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外にお茶しに行く時間を作った。

もともとの話ではあるが、出かける時は必ずお茶する時間を作っていた。

友達との予定があっても、早めにでてお茶する時もあれば、解散後にお茶して帰ることもあった。

何か予定が入ると、お茶する時間をどこに作るかを考えるのが楽しかった。

本を読んだり、携帯いじったり、過ごし方は色々だけど、自分にはすごく必要な時間だったということが、後になってしっかりわかった。

きっかけは数秘術。1人でいる時間が私の心が一番喜んでいることだと知った。


ぴぃが不登校になって、

その時間を持ってはいけないと思い込んでいた自分、その時間が持てていないことで心が満たされていなかった自分に気づいた。

不安定なぴぃを家に残し、お茶しに行くなんて考えられなかった。

でも、その時間を持たないと、自分はいつまでも満たされず、日々を悲観して過ごすしかないというループから抜け出せないと気づいた。

思い切って、1時間だけ近くのカフェに行ってみる。

ずっと読みかけだった本を読んでみる。

なんとなく最初のうちはまだ罪悪感があった。

その罪悪感のおかげで、帰ってきても出る前と変わらずゲーム漬けになってるぴぃを見てもモヤモヤすることはなかった。

でも、私がモヤモヤしないことで、ぴぃの心も安定していってるように見えた。

週に1、2回、2、3時間、少しずつお茶の時間を長くしていってみる。

心が満たされた状態だから、帰ってからのぴぃとの時間が楽しくなる。

少しずつ、ぴぃは大丈夫と信じて、お茶を楽しめるようになった。

私にとってもぴぃにとっても必要な時間と思うと、罪悪感なく過ごせるようになった。

今でも時々、買い物ついでにお茶をする。

今は必要と思ってというより、本来の自分らしいスタイルと思ってできている気がする。

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