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不登校児のお母さん、おつかれさまです。
一夜明けて・・・
ほとんど眠れなかった。
ぴぃの添い寝すら許されなかった私は、夜な夜な泣き腫らし、目がパンパン。
心の限り泣いたのだから、気持ちも切り替わってると思ってら、そんな簡単ではなかった。
整理できないままの気持ちでパパを送り出し、仕事を開始する。
どうにか、ぴぃが起きてくる前に切り替えて、なんでもない仕様に切り替えよう。
ぴぃもだいぶ遅くまで眠れなかったようで、昼過ぎに起きてきた。
明らかにいつもと違う。無表情のまま低い声で言った。
ぴぃ「勉強するから、教えて。」
夜通し考えたんだと思う、自分が行きたい場所へ行く方法であって、私が安心する方法を。
なんでもない、別にそれを期待してたわけでもないから、嬉しいとも思わない。
ただ、やりたかったら自分でやろうとするぴぃを知ってる。
だから、自分のためじゃない、私のために言ってるんだなと、すぐにわかった。
私「いいよ。ごはん食べ終わったらね。」
ご飯を食べている間、無表情のままiPadを眺めるぴぃ。
ぴぃ「勉強がしたい、でもどうしよう?パズルもやりたい。」
低い声でボソっとぴぃが言った。
友達から代行依頼されていたジグソーパズルを眺める。
私「やりたい方をどうぞ。」
ぴぃ「元気がないからパズルにする。」
ぴぃは結局この日、勉強をやらなかった。
先日の私のいらぬ励ましの中に「だったら勉強すればいいじゃん」という空気を勝手に感じとったんだと思う。
だから、やりたくなけどやらなきゃモードを見せれば私が安心するし喜ぶと思ったに違いない。
ただ、私は「勉強する」と言ったからと言って喜ぶわけではなかった。
だから、安心してパズルを選択したぴぃ。
夕方、ワンコの散歩にでると言うと、一緒に行くとついてきたぴぃ。
行こうと思っていたコースをコンビニコースに変え、ぴぃの好きなアイスを買ってやる。
ただ、行きも帰りも会話はない。
話しかけても、帰ってくる言葉は少ない。
長い時間をかけて、私の様子を伺われている気がする。
平常心、平常心と心がけ、鼻歌を歌って気を紛らわした。
時間の経過と共に、少しずつぴぃの口数が増えてきた。
夜ご飯を終え、そろそろ11時を回るという頃、
ぴぃ「今日はぴぃ全然話さなかったね。とっても闇落ちしてたんだ。なかなか戻って来れなかったの。」
私「戻ってきたの?」
ぴぃ「うん、なんとか戻ってこれた。」
私「しんどかったでしょ。戻ってきてくれてありがとう。」
もういい時間だと言うのに、この日の時間を取り戻すかのようにおしゃべりをした。
普段見ないテレビも一緒に見た。
そして一緒に寝た。
私の一喜一憂がぴぃの思考に大きく影響を与えてしまうことを改めて感じた。
悔しいけど、肝心なところで無力なくせに、影響力だけはある。
ちゃんと立て直そう。
そして、覚悟を持ってまた、なりたいお母さんでいよう。
おつかれ、自分。
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