自由は不自由
「締め切りの無い案件は、永遠に終えられない」
と言われているように、人間は基本的に怠惰な生き物であり、切羽詰まらなければ、いつまで経ってもやろうとしません。
そのため、あらゆる行動に締め切りを設定したほうが、物事は円滑に進みます。
締め切りというのは、時間の区切りのことです。
たとえば、
「いつまででも読書をしても良い」
というのと、
「今から10分間だけ読書をする」
というのとでは、後者のほうが本の中身がしっかり頭に入るでしょう。
会社で働いている人は、仕事の時間もお昼ごはんの時間も規則で決められていますので、仕事が自動的に円滑に進みますが、フリーランスはすべて自己管理しなければなりませんので、余程強く自分を律しなければ、たちまち仕事が頓挫してしまうでしょう。
自由であるのは一見すると素晴らしいように見えますが、結局は、区切りやルールを自分自身で作ってそれを自分に課し、常に自分を監視していなければ何一つできないものです。
効率の良い区切りやルールを自分で作るか、他人が作ったものに従うかという、ただそれだけの違いです。
安らぎを必要としている人、美しい音楽や優しい音楽が好きな人、音楽による感情のマネージメントに関心のある人はサポートしてください!