評価されたい、という気持ち。
どんどんとコロナが多くなっております。
外出自粛、といわれてもスーパーにはいかないとです。なるべく回数は減らすよう頑張っておりますが、やっぱり完全に外出しないというのは難しいですね。
さてこんな状態ですから、私はインターネットに張り付いている時間が結構多いです。
その中で「他人の評価は気にするな、自分が自分を好きでいればそれでいいじゃないか!自己肯定感を上げよう!」みたいな内容のものを見まして。めっちゃ違和感があったので、今回記事にしようと思いました。
「何、無理な事言ってんの?」が最初の気持ちです。
自己肯定感が低い人は他人の評価を気にしない、なんて無理。というか人間誰でも他人の評価は気になると思う。
評価って言ってしまえば価値だから。
「そんなことない!他人の評価なんて気にしない!」という方がいるなら、その人は「給料」や「依頼料」のシステムをどういう風に理解しているのか是非教えてほしいです。
人間社会を生きていく上で「他人の評価」はめちゃくちゃ大事です。
他人に評価されなかったら、仕事の価値って誰が決めるんでしょう?
めちゃくちゃミスして会社に損害を負わせてそれでも「私は頑張ってるから私というものにとっても価値があるの!」なんて言ってる社員がいたら、なんだこいつ、ってなりますし、普通に仕事クビになりますよね。
「他人から見て」価値があるからそこにお金が発生するわけです。
「他人から見て」価値がないものばかりなら誰もお金なんて払わない。
ただ、どんなものに価値があるか。
それは人それぞれなので、仕事というのは色々あるわけです。
日常生活でも一緒。
あまりに空気を読まないで「私って価値があるから~」なんて言ってたら遠巻きにされるし、友達いなくなる。
まあだからといって「私なんて」って卑下するのがいいってわけじゃないですけどね。
要は周りの評価をそれなりに聞いて、卑下しすぎないで生きていく事が大事なんですけど、実際それってめちゃくちゃ難しいですよね。
ていうかね、自己肯定感を上げよう!ってなに?
自己肯定感が低い人に言ってるんだとしたらめちゃくちゃ矛盾してる。
自己肯定感が低いことを肯定しなきゃ、自己肯定感なんてあがるわけないでしょ。(ゲシュタルト崩壊)
仕方ないじゃん。自己肯定感が低いとかさ、自分が生きてきた中でそう育ってしまったんだから。
自己肯定感が低いのは、幼少期の環境とか自分に選択権の無かった時代すら関係してくるのだから仕方ないと思っていいと思う。
無理に自己肯定感なんてあげなくていいです。
成長に対しての意欲はなくさずに、
でも今の自分もちょっとはいいよね、って思ってあげてください。
それが自己肯定感を上げる第一歩だと思います。
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