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ニッチで高価格帯を狙う

【ニッチで高価格帯を狙う】
今日は宮大工さんに提案するビジネスの件で頭を悩ませていた1つの小さな最初の山を超えたような日でした。

▼インバウンド?日本人?▼
宮大工さんへの提案内容は、
『インバウンド向けに宮大工を観光コンテンツとして強化していく』というのを考えてました。

経済効果や、世界中の人に宮大工の高い技術力を見てもらうことによって宮大工の人材不足が解消されると思っていたから。

ですが、
「宮大工のかんな削り等の体験だけで、経済効果という程の効果があるんだろうか?」
「インバウンドが来ることによって本当に宮大工の人材不足が解消されるか?」
という所に引っかかっていたので、ターゲットをインバウンド日本人と絞らずにぼやっとしたままとりあえず企画書を作りました。

内容は以下の通り。

現段階の企画書

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キャッチが『宮大工の人材育成の重要性を発信し、新たな担い手を見出す』

現状が『若者のイメージ』と『人材不足による問題』

1番言いたい所が『千年以上受け継いできた日本の歴史伝統建築やその技術を受け継いでいくために、とても重要な仕事である。』

そして『宮大工になるメリットデメリット』を書き、両側面知った上で宮大工になりたい人を見出す提案を書くという流れ。
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ここで、「インバウンドに対して観光コンテンツを提供する」というのは、宮大工さん側は本意ではないと思ったので、何を提案すればいいのか悩んでおりました。

もちろん宮大工について知って欲しいという気持ちはあると思うけれど、かんな削りやってみたいくらいの人(まだ興味が薄い人)大勢に大量の時間を割くのは、目的(宮大工の技術を残したい)からドンドン離れてるのかなぁと、、。
#この辺で正直スケールの大きさにビビってた

▼ニッチに高単価で▼
そこで宮大工の一番の見せ所に注目。

宮大工だからこその価値は、
『千年以上受け継いできた歴史伝統建築の修繕に関わっている』とか、
『普通の大工さんとは違って、歴史的背景を理解することによって設計から全て宮大工さんに任されている自由度の高さ』にある。

となれば、『千年ぶりに修繕する作業の様子』は時代に立ち会った人しか見ることが出来ないから価値が高いのではないかと。

人数を絞り、内容も濃くニッチにして、1つのコンテンツを作ることが出来ればビジネスとして成立しそうな予感がしました。
#宮大工さんとの交渉次第やけど
#起業支援の方にほとんど導いて貰ったけど
#川田さん阪本さん本当にありがとうございます

とにかく、
インバウンド旅行客を対象にしたイベントをどう作っていくのかかなり不安だったことや、単純にスケールの大きさにビビっていたのが、
(宮大工さんとの交渉があるけれど)ニッチに少人数相手というのが、何をすればいいのか少しは進め方が見えてきて前よりは安定しました。

とりあえず今の課題は、
宮大工について詳しくなって、「宮大工について深く知って欲しい」が伝わる観光コンテンツの内容を考える事です。

少しだけ形になり始めました!!

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