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ディズニー・プリンセス・ストーリーを、違った視点で見てみる

#読書の秋2021 #お姫様とジェンダー


ディズニー・プリンセス・ストーリーを
違った視点で見てみる

「お姫様とジェンダー」


2003年に発売された本で、私が読んだのは
2005年くらいだったかな、と思います。

その時はまだ「ジェンダー」と言う言葉も
知らず、この本で初めて知りました。

目次
第1章 女子大でどうジェンダー学を教えるか
第2章 プリンセス・ストーリーとジェンダー
第3章 「白雪姫」を読む
第4章 「シンデレラ」を読む
第5章 「眠り姫」を読む
第6章 「エバー・アフター」(それからずっと)



こんなことが書かれています。


女の子に人気の
プリンセス・ストーリー

少し視点を変えて
読んでみると…

シンデレラは
外見が美しく
踊りが上手だったから
王子様に選ばれた…?

小人が、白雪姫に出した同居条件は
掃除、洗濯、料理、裁縫
アップルパイが焼けること

眠れる森の美女は、
眠って待っていただけ
ただし、美しいことが条件



女の子はこうあるべきと言う概念が
戦略的に埋め込まれた物語…?



私も、かつては
ディズニー大好きでした。

でも、今は…

子供に白雪姫の衣装とか着せた
家族などを見かけると心配になります。

この子は将来自立できるのかしら?

王子様は、来ないよ!!


ジェンダーギャップは、女の子にも
幼少期に刷り込まれてる?


ただ…2021年現在
社会、特に大企業などで
もてはやされるのは
ディズニープリンセス的な女性

わきまえた女

と言うのは
高齢オジサンたちには
未だに当然の概念です。

学校教育などでは男女平等が
当たり前のようですが

企業の採用面接で
そんなことを言ったら

古い体質の大企業には
採用されないかも…

そうゆう企業には入社しません!
という強い意思があればいいけど。

社会の常識が変わるのには
時間がかかります。

今までとは違って
転職もしやすくなるんだろう
とは思いますが

仕事を決めるときは
自己分析、企業分析だけでなく

・安定した大企業で
   古いオジサンに媚びを売る

・NewTypeな企業を選ぶ

・自分で事業を起こす

などの視点も必要かと思います。


でもこれ
見極めるのが非常に困難!

女性活躍推進法によって
「えるぼし認定」「くるみん認定」など

国のお墨付き、優良企業認定をやってみたり

女性役員がいない企業を
「多様性ゼロ企業」など
言ってみたりしていますが

女性役員がいるからと言って
多様性があるとは限らない。

こんなのは、企業側でいくらでも
操作できますから。


なのでこれからの時代は…
「就職して安心 (^^) 」

ではなく

今となっては当たり前ですが
「複数の選択肢を持っておくこと」
(変だと思ったら次に行く)

それが大事なんだろうな…
と思います。。



ディズニー・プリンセス・ストーリー

物語の本筋を、少し別の角度から
考えてみてはいかがでしょうか。