、今では園舎が新しい・通園バスがある・給食がある と言う三拍子が人気の秘訣らしいが、ここでは真逆なのである。給食ではなくお母さんの作ったお弁当を食べるのは今だけなので、大事にしてほしい。とのこと。

それから、制帽や制服が無いのもいいなと思う。

教育方針に関しては、正直かなりしっくり来ているが、車の送迎のこと(冬場は苦労するだろう)それと弁当(夫が作ってくれると言っている笑)のことをもう少しだけ、考えてみよう・・・・・

保活ならぬ、幼活、〇活。こう言うの本当に苦手。。。

(引っ越したら”薪活”せねばだけどね)



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