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コード進行で考える曲紹介

※この記事を見てのサポートはご遠慮願います。
収益を目的とした記事では御座いません。
音楽を文字で楽しくしてみたいだけで御座います。

〜はじめに〜

今日は音楽レビューなんですが、少し趣を変えてみます。
昔、NHKで「亀田音楽専門学校」という番組がありまして、
亀田誠治がJ-POPのヒット曲に隠された音楽を分析をするという
とても興味深いものでした。

私もまがいなりにもギターは少し練習していて、とても勉強になる番組でした。
素人な私ですが、ちょっと、音楽的分析要素を入れた
音楽レビューでもしてみたいなと思い、そんな音楽紹介をしてみます。

素人による分析ですので、寛大な目で見て頂ければ幸いです。
それでははじめさせて頂きます!!

~メジャーコード、マイナーコード、メジャー7thコード~

レビュー前の前置きです。
メンドクサイ方はすっ飛ばしてください。
ここではわかりやすくするためにあえて、
変化記号は♭を使わずに全て#で揃えています。
ご了承ください。
元来であれば、マイナーコードはメジャーコードをメインに半音下げる
という発想であれば♭をつかうのですが、
ここら辺がごちゃごちゃになるので、あえて#統一。
ギターをやると最初に覚えるのがコード演奏。
さらに最初はその内の基本コードを弾いてきます。
まず代表的なものがメジャーコード。
まずはコードネーム
コードネームとは簡単に言うと、ドレミファソラシの言い換えです。

ド→C、レ→D、ミ→E、ファ→F、ソ→G、ラ→A、シ→B

と各自名前が付与されています。
・メジャーコード
それでは一般的に言われるコードとは何か。
それは和音です。(複数の音)
Cのコードを弾くというのは
音はCEG(ドミソ)
Dのコードを弾くというのは
音はDF#A(レファ#ラ)
Eのコードを弾くというのは
音はEG#B(ミソ#シ)

と続いて行く訳です。
こりゃなんの規則性なんかと言いますと、
ピアノの鍵盤を思い浮かべてください。
ピアノは白鍵黒鍵をドからシまで書くと、

ド・ド#・レ・レ#・ミ・ファ・ファ#・ソ・ソ#・ラ・ラ#・シ

と並んでいます。
Cのコードの進行とは
ドを基準に次の音はドから4つ目の音(ミ)と3つ目の音(ソ)
Dのコードの進行とは
ドを基準に次の音はレから4つ目の音(ファ#)と3つ目の音(ラ)
となっています。

コードネームを基準にそこから4つ目の音と3つ目の音を組み合わせる3和音がメジャーコードと言います。

なので、その後も
FはFAC(ファラド)
GはGBD(ソシレ)
AはAC#E(ラド#ミ)
BはBD#F#(シレ#ファ#)

と続いていきます。

ギターを始める方で難しいのが形で覚えてしまうとこの理論が良く分かないんですよ。
その分ピアノが弾ける方は音階の仕組が分かりやすいので羨ましい。

このメジャーコードを弾いてみると
この一定性は綺麗に調和した明るい響きを持っています。
明るい雰囲気の楽曲ではこのメジャーコードを中心に構成されます。

それでは次にマイナーコード

・マイナーコード
先程のメジャーコードをベースに説明します。
マイナーのコードはコードネームの後にmを付けて書きます。
簡単です。
Cm(シーマイナー)のコードを弾くというのは
音はCD#G(ドレ#ソ)
Dm(ディーマイナー)のコードを弾くというのは
音はDFA(レファラ)
Emのコードを弾くというのは
音はEGB(ミソシ)

ド・ド#・レ・レ#・ミ・ファ・ファ#・ソ・ソ#・ラ・ラ#・シ

先程のメジャーコードの説明から引用すると

Cmのコードの進行とは
ドを基準に次の音はドから3つ目の音(レ#)と4つ目の音(ソ)
となっています。
Dのコードの進行とは
ドを基準に次の音はレから3つ目の音(ファ)と4つ目の音(ラ)
となります。
メジャーコードと比較すると3和音の真ん中の音が半音下がっているだけです。
FmはFG#C(ファソ#ド)
GmはGA#D(ソラ#レ)
AmはACE(ラドミ)
BmはBDF#(シレファ#)
となります。

メジャーコードは明るい響きを持っているのが、
真ん中の音を半音下げたマイナーコードではその雰囲気が一辺
悲しさや恐怖、哀愁などを感じられる暗い響きを持つんです。
これが音の不思議。

