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わだかまり魂 2024/04/07

・先日サブスク解禁された、ゲーム『塊魂』のサウンドトラックを繰り返し聞いている。おそらく、今年はことあるごとにこのアルバムへ帰ってくるだろう。

・『塊魂』に関する最古の思い出は、親戚の家へ遊びに行ったときに、当時中学生ぐらいだった従兄弟が寝転がりながら、当時最先端だったPSPで『僕の私の塊魂』をプレイし
ているのを横で眺めていた記憶だ。私は小学生か、あるいは幼稚園児だったはず。

・でっかいボールが転がって、牛や建物を巻き込んでさらに巨大化する。そしてポップなBGMに、ビビッドなデザイン。おそらくそのとき初めて携帯用ゲームを見た私は、未知の機械に強く惹かれた。その憧れが、2024年現在の私をゲームへ熱中させる原動力の核になっている。

・結局『塊魂』をクリアまでプレイすることはなかったが、特徴的な音楽は忘れられない。キリンジを中心に、松崎しげる、水森亜土、浅香唯などが名曲を歌っている。中でも、椛田早紀の “LONELY ROLLING STAR” が完璧な恋の歌になっている。続編で発表された “Sayonara Rolling Star” と連なる、ゲーム史に残る楽曲になっている。


・本日で春休みも終わりだが、少し心残りがある。

・友人の卒業旅行に同行するかたちで1ヶ月前に2泊3日で北海道へ行ったのだが、そこで小さな仲違いが起こり、空港で別れて以降連絡をとっていない。

・それは方向音痴の私が札幌での道中で何度もはぐれそうになったからかもしれないし、あるいは旅程を考えてくれた友人をないがしろにして小言を重ねたからかもしれない。少なくとも旅行3日目の彼はかなり不機嫌であったし、あまりに態度が悪すぎたのでこちらも苛々させられるほどだった。

・相手が全く気にしていない可能性も十分にあるが、あえて尋ねるのも気が乗らない。そもそも十年来の付き合いなので、時間を置けば忘れる奴だとも思う。しかし、この4月に彼が新社会人を無事に迎えられたのかは気にかかる。そもそも私を旅行に誘ったのは、卒業後の進路が不確定で不安だったからではなかろうか。

・……電話を掛けるとしたら、5月かな。新しい生活の下書きみたいなものが終わったタイミングで、改めて社会人としての彼に会いたいと思う。春は出会いの季節とは言うが、新しくなった友に会う季節となると少し気恥ずかしいものだ。


・大学の新学期が始まったら、数学の専門的な話題が増えるかもしれない。卒業まで殆ど数学(特に計算機科学)しか学ばないので、それについて初心者向けに語れる話題を探してみようと思う。

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