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お金の意識深堀ワークを作ってみた

「家計簿とか収支表は作っているけど、なんだかあまり変わらない。」
「お金のこと、もう少しなんとかできないかな。」
「なんとなくお金を使ってしまっているような気がするけど、このままでいいのかな。」

以前はそんなことを考えていました。
そして色々本を読み漁り、お金について色々考えたり深堀に通じる振り返りをやってみました。

その結果、以下紹介するワークを通じてお金に対する意識を深堀することで、「この使い方でいいのかな?」「いつのまにかお金が減っている」
という悩みが軽減され、お金に対する向き合い方や使い方が少しずつではありますが、自分にとって良い方に向かい始めました。

そのワークについて今日は書いてみたいと思います。ワークは全公開しているので、ちょっとお金に関する意識をアップデートしたい!という方は手元の手帳やノートなどに書いてみてください。

それでは、いきましょう!


1.お金とは〇〇

あなたにとってお金はどんな存在ですか?
お金=制限
お金=力
お金=応援
お金=幸せ?

どんな概念を持っているか、思いつく順に書いてみましょう。

どの言葉に呪いを感じますか?
どの言葉の概念を身近に感じたいですか?

2.お金に関する概念がどこから来ているか振り返る

たとえば
「お金は大事に少しずつ使わなくてはいけない」と思っているとしたら、その考えはどこからやってきたのでしょう。

何か使いすぎてしまって手痛い経験をしているのか、それとも親からの影響なのか…

お金に対して自分が今持っている概念がどこからきているか考えてみましょう。

特に親や家族から影響を受けている場合も多いです。その場合は、親や家族が持っているお金の概念を書き出してみましょう。(親のお金に対する口ぐれとか…)

そうすることで、これは自分の大事にしたい概念なのか?それとも人から強く影響を受けているものなのかが区別できます。


3.お金の流れを追う

自分の周りのお金の流れを確認しましょう。
誰から、
どの口座に入って、
どの口座に移して、
誰に対して支払っているのか。

その流れがいくつかある人は、流れをシンプルにしてみましょう。
口座がたくさんある場合は、4のワークの役割分担を分けたポケットの意識をもつと何にどれだけ使っているかわかりやすくなります。

4.いくつかのポケットをもつ

どんなことにいくら使っているのか。
消費、浪費、投資…
誰かへのプレゼントにはいくら使っているのか。
自己投資にはいくら使っているのか。

可能であれば口座を分けるか、
そうでなければどの項目にどれだけ使っているか集計してみましょう。

それはあなたの理想の比率になっていますか?
もし違うと感じるなら、どういう比率で使いたいですか?書いてみましょう。

ちなみにわたしは投資用の口座は分けていて、自己投資やプレゼントに使ったお金は手帳にそのためのページを設けて記録しています。(メモアプリNotionでも記録してます!)

5.お金に関する原則を知る / おすすめ書籍

お金に関する書籍はたくさん出ています。
いくつか読んで知らないものは取り入れてみましょう。
こちらではおすすめの書籍を紹介します!

漫画バビロンの大富豪の教え

漫画でとても読みやすい1冊。
お金の原理原則、使い方、増やし方を一気に俯瞰して学ぶことができる一冊。

欲望の見つけ方

自分のお金の使い方は欲望に通じます。その欲望は”模倣”の影響力が大きいことを学べる1冊です。どんな模倣をしたいのか、どんな模倣に巻き取られているのか。立ち止まって考えさせられる一冊。

happy money

幸せなお金との付き合い方。それは知識だけでなく、感情的なものも含まれる。感謝をしてお金を使うことについて学べる一冊。


お金のむこうに人がいる

お金の向こうに人がいる。
ビジネス書で涙が出た一冊。
お金があると安心!と思ってしまいがちですが、お金は何かと交換するために存在しているのであって、その何かを提供してくれる”誰か”こそが大事。
感謝する人、在り続けてほしい物に対してお金を使おうと思える一冊。

三千円の使いかた

小説です。様々な登場人物がいろんなシチュエーションでお金と向き合う姿が描かれています。どんなお金との向き合い方に心が揺れますか?
数字としてのお金の使い方ではなく、心としてどんなふうにお金と向き合っているか考えているときだからこそ、小説で出会う言葉に響くものがあるかもしれません。


