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門限は無し、それは信頼関係がくれた賜物。

週末ぴぃはまたお友達とアニメイトへお出かけした。

自分の予定となると、いつものように待ち合わせの何時間も前から落ち着かない。

自分で勝手に着替えてくれていいのに、「洋服の準備はまだか」と少し偉そう。

でも、なんだか楽しそうだから、「はいはい」と言うことを聞いてしまう私。

家を出る際に門限の話になって、「帰ってきてくれれば何時でもいいよ。」と思わず言ってしまう。

ぴぃ「そうそう、それそれ。うちは本当にそういうところが自由だからいいんだよな〜。」

門限の他、なんかしらの制限がガチガチのお友達が多いからか、ぴぃはそう感じてるらしい。

『いや違うのよ、ぴぃ。

今まではそんなことなかったのよ。

宿題だってやれやれうるさかったし、いちいち「大丈夫?」って聞いてた。

君のことが心配で心配で、今みたいにゲームやYouTubeの時間も、放課後遊びだって、どんなに楽しいことでも自由にやらせてなんかいなかった。

今は、君がいてくれればそれでよくて、君が楽しいとか嬉しいって様子を見ているのがママも嬉しいのよ。

それに、何時に帰ってきてもいいって本気で思ってるわけじゃないのよ。

きっとお友達の方が門限きっちりあるだろうから、お友達に合わせて帰ってきてくれればいいと思ってるのよ。

そもそも君が持ってる危険予測と危機回避能力で遅くに帰ってくるとは思えないし、それは一方で君のことを信頼しているからなのよ。』

そんなふうに思いながらぴぃを見送る。


ぴぃは私からの監視とコントロールをガチガチに受けていた頃を忘れてしまったのか。

それとも、不登校の間に何もかもが無制限になって、やりたい放題の思い出があの頃を上書きしてくれたのか。

どちらにせよ、なんかいい感じの信頼関係が生まれてるな、と改めて実感。

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