さて、ここで一度おさらい。
メジャーコードは長調、マイナーコードは短調と言われます。
ここの説明をしていくと長くなるので今回は抜きます。
そして、こんな動画がありました。

ハ長調がメジャー、ハ短調がマイナーと聞いてもらうと、
明るい・暗いの雰囲気が伝わりますでしょうか?
それを感じる動画です。

今日のコード説明の最後、メジャー7thコード。
・メジャー7thコード
メジャー7thコードとはメジャーコードとマイナーコードの複合技コードです。
メジャー7thは4つの音の組み合わせで出来ています。
Cmaj7(シーメジャー7th)のコードを弾くというのは
音はCEGB(ドミソシ)
Dmaj7(デーメジャー7th)のコードを弾くというのは
音はDF#AC#(レファ#ラド#)
Emaj7(イーメジャー7th)のコードを弾くというのは
音はEG#BD#(ミソ#シレ#)

ド・ド#・レ・レ#・ミ・ファ・ファ#・ソ・ソ#・ラ・ラ#・シ

メジャーコードと比較すると基本の3和音は同じものを弾いています。
なのでCmaj7のコードの進行とは
ドを基準に次の音はドから4つ目の音(ミ)と3つ目の音(ソ)、
それに加えて4つ目の音(シ)が加わります。

このメジャー7thの面白い所は
一つ音を加えただけなのに、
ドミソのCメジャーコード
最初のドを抜くと
ミソシというEm(イーマイナー)コードが出来上がるという
メジャーコードとマイナーコードを両方弾くという形に必ずなっています。

なので、明るい気持ちと暗い気持ちが入り混じった何とも言えない感覚になるのがこのメジャー7thコード。

亀田音楽専門学校では亀田校長は
メジャー7thコードについて「ムフフなオトナのコード」と呼び、
「青空に一点の雲があるように感じる」と表現しています。
これがメジャーコードの明るい気持ちとマイナーコードの暗い気持ちが
交わった感情表現を亀田校長はこんな形で表現しておりました。

さてここまでが長い前置きです。
この3つのコードを前提に3つのコードをベースに音楽紹介をしていこうかと思います。

長かったー。。

~メジャーとマイナーが変わるとどう違うのか~

面白い動画がありました。
まずはマイナー主体の歌をメジャーに変えてみたら。

んじゃ、逆にメジャーベースの曲をマイナーに変えてみたら

雰囲気が全然違いますよね((笑))
音楽の面白さ。。

さて、次はJ-popのご紹介。

~世界に一つだけの花/槇原敬之 メジャーが効果的~

とてもメジャーコードが多く使われています。
なので、明るく勇気をもらえるのはこういうコードの支えもあるのでしょうか。

~Prisoner Of Love/宇多田ヒカル マイナーが効果的~

この歌ではマイナーコードが比較的主体的に使われています。
とはいいつつ、メジャーやメジャー7thも使われています。
宇多田さんはマイナーコードも含めた配列がとても面白いんです。

~君が思い出になる前に/スピッツ メジャーとメジャー7thが効果的~

これも、メジャーコードを主に使っていますが、
サビ前の「きっと僕ら導かれるまま」「ジャーンジャッジャーン」の辺りからメジャー7thが効果的に使われています。
ここら辺が上手な技。

~花-Memento-Mori-/Mr.Children メジャー7thからメジャーへの流れ~

この歌は最初メジャー7thコードばかり弾きます。
そして、「消えてった」の所でメジャーコードが顔を出します。
でも、またメジャー7thコードに戻る。
「悲しみを」の所でメジャーコードが顔を出す。
ひっこめるのかと思いきや次のサビで
メジャーコードに流れ込む。
そして今日の最後の方はメジャーコード満載。
ギターを弾いているとこの歌って面白いんですよ。
コード進行が最初暗いんです。
でも明るくなったり揺らいだりして、最終的にばくはつー!みたいな。
コード進行で見ると曲の見え方が面白いんです。

~おわりに~

単純にメジャーは明るい、マイナーは暗い、メジャー7thは微妙な気持ちと書いていますが、
そう簡単に説明できないのが音楽の面白さ。
組み合わせで無限大に感情は広がります。

もうひとつ動画を紹介します。

暗いから暗いではないんです。
周りの環境によりその音色は違う雰囲気を見せてくれます。
プロの方はこういう事を理論的に実践しているかと思うと凄いな~とただただ思う訳です。
面白いと思うものを深堀すればドツボにハマります。
でも、そのドツボも楽しいんですよね。
今日はそんな片鱗を少しでも感じて頂ければと思いました。
3時間も書くのに費やしてしまった。。

それでは本日はここいら辺で止めておきます。
さようーならー!