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日テレ「視聴率」惨敗の理由。あれ?視聴率三冠王だったはずなのに。

どのテレビ局が・どの番組がと言う状況じゃなく、全てのマスメディアが漸次衰退していく事を理解して変化していくしかないとと思うのですがね。

TVのビジネスモデル自体が時代に合わない事と、中にいる人が根本原因に気付いていないので改善できてない



1.まずは日本テレビさん

■1980年代までは、「野球の読売巨人軍」を保有していた事が凄い強みであり、読売新聞の部数を伸ばしたのも、日本TVの視聴率もそれで嵩上げされていた。

野球と言うプロスポーツの人気が衰退し始めのは2000年位だったが、今に至るまで根本原因をだれも理解していないのだろう。ホールディングトップも編成も現場のプロデューサーも分かってないから視聴率衰退の根本的な原因を理解できていないから野球の視聴率は上がらない。
野球を再度人気スポーツにするヒントが、「WBC  栗山侍ジャパン」に詰まっていましたね。

■かつて日本テレビの最大視聴者は、野球を見るおじさんと、その家族と設定していましたね。

肉体労働から帰宅して、風呂入ってビール飲みながら野球を見る事が1日のルーティーンという昭和な家庭の想定から変わっていないのだろう。
今時、夕食すら別々に食べて、その間も食後もTVは付けていない家庭が大半。



どうやってTVの電源を付けさせるか?と言う事を考えていない。
「誰でもTVの電源は入れるものだ」と思っている。せいぜいZ世代とかがTV見ないでスマホを見ている?位に軽く考えている。だから、若者に媚びた番組つくり、しかも日本テレビお得意のヤンキー気質な番組を創り散らしている。

今日から俺は!! の伊藤健太郎は自分はスターだと勘違いして、共演者の先輩に説教。
その後交通事故起こしてその後お呼びがかからない。



■根本の対策は、TV見ない人に電源を入れさす事。


そもそも、主要顧客である肉体労働者も減っている。正規雇用のサラリーマンの工場労働者が激減している。
その主要顧客の労働者には帰宅後のルーティンも家族団らんも無い。離婚してシニア単身者か親の介護で余裕が無い。
テレビの電源入れているのは、シニア層だけだけれど、そのシニア層は物を買わないから、スポンサーがその番組の提供者になりたがらない。だから、シニア層向けの通販番組がCMの代替として入れ込まれる。だからシニア層も番組を見なくなる。


■昭和の野球を見たい人は激減している。

野球と言うスポーツ自体が面白いと思う手前で、忌避されるのはなぜか。

巨人軍の紳士たれ。野球人は成功者だけれど人格者だ。社会の規範たれ。
巨大メディアの子会社としての行動規範を求められる。
それは、ターゲットにしている労働者(社会の底辺)の心の奥の敗北感とか成功者への嫉妬とかと相反する要素であるが、自分の出世を諦めたっからこそ、常勝巨人軍が自分の境遇を忘れさせてくれるから応援していた。終身雇用されていたから、生活の安心が有ってTV野球とかパチンコとかに鬱憤晴らしをぶつけていた。
巨人軍が常勝じゃなくなって人気が陰った。しかし、常勝の裏側は江川選手の獲得の様なずるい方法だった事、清原等力の衰えた選手を大金で獲得して来た事がばれてしまった。野球の人気が落ちていくのに時間がかかったから、自らのした事が原因とは理解していない。

同じ日本人である大谷翔平が世界で活躍すると、誇らしく感じる。
政治、経済で日本国内に閉塞感が漂い、心が疲弊している中で現れたヒーローが大谷選手だと思います。その存在が癒やしになって、日本人の自尊心を高めている部分があると思います。

