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イラスト系創作:キャラクター詳細*リルド【明日は弾丸、ファンファーレ。】

最近絵を描いてる途中のiPadの挙動がおかしくなってきて、いつ作業中のデータがぶっとぶかヒヤヒヤしています。こんにちは、奏汰です🤔

表題の通りではありますが、やるやる詐欺していた各キャラクターの深掘りをしていこうと思います。
順当にいけばギルバードが最初のはずなんですが、私の気分と皆からの愛され具合より、リルドから手を付けることにしました。がんばるよ。

私の創作の顔になりつつある彼ですが、最初はシャノン・ギルバードに次いで3人目として創ったキャラでした。
「トリオにしたいな」ってんで3人のバランスを見ながらデザインしたはずなのに、何故か一番私の性癖を吸って不思議なキャラクターになってしまった。本当に何故なのか。

情報過多になると思いますので、お暇な時にのんびりお付き合いください😌
なお、創作コンセプト、その他キャラにご興味ありましたら↓こちらよりどうぞ。


リルド・ダル

*基本情報

生まれも育ちも王都アーカイバル、帰るところがあるにも関わらず義賊団“路地裏”に居座る変わり者。
甘味をこよなく愛する食いしん坊の19歳で、見かけによらず本の虫。誰にも邪魔されない早朝は読書の時間にしている様子。

義賊と言えど賊である“路地裏”とは対立関係にある王宮と実家に繋がりがあり、リルド本人も幻術師として勤めていますが、ばれると居場所を失うと思い“路地裏”の面々には言えずにいます。
理由は後述。


*性別のこと。

創作外で彼の性別について話すのは出来るだけ避けているのですが、ここを外すと色々解釈違いが起こりそうなので敢えて最初に明記しますと

生物学的に男、自認も男、恋愛対象は女の子。
周囲からの認識→「知れば知るほど男か女か分からん」

「僕男なんだけど」と明言するものの『自分らしさ』に人一倍敏感。
性別の枠に入れられるのを本能的に嫌い、『男性的』『女性的』な役割・振舞いを求められるとどちらも顕著に拒絶します。

あと、大事なことなので毎回言いますが思ったより低音で喋ります。



*隠したい王宮との関係と、祖母との軋轢

リルドを語る時に避けて通れないのが、王宮と繋がりのある実家のこと。
リルドの家は家柄としての力と幻術師としての力、どちらもさほど強くはない下流貴族の流れであり、代々裏で根回ししてなんとか王宮内に滑り込んできた家系です。

現当主である彼の祖母も権力を宝と考える人間で、「王宮に仕えるのが一番の幸せ。先祖代々繋いできた関係性を失うなんてとんでもない」というタイプ。
幻術師としての力を持なかったリルドの母に対しても「何をしてもいいから力を持った子を産め」と大概だったわけですが、リルドに対しての圧力は殊更に酷く、自分が枕営業で培ってきた人脈をあろうことかそのままリルドに引き継ごうとします。

この状況を嫌悪して自由を望み、幼いながらに“路地裏”に逃げ込んだリルドですが、唯一自分を守ろうとしてくれていた母親がいることを思うと実家との縁を切るに切れない状態。
実家に帰るたびに祖母に抗い大喧嘩するもののどうにもならず、成人を迎えた頃からずるずると王宮に引き摺り込まれ、方方で望まない関係を結ぶことになっていきます。

こんな事がしたいんじゃないって言葉ひとつ言えない、この制服姿の自分が一番嫌い。

なお、祖母に言われて一番衝撃だった言葉は「期待外れかと思ったけど、お前が男で良かったよ。心配事が一つ減るからね」だそうな。意味が分かると非常に胸糞でございます。


*“路地裏”の理解者

王宮と繋がりながら“路地裏”に居る事自体がタブーだし、たとえそれが許されたとしても王宮内での自分のことを誰にも話せない。
それでも王宮には本当の自分の居場所は無いし、家にも帰れない。“路地裏”にいる時だけが心穏やかな時間。

ひとりだけ、そんな八方塞がりのリルドを見守る人間がいます。

20年前に“路地裏”に身を寄せた1人であり、現在は“路地裏”の中核として諜報活動を担うユージン。
王宮に出入りしている時に噂でリルドの秘密を耳にします。
影からフォローしながら真偽を確かめるつもりがうっかり王宮で鉢合わせてしまい、結局リルド本人の口から全貌を聞くことになった経緯の持ち主です。

リルドが自力で抜け出さないと今の状況がどうにもならないことを理解した上で、彼をそっと見守っています。
路地裏の大人は、人を助けるようにできている。

あなたの言葉に、どれだけ救われたことだろう



*最後に、全然重要じゃない情報

貧弱すぎてレディースよりも力が弱い。

「お前、もうちょっと鍛えたほうが良いぞ」


* * *


重たい話ですいませんでした。
こんな感じでちょこちょこ設定まとめていきたいと思ってますので、ご興味ありましたらまた会いましょう😇

それでは、本日はお付き合いいただきありがとうございました!

私の世界が、あなたの日常の彩りになりますように。
以上、奏汰がお送りしました🌵


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