見出し画像

老いにあらがった

毎日を鬱々と過ごすことによって何倍も速く年をとっている気がした。

適齢期でもあるが白髪が出てきたし、しわシミも気になる、体の節々がかたいし痛い。

不登校児の親への言葉でよく見聞きする言葉

自分に目を向けて、自分を大事にする

あからさまに不幸をまとっているように老いていくのはやだ。

まずアンチエイジングから取り組むのが手っ取り早かった。

半年に一回だった美容室を3ヶ月に一回にして

2ヶ月に一回のフェイシャルエステ

1ヶ月に一回のアロママッサージ

きまぐれなタイミングでマツエクやネイル

化粧品もアンチエイジング系にグレードアップ

基本テレワークで外に出ないくせに洋服もたくさん買った

とにかく自分にお金をたくさんかけた

取り戻せているのか、改善されいているのか、老いを食い止めることができているのかは分からない。

でも、気持ちが前向きで明るくなる後押しをされている感覚は確実にある。

老いにあらがうこと、これも自分を大事にすることの1つだと思う。

お金はかかるけど、

いつか何かのために貯めておくお金より、

今の自分のために投資するお金のほうが意味がある。

今の自分が輝けば、どうあれ未来も明るい気がした。

そういえば、ぴぃが強迫性障害の症状がではじめたころ

同じように娘さんが強迫性障害という方と電話でお話をさせてもらった。

その方の娘さんは発症時期が中学生のころで、

症状を聞く限り、思春期もあいまってぴぃよりひどいように感じた。

シングルマザーであることに加え、それ以上聞きたくないと思うほどご苦労なさっていた。

すでに娘さんは自分自身でしっかりコントロールできるまで改善し自立されていた。

ただ、その苦労話から伺えるイメージとはうらはらに、

LINEのアイコンで使用されてるお写真は、

私よりは年上の方だなっていうことはわかるものの、

きれいなネイル、整った眉毛、ヘアスタイルも素敵で、大胆に腕がでるトップスを着たその方のきれいな姿だった。

写りのいい写真ということを差っ引いても、ご苦労された影は少しも感じられなかった。

そして最近、
変更しましたとタイムラインにでてきたその方のアイコンは、

変わらずきれいなその方と、よく似たきれいな娘さんとのツーショットだった。

あの時の衝撃をすっかり忘れていたけど、

気づけば私も、その方と同じような道を歩んでいるのかもしれない。

老いにあらがい、自分を美しく保とうとすること、

それは自分を大事にすることの一つであり、希望の一つだと信じるしかない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?