【今更聞こうよ WordPress!第1回「基礎編」】 個人投資家のFIREへの旅路 第139夜
何がわからないか、わからない!そんな状態でもわかるように書きます。
HTMLでのコーディングはできるようになったけど、案件をみてると、WordPressができないとヤバそうだな。でもよくわからん!って人に向けて書きます!(自分です)
HTML、CSSで作ったウェブサイトをWordPress化するという作業を少し前からやってますが、形にはできる。だけど、ちゃんと理解してやってないなっていうのが正直なところ。
再度、1から復習して行きたいと思います。
【WordPressはPHP】
まず初めに、WordPressってなに?から。
語り出すと長いので、制作に関連するポイントだけ!
・CMS = Contents Management System・・・コードが分からなくても更新できる。その際の編集可能領域は限られる。
・PHPをベースに作られている。・・・ プログラミング言語PHPの基礎の理解が必要になる。しかし、これはJavaScriptより簡単!
・独自のタグ(コード)を持つ。・・・ WordPress内でしか動かない独自のPHPのタグがある。これも一覧表があるので、覚える必要なし!
・編集はローカル環境で行う。・・・オープンソースとなっているので、ローカル環境を構築して、WordPress本体を自分のPCに入れて、編集することができる。
こんな感じです。
まずは、このローカル環境ってやつを作る必要があるのですが、メジャーなのは、MAMPっていう像のマークのやつ。それも使ったのですが、今回はこちらを使いましょう!こっちの方がわかりやすくていい!
LOCALっていうやつです!こちら↓↓
ダウンロードして、インストールwindows、macの各処理を行います。
サイトの名前を決めたり、色々と選択させられますが、
下記の内容でオッケーです!
Web Server : Apache
PHP Version : 7.35
これでなんと、WordPressの本体もダウンロードしてくれていて、
右上の[ADMIN]をクリックすれば、管理画面が開きます。
左側のs.a.p.design(ここは各自決めた名前)の上で右クリックして
[Reveal in Finder]をクリックすると、フォルダが開きます。
[sapdesign](各自のサイト名)→[app]→[public]→[wp-content]→[themes]
この順番でフォルダを開いていく。
[public]の中に、[wp-○○○]っていう名前のファイルが色々あるのが、WordPressの本体です。
この中の、[wp-content]の中の、[themes]の中に、WordPressのプリセットのテーマが入っています。
このテーマを選んで、そのままサイトを公開することもできます。
独自のテーマを作る場合は、
[themes]の中に、自分が書いたHTMLなどのファイル群をフォルダごとぶち込む!
そうすると、WordPressで自分の書いたコードが認識されて、テーマとして表示されます。
ただし、テーマとして認識されるのは、条件があります!
【WordPressのテーマに必須のファイル】
index.php
style.css
この2つのファイルがなければ、テーマとして認識されません。
ポイントはフォルダの一番上の階層に両方置くこと!
CSSというフォルダの中にstyle.cssがあってもダメです。
外に出して、index.phpとstyle.cssを同じ場所に置きます。
index.phpは、自分の書いたindex.htmlの拡張子をphpに変えるだけです!
style.cssは、すでにあればそのままで、違う名前にしているのであれば、
中身は空でもいいので、style.cssという名前のファイルを作ればオッケー!
簡単ですね。
ひとまず、これで、テーマとして自分のファイルが認識されます。
【WordPressに必須のコード】
<?php wp_head(); ?>
<?php wp_footer(); ?>
この2つのコードがWordPress化に絶対に必要です。
これを書くことで、WordPressの管理画面や、そのほかのプラグインの動作が正常に動くようになります。
①書くファイル
index.phpに書きます!
②書く位置
<?php wp_head(); ?>
こいつは、</head>の上です。
<head>
・
・
・
・
<?php wp_head(); ?>
</head>
つまり、<head>タグ内の一番下です。とりあえずここに書く!これはもうおまじないです。
<? php wp_footer( ); ?>
こいつは、</body>タグの上です。
・
・
・
<?php wp_footer(); ?>
</body>
wpっていうのは、WordPressのwpですので、そのheadとfooterを区切ったと
思えば良いでしょう!
これWordPressのコードです!っていう意味です。
【サイトを見てみる】
さぁ、管理画面から、htmlで書いたサイトがどのように表示されるか確認しましょう。
この時点では、レイアウトが崩れていたり、
画像が表示されていなかったりのはずです!
