去るものは追わず(相談業務)
朝早くから残念な話ですが、反面教師として頭の片隅に留めておきたいと思います。
コンサルティング業務の案件ですが、北陸方面は殆ど高確率で契約されていたので油断していました。具体的な提案書を渡したとたん連絡が途絶えました。おそらく新築業者に施主から提案書がそのまま流れたと思います。
新築業者は私の指定防音材を知らないので、市販品でやれると思ったのでしょう。契約にはなりませんでした。
新築の申請書をよく見たら、相談者である施主は北陸の人ではなく、埼玉の男性でした(笑)。またかよ・・・昨年から会社員の男性は全くいい加減な人が多く、情報を入手したら逃げてしまうことがありました。(職人はそのようなことはないです)
この案件はセカンドハウスのようです。(定住はしていない)
提案書の加減が難しい
見積を含めた提案書の具体性がないと、実現の可否や予算感が施主も掴めないので契約できないし、今回のように具体的な仕様まで文章で表現すると、読んだ新築業者がやれる気になってしまう(笑)。
ですが、市販の防音材で見様見真似で施工して失敗する事例は沢山あります。自業自得ですね。
もちろん、失敗してから再相談を依頼する厚かましい男性も居ます。即行で断ります。
これからは、信用できる職人の男性だけに限定して提案書を渡すことにします。先日、埼玉の職人(男性)から木造防音室のご契約をいただきました。このかたは、数年前から私のウェブサイトを見ながら、「いつか仕事を依頼したいと、コツコツと予算を貯めていた」と言われました。
有料相談の費用を提示すると可否が分かる
最近は、私の担当費用を最初から概算で提示するケースが増えています。それは一つの踏み絵のようなもので、あえて伝えます。
概算で諦めない人には、契約時に減額することがあります。細やかなお礼のつもりです。女性はだいたい、費用的なご相談を速やかにされるので、ご予算の範囲で出来る限りの事をしますと伝えてから判断を任せます。
相手に下駄を預けるスタイルは、今年はうまく行っており、正直に費用を説明したほうが可否が明確になり、私も躊躇しなくなりました。
予算的に諦める相談者は仕方ないです。私の方からは追加の連絡はしません。電話もメールもしません。
テレワークだと、相手の顔が見えないし、メールだけでのやりとりは、相手のニュアンスも分からないので、見誤ることがあります。
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