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6.お金をつかったときの体温を知る

お金を使ったとき、自分の状態がどうなったかに注目してみましょう。
深い満足感を感じたのか、期待に胸をふくらませてつかったのか、
嫌々使ったのか…

そのお金を使ったときのときめきの大きさと持続度について振り返って記録してみよう。

そうすると、どんなことにお金をつかったときが自分にとってレバレッジが高い使い方なのか見えてきます。
(※レバレッジが高い…少ない投入量で大きな成果を得ること)

たとえば、カフェに入ったあとの幸せやそこでの時間はどれくらい幸せをもたらしてくれたか。
季節の果物を買って食べる幸せは、私の中ではかなりレバレッジの高い使い方です。(ちょっと贅沢したな、と思う巨峰。でもすごく幸せで、体も喜んでいる!)

7.ハッピーな循環をつくる

どんな相手にお金を渡したいか。
感謝の気持ちをもって渡したり、自分にとって大事な人が幸せになるお金の循環に、自分のお金を入れているか確認してみましょう。

日々生きているといろんなサービス、物を受け取っています。自分がこれからも存在してほしいもの、サービスにお金を使っているか確認してみましょう。

リアルな話をすると、自分が使ったお金の受取人(たとえば企業)はどこに存在しているでしょうか?自分の住んでいる地域の地元企業だと、その方の所得はあがり、払う税金も増え、その地域の税収アップにも繋がります。自分の住んでいる地域の生活環境向上にも繋がるかもしれません。

そう思ってから近所のパン屋さんで気持ちよくお買い物が進むようになりました。

8.お金の使い方を採点する

お金の使い方について、10点満点で採点してみましょう。
まずは今日一日の使い方から。

昼食にコンビニでパンを買った 4点
ついうっかり予定していなかったデザートも買った 3点
カフェでゆっくり過ごした 8点
失くしてしまったペンを買い直した 2点
大切な友人にプレゼントを贈った 10点

など。
同じカフェに入る行為でも、「時間つぶしのために入ったとき」と「目的を持って入った時」では点数も違うかもしれません。

自分のコンディション(体調・気分)でも違うかもしれません。数値化して、なぜその点数になったかを深掘りしてみましょう。
そしてどんなときに高得点になるのか共通点を探してみましょう。

共通点が見つかったら、自分にとって点数が高くなる使い方や条件を整えるように意識してみましょう。

わたしは特に体調が点数に影響を及ぼしています。本当に必要なことにお金を使えることが多いです。お腹がすいているとうっかり買いなど、しがちです。


9.お金のポジティブ体験3つ・ネガティブ体験3つ

お金に対するポジティブだな、と思う体験と、「これは繰り返したくない!」と思うネガティブな体験を書いてみましょう。

たとえばそれは、
バースデープレゼントを渡して喜んでもらったことかもしれないし、
始めて行く場所から受けた刺激かもしれません。
人によってどの体験を、どう感じるかは違います。

ネガティブな体験も同様です。
お金の貸し借りをして揉めたことかもしれないし、管理が良くなくて困ったことかもしれません。

どんなことがあったかを振り返ってみましょう。


10.お金を使わないで解決する思考グセをつける

お金はとても便利なものです。
それは貨幣社会に私たちが生きていて、お金はたくさんのものと交換することができるツールだからです。

ちょっと困った時、コンビニや百円均一ショップにお世話にはなります。でもすぐに解決できる分、私たちの思考力は低下します。

お金を使わずにどうにかできないか?を考えるクセを持つと驚くほど、考えることが増えます。

そして、実は安易にお金を使っていることに気付くのです。

11.お金に対する口癖はなあに?

お金に対してどんな口ぐせを持っていますか?

「もったいない!」かもしれないし、
「せっかくだから使おう」かもしれない。(旅先とかで使いがち)

「これ、高かったんだからね!」かもしれません。

自分がどんな口癖を持っていて、これからどんな口癖を持っている人になりたいか考えてみましょう。

以下について、ノートや手帳に書いてみましょう。

・今の口グセ

・これから口にしたい口グセ



さいごに

11のお金の意識深堀ワーク、いかがでしたでしょうか。
ちょっとボリュームがありますが、お金に対する自分の意識を少し変えるきっかけになればいいなぁ、と思って書きました。

笑顔でお金を循環させる一歩を踏み出せるワークの紹介でした。
自分のお金の向かい方にモヤモヤがある時はぜひ書いてみてください!



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