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『次は支える側』になる。男性育休取得で実感した働く上で大切なこと

こんにちは。
サウンズサロン編集部の中田です!

SGでは今年7月に男性育休社員第1号をご紹介しましたが、
あれからわずか2ヶ月で2人目が誕生しました!
とても嬉しいことです( ´ ▽ ` )🎵

そこで今回は、取得者と所属支店の支店長にもお話をきいてみました!

<プロフィール>
吉村 源基(よしむら げんき)
介護士6年→建設業界の営業職→サウンズグッドの派遣社員として介護職の経歴を経て、2022年5月に、介護士派遣部門の正社員として入社。現在は倉庫内での軽作業派遣を主に行う事業部で営業を担当。

趣味:外食(美味しそうな所を見つけて家族で行っています!)、釣り(海・ショア)、フットサル。
最近ハマっていること:今月から新居(マイホーム)に住むので、家具などを見に行くこと!

ーさっそくですが、育休を取得しようと思ったきっかけを教えてください!

今回第二子の誕生だったのですが、きっかけは第一子の誕生です。第一子は早産でとても小さく生まれてきました。当時は別の会社で仕事が激務だったため、妻に負担をかけてしまい後悔をしたので、第二子の今回は育休をとって、自分のできることはやりたいと思いました。

ー育休取得を決めてから、上司に相談したときの心境を教えてください。

正直、受け入れてもらえるのかとても不安でした。その思いが表情にでていたようで、横尾支店長に相談した際、「おめでとう!!深刻そうな表情だったから退職の相談かと思った。育休の話でよかったよ。」と言われました(笑)。
「育休はもちろんとれるから大丈夫だよ!ご家族をサポートして下さい」と後押ししてもらい、とてもホッとしたのを覚えています。

ー支店のメンバーに伝えた時はどのような反応でしたか?

みなさん「おめでとう」と言ってくれました。育休について伝えるときはとても緊張しましたし、やっぱり不安がありましたね。
「もちろん取得して下さい!むしろもっと長く取得するべきですよ!」と、メンバーは言ってくれて、驚きと嬉しさでいっぱいでした。
「ご家族や自分自身の為にも育休とった方が良い。」と自分事のように考え応援して下さった事で、育休を取得することに前向きな気持ちになりました

実は、育休開始日前日に、メンバーからサプライズプレゼントをもらいとても感動しました。おむつをいただき、妻も大喜びでした!

支店メンバーにオムツをプレゼントしてもらいました♩

ー業務の引き継ぎはどのように行ったのですか?

実は、特に特別なことはしていないんです。普段からチームで仕事をしていることもあって、自分が担当している仕事やお客様の現状、スタッフさんの入職状況などを常に共有しています。そのため、自分がいなくても仕事をスムーズに進めることが出来る体制がもとから出来ていました。実際に、休暇中も問題なく終えることができました。

ー実際に育休を取得した感想を教えてください。

取得出来て本当に良かったです。妻や子供と向き合う時間がとれて、妻の大変さや子どもの大切さを改めて実感しました。産後の妻には少しでも楽にしてもらいたかったので、育休中は授乳以外のことは全てやりました。夜中も3時間おきにミルクをあげたり睡眠時間をまともにとれない状況に加えて、日中はおむつ交換などのお世話の他に、家事をしたりと…やることが本当に多すぎて。24時間体制で子供の対応をしながら家事、炊事をしたりと体力や精神も削られます。それでも子供の笑顔や仕草、成長を感じる事でストレスが全て吹っ飛び、幸せホルモン放出しまくりでした(笑)。夫婦2人の子供なので、協力して育児に専念することができて、とても有意義な時間でした。

これも支店メンバーの協力があってのことだと思っています。育休中にオンラインで少し顔を合わせたのですが、その際に「今寝れてますか?」「お子さん見たいですー」など、自分や子どものことを気にかけてくれて、育休取得前よりもさらに感謝の気持ちが高まりました

ー仕事をする上での今後の目標などあればお聞かせください!

今回、私が育休で支店メンバーにたくさんサポートしてもらったので、何かあった時は今度は自分がサポートする側としてみんなを支えていきたいと思います。今後の目標としては、まずは主任に昇格し、ゆくゆくは熊本支店の支店長になりたいです。先頭を走ってみんなを引っ張るリーダー的な存在になりたいですね。

ーこれから育休を取得するか悩んでいる人になんと伝えたいですか?
個人的には、取得することを応援したいです。
「メンバーに迷惑をかけるんじゃないか」という理由で取得を躊躇している人もいるかもしれません。もしかすると10人中1人くらいは、育休取得に難色を示す人がかもしれませんが、私は取得後の自分の行動でそういった意見も払拭できると思います。

・育休から戻ったら、これまで以上に仕事に貢献する。
・メンバーとの信頼関係を深め、より円滑に業務を進めていく。


とにかく「育休を取ってもらって本当によかった」と心から思ってもらえるように打ち込むことが大事ですよね!
そうすることで、懸念派の人にも「パパが育休取るって良いことだな」と思ってもらえて、お互いが気持ちの良い結果になるのではないかと思います。

お宮参りの記念撮影★

<上司の立場としての想い>支店長の横尾さんにもインタビューをしました!

ー吉村さんから横尾支店長に育休の申し出を聞いた時の心境を教えてください。

育休の相談を受けた時は「おめでとう!!!!」という気持ちでいっぱいでした。とても嬉しかったです。
実は、相談される前、いつも元気な吉村さんが、最近元気がないな、、、と感じてました。そうしたら、深刻な様子で「相談があります」と言われ、退職の話か?とドキドキしてたんです(笑)
吉村さん自身やご家族のためにも育休を取ってほしいと思いましたね。

ー上司として、男性育休を部下に取らせるために大事なことは何だと思いますか?

まずは「育休は女性だけの制度」という固定観念をとりはらうことが大事だと思います。
17年前に私の子どもが生まれたときは、まだ世の中的にも男性が育休を取得することは珍しい時代でした。ですが今の時代は男性も育休をとることが当たり前となってきています。
育休を取ることで、タイムマネジメント意識が高まり、「この時間でやりきって帰ろう」など、結果的に時間効率も上がったり、仕事にもプラスになる面がたくさんあります。
また家族の存在は「より頑張ろう!」という励みになると思いますね。仕事に対してのモチベーションも変わると思うのでぜひ今度もメンバーには積極的に取得してほしいと思います。


編集部のあとがき

今回のインタビューを通して、一人ひとりが自分らしく働ける環境づくりが大切なことはもちろん、支店メンバーとの日々の信頼関係を築いていくのがとても大切だと実感しました。育休に限らず、「自分の行動は、鏡となって相手から返ってくる」その姿勢でどう行動するかが大事ですね。

私(中田)も人事担当の身として、育休を取る人&サポートする人のそれぞれが、安心して取得できる/サポートできる、取り組み・環境づくりをこれからも目指していきたいです!

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