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映画「風の谷のナウシカ」を久しぶりに観る。

、っkdっっっっっx

・・・と、猫がかいた。

最近ジブリアニメを毎週のように観ている。先週はもののけを観て、今週はとうとう(別に最後というわけでもないけど)ナウシカまで至る。

ナウシカは何度も見たし、コミックも実家にあるし・・・かつてサントラもよく聴いた。ともかくあの音楽は頭の中にこびりついている。だけど久しぶりだった。

当時のアニメージュに掲載されていて、子供の時は意味がよくわからなかったけど、絵はやっぱりよくて、ポスターなどを壁に貼っていた。兄の影響。

ナウシカを久々に見て、最初に懐かしいなと・・・あぁこれだーと思ったのは、「色」。あの独特の青い世界。あの色を見ると、ナウシカだなあ・・・・と。このアニメのテーマである、オームの血の色。

もはやナウシカについてあれこれ言うつもりもないけど、やっぱりあれは宮崎駿氏の最高傑作であり原点なのだろうなあとも、勝手に思う。

それで、実家にもあるコミックを全巻大人買いしてしまった。小説サイズとか出ていたらよかったのだけど、やっぱりあの大きい版だった。


ところで先週見たもののけ姫からナウシカを連続的に見て思ったのが、エボシとクシャナは似ているんだけど、どちらも腕を失くしている。これは何か裏設定なるものがあるのかしら。

クシャナは映画ではほとんど人物が描かれていないけれど、コミックではなかなか深い過去も描かれていたりして、私は好きなキャラクターである。エボシにも共通する、一見”悪”にも見えるこの大人の女性たちは、ある意味すごく人間らしく、象徴的だなあと思う。

そのクシャナに、ナウシカが言うセリフはとても印象的。

「あなたは何を怯えているの。まるで迷子のキツネリスのように。」

これは、コミックを読まないとわからないけど、唯一映画の中でクシャナの人間性に少しだけ触れる台詞であり、その本質をズバリと言い当てた一言だと思う。

そして、多くの女性(に限らず)にとって、なかなか手厳しくて優しい一言だと思う。

何も怖がることはない。

なのに、いつからか、心の奥に恐怖とかそんなものを埋め込まれている。

もののけ姫とナウシカにはかなり共通するメッセージ性を感じた。

表紙画像は、さらに原点とも言える「シュナの旅」というコミック。この中にはその後の映画に出てくる主要なキャラクターの原点ともなるイメージがたくさん入っていると思った。







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