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高校生から学べる金利と複利の仕組み

どうも、ソウです。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今日は、平日で仕事終わりに記事を作成しています!!
頑張ります!

今日は、「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」の一節の概要と解釈を発信していきます。

普段みなさんは、お金を借りることは多くても、貸すことは少ないと思います。金利は、お金の貸し借りの際、必ずと言っていいほど発生します。

今回の記事では、高校生から学べる金利と複利の仕組みを説明できればと思います。

金利って??

一般的に、
お金を借りると、借りた金額に応じて利用料を払わなければなりません。
この利用料を金利といいます。

金利は、「年に○○%」という形で表され、借りたお金の全額は「元本」、元本に利率をかけた額が「利息」と呼ばれます。

例えば、利率が年に12%で、元本が100万円、返済期間が1年の場合を考えると、、、
1年間の利息は12万円、1年後に返す金額は112万円となります。

しかし、これは「単利」と呼ばれる計算方法で計算した場合で、一般的ではありません。金融機関からお金を借りる場合、「複利」という計算方法で計算します。

複利って??

複利とは、利息が上乗せされた金額に、さらに利息がつくということだ。自分が貸している立場であれば、複利ほどありがたいものはない。

アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

例えば、利率が年に12%で、元本が100万円、返済期間が1年の場合、単利であれば1年間の利息は12万円でした。これを1ヶ月複利で計算すると、1ヶ月の金利は1%です。

1ヶ月目の利息は、元本100万円の1%なので1万円になります。それが2ヶ月目の利息は、月初の101万円の1%になるので、1万100円になります。
複利は、単利と比べて2ヶ月目で+100円となっており、3ヶ月目以降はこの増分がさらに増えていきます。

複利で考えた場合、12か月目になると、100万円の借金が112万6840円となります。単利と比較して、6840円も増えてしまいました。

この返済期間が伸びると、下の図のように、さらに返済金額が増えてしまします。

元本に対する単利と複利の返済金額の増え方

しかし、今までは返済金額、つまりお金を借りた場合で考えてきましたが、貸した場合でも同様の金額の増え方をします。

具体的には、投資信託などの金融商品で一定期間保持していると分配金が支払われますが、その分配金で新たに同じ金融商品を購入するものもあります。

資産を「倍」にする方法 「72の法則」

複利で増えていくことを複利効果と呼びます。この複利効果を直感的に分かりやすくしたのが、「72の法則」です。

これは、〇%で複利運用をした際に、「何年後に資産が倍に増えるのか」を簡単に計算できるというものです。

例えば、このように計算します。
金利が3%のとき、

72 ÷ 3 = 24

金利が5%のとき、

72 ÷ 5 = 14.4

つまり、金利が3%のときは24年後に、金利が5%のとき14.4年後に資産が倍になるということです。

単利の場合、金利が3%のときは33.3年後に、金利が5%のとき20年後に資産が倍になるので、全く結果が異なってきます。

今回の記事は、以上になります。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回も「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」の一節で記事を書いていきたいので、読んでいただければと思います!

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