しかし、そこにずるさはなく、金で獲得する経過自体も透明性が高い。
その肝心のWBCの放映権を取らなかったのは、それにそんな価値があるとは理解できていない。


一方、後楽園ドームのシーズンシート購入者は首都圏の中小企業の経営者であり、数は少ないがそれが巨人軍のパトロンである。中小企業の親父は、自分らの為と言うより、顧客への営業手段であり社員への福利厚生でもある。本来の純粋なファンは外野で応援している人達。
相撲興行に範を取って野球興行を立ち上げた正力松太郎の幻影が未だに色濃くて、そのうさん臭さ(不透明さ)を嫌う人が「Jリーグ」に流れた。

そのJリーグ「東京ヴェルディ」からもファンが離れた根本原因が読売新聞と日本テレビにあると気づかずに、つまり自分らの改革の必要性を感じないでチームの問題とかJリーグ機構側がよいしょしてくれなかった事と捉えて切り捨てた。(日テレだから特別待遇してもいいだろうと言う傲慢さ)

日本テレビは、
『野球もサッカーもチームはファンのお陰で存在する事』
を全く理解できていない。


選手は、巨大メディアの子会社としての行動規範を求められる。
巨人軍の選手なら『紳士たれ、野球人は成功者だけれど人格者だ、社会の規範たれ』と言う偽善を押し付けた。

しかし裏では結構えげつない「女遊びや浮気」をやっていたり、ギャンブルに嵌ったりしても、かつてはマスコミの力で抑えらていた。
いまやそれが、ばれてしまった。
女遊びが野球選手の勲章と言う価値観は、絶対に女性には受け入れられない。(男の私は判るけれどね)

軍隊式絶対服従で坊主頭で野球しかしてこなかった貧乏人高卒選手が、いきなり大金持って今までの鬱憤晴らしではじけてしまうのはしょうがないか?
選手は、巨人具の野球は楽しくないのか?
日本の野球チームには、裏表がたっぷりありそうだから信用されない、人気の出ない大きな原因。

一方、WBCは大谷翔平達が少年の様に様に心の底から野球を楽しんでいた事が、チームのメンバー同士の信頼と認め合う姿が、侍ジャパンの人気の真髄です。
70億稼いでいる大谷翔平が、ビジネスではない野球を少年の様に夢中でやられれば、人間の心が動きます。

Jリーグサッカーは近いモノを感じる

今時の選手の本音

親会社が口を出すな。子会社扱いするな。フオアザチームを強制するな。
年齢で上下関係を強制するな。マスメディアの都合なんか試合に押し付けるな。欠点を指摘されずに長所を伸ばしたい。標準的な野球像なんかに嵌れない。
選手は、「今どきの視聴者は、官僚の様な(裏表のある)巨人軍には興味をひかない、個性全開の野球が見たいと思っている。」事くらい知っているよ。


いくら優れたマーケティング会社に頼んでも、チームの企業文化に賛同できなければファンにはならない。

2000年以降、工場労働者が大量に首になり、収入も激減している顧客層に向かってどんなコンテンツやサービスを提供できるか?
離婚して単身になったシニア層、シングルマザーの家庭に向かってどんなコンテンツやサービスを提供できるか?
そこが日本テレビグループの中心顧客層であり、課題である。



【参考動画】

★日テレ「視聴率」惨敗の理由は「大谷翔平」。    「マンガも売れない」とウソをつく映画評論家と
高橋洋一先生の高笑いの理由

みやわきチャンネル#1754  2023/04/29


目次

0:05 悲願だった視聴率3冠王でも低迷中の
2:50 ほぼ100%ウソと詭弁だけで構成されて
5:53 当然マンガも売れないと映画評論家は
8:09 すぐにばれる嘘で信用を無くしている
10:50 動く大谷を放送できず鉄腕アトム回帰
14:41 今回のワンコ「にせもの」

嘘をつく町山智浩



★日テレ「平日朝を大改革!MCは山里亮太!」→視聴率で無事爆死してしまった模様www【ゴシップ】

パウラちゃんねる 2023/04/26



★日テレのドラマ爆死!?「どうして!?山里と若林の半生をジャニタレに演じてもらって業界内の評判もいいのになんで視聴率取れないの!?」ねぇ、バカなの?wwwww【ゴシップ】

パウラちゃんねる 2023/04/18


終わり


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