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【シンガーとタクシー運転手は同じ職種だ】 個人投資家のFIREへの旅路 第129夜

一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻(ICS)教授で、競争戦略を専門とされる、楠木健氏のスピーチの動画を観ていて、楠木氏にとってシンガーと、タクシー運転手は全く同じ仕事だという話をされているのが印象的でした。

話を聞くと、納得であります。

結論はこうです!


【やりたい仕事を抽象化する】

楠木氏は、どのような仕事が好きか考えていくと

・ひとりでできる仕事が良い

・顧客からの直接の評価を得たい

・利害関係が少ない

・ルールに縛られない

などだということを考えていたと言います。

その後に、学者になる道を選択したのですが、

元々は、シンガーになりたかったとのこと、

しかし、シンガーという仕事を抽象化していくと、

先程の3つの項目に当てはまり、

楠木氏にとっては、学者や、タクシー運転手と同じカテゴリーに当てはまるという考えです!


この考え方は、めちゃめちゃ参考になりますよね!



【やりたい職業を決めない】

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将来何がしたいか?

これを考えるとき、職業で考えてしまいます。

職業で考えると、憧れなどの要素が含まれて、はたして本当に

「好きな」仕事なのかという壁にぶつかります。

好きなことを仕事にするというテーマにすると、

自分がどういった性格か、どういった状況を好むのかということを

考えて、その抽象的なイメージをあげて

じゃあ、その職業ってどんなものがあるかなと考えると

「好きなこと」が仕事にできるわけですね!



【仕事と趣味】

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「好きなこと」仕事にする方法は、見つかりました。

しかし、趣味であってはいけないわけです。

仕事と趣味の違いは、一つ。

他人の役に立っているかどうか? です。

趣味は、100%自分が気持ちよければオッケー!

です。

仕事は、そうはいきません。

誰かが喜ぶものでなければ、当然、社会には受け入れられませんし、

そこに、「価値」が生まれせん。

「好きなこと」は趣味でやるなら、自由にすればよくて、

仕事にするなら、価値を考えることが必要ということです!


【好きなことを仕事にする】

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このように考えていくと、好きなことを仕事にする方法が見つかりました!

1、自分を分析すること。

2、趣味の領域で、好きなことで、なんで好きなのか上げてみる。

3、好きな理由を抽象化する。

4、抽象化した内容に、当てはまる職業を考える。

5、その職業から良さそうな職業をやってみる!

これですね!


具体的に考えると、

ひとりが好き

営業はしたくない

自由な服装がいい

PCを使った仕事がいい

時間に自由がある


こういったところかな〜

じゃあ、これを具体的な職業に降ろしてくると

WEBデザインという答えが一つ浮かぶ。

しかし、「ひとりが好き」「時間の自由」というポイントが、職場によって

変わってくるので、

確実なのは、フリーランスである。

しかし、フリーランスとなると、「営業」も自分でやる必要がある。

それをカバーするために、昔からの仲間と組んで、

WEB制作の仕事を作ることが見えきてきました。

そのように考えて、その状況を作ったわけではありませんが、

潜在意識に「こうしたい」ということがあるので、勝手にそのような

方向に身が向くのだと思います。

今は、この方向で仕事ができるように、進んではいます。

しかし、結果はまだ出ていない。

これは仲間に甘えるだけでは、現実的に難しくなるので、自分でも活動してく必要があります。

「営業はしたくない」という理想はあるのですが、

この12年ほど、営業職をやってきたので、商談という場には慣れています。

これの経験は利用した方が12年が無駄にならないかなとも思いますね!


【考え方が変わる】

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楠木氏の話を聞いて、好きな仕事の定義が変わりましたね。

職業で考えてしまうと、生まれつきの何かで根本的に実現できる可能性が低いこともあります。

どうせ、無理だよってなっちゃうわけです。

そして、「好き」でもないが、生活のためにと職業を選択してしまう。

今回の考え方を学んで、

抽象化して、職業に降ろすという作業を行えば、いくらでも選択肢は増えるし、好きなことを仕事にするということが現実にできる可能性は非常に高かくなることがわかりました!

楠木先生の動画、何個かあるので、YouTubeで検索してみてください。

何より、声がいいんですよ!笑





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