明日に手を伸ばしたとき
明日に手を伸ばしてみる
真っ暗闇な明日に手を伸ばしてみる
明日は明日の風が吹くとか
今日が一番若いんだよとか
希望の言葉はいくらでも言えるけど
本当はそんなことよりも今目の前を踏みしめていたいの
だって目の前がぐらついていたら
しっかり立つことができなくちゃ
めいいっぱい手を伸ばすこともできないでしょ?
地面にずっと根を張って
一杯一杯根を張って
少しずつ手を伸ばしてみたら
何かに届くかもしれないから
今は地面に頬を当てて
静かに静かに地面と向き合いながら
真っ暗の明日に手を伸ばしてみるの
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