この理由は簡単!
CSSや、画像のフォルダへのリンクのルートが変わるからです!
つまり、リンクの書き方を変える必要があるということ。
通常であれば、
index.htmlからstyle.cssへリンクする場合。
こんな感じだと思います。↓
<link rel="stylesheet" href="css/style.css">
index.htmlから見て、cssフォルダの中の、style.cssとリンクするという書き方。相対パスの書き方です。
WordPressではこうなります。↓
<link rel="stylesheet" href="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/style.css">
これは、やり方のひとつなので、何個かやり方があります。ただ、考え方は同じです。これは絶対パスになっているのですが、その詳細は、
まず、PHPのコードの意味を見ていきます。
<?php echo get_template_directory_uri(); ?>
これの意味は??
<? php ・・・・・?> →このカッコ内は、phpのコードですという意味。
echo → 表示するという意味
get_template_directory_uri(); → これは、WordPress独自のコードで、テンプレートタグと呼ばれてます!
直訳すると、「取ってこい!テンプレートのあるディレクトリのURIを!」
なんとなく、わかりますよね?
LOCALを使って、ローカル環境で作業しているので、
get_template_directory_uri(); ←これ イコール これ↓
"http://localhost:10004/wp-content/themes/S.A.P.design"
絶対パスの始まりから追っていくと、
localhost:10004 (この数字はLOCALのSite Hostていう項目の内容と一致)
/ (の中の)
wp-content
/ (の中の)
themes
/ (の中の)
S.A.P.design →ここは各自命名のフォルダ名
つまり、
get_template_directory_uri();
この一文は、実は、
"http://localhost:10004/wp-content/themes/S.A.P.design"
これに置き換わるんです!
これが、PHPの特徴です。
なので、
<link rel="stylesheet" href="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/style.css">
=
<link rel="stylesheet" href="http://localhost:10004/wp-content/themes/S.A.P.design/style.css">
ということです。
下のように、書き込んでも、動作しますが、ローカル環境でなく、実際にアップした場合には、この記述を変える必要が出てきます。
テンプレートタグで記述しておけば、環境が変わっても、書き換えてくれるので、管理が楽なんです!!
同じ原理で、画像のリンクも書き換えていきます。
例えば、
<img src="img/○○○.jpg" alt=画像1">
というコードは、
<img src="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/img/○○○.jpg" alt="画像1">
このように書きます。
すると、先ほどと同様に、<?php echo get_template_directory_uri(); ?>
このコードが、index.phpがあるフォルダのURIに書き換わり、実際は、
<img src="http://localhost:10004/wp-content/themes/S.A.P.design/img/○○○.jpg" alt="画像1">
というコードになっているのです!!
なんと便利なPHP!
【WordPressのテンプレートタグ】
先ほどのような、何かの情報を取ってくるなどの指示が出せる
WordPress独自のタグをテンプレートタグと呼びます。
検索すると、WordPressCodexという、WordPressのマニュアルサイトが出てくるので、見てみてください。
山ほどのテンプレートタグがあって、絶望します!
しかし、使うタグは、数十ほどとのこと。
色々といじりましたが、実際にそこまで必要なさそうです。難しい開発となると別でしょうが!
テンプレートタグを使うときに大切なのは、PHPの特徴を理解しておくことですね。
先ほどのように、コードを書き換えてくれるのがPHPの大きな特徴です。
考え方は、<? php ・・・?> この中身が、何に置き換わるのかを理解すること!
Codexを見れば、説明がありますし、
どのように書けば、その情報をget して、echo するのか! これを確認しながら、コーディングすると、理解しながらかけるので、良いですね!
とはいえ、理解していなくても、できちゃいますが!
ひとまず、ここまでで、トップページの表示はうまくいくはずです!
ここから、階層ページの作り方や、そのリンク方法、ブログの投稿、プラグインの使い方など、やることがいっぱいです!
しかし、落ち着いてやれば、そんなに難しくないです。
整理してやっていきましょう!
プログラミング、マークアップあるあるですが、手順通りにやってもうまくいかないのは、当たり前です!
ここで、踏ん張って、さらに調べて、原因がわかったときに、自分のものになります!
頑張ってやっていきましょう♪
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