サウンド・クラフトはじめます

2021年度後期サウンド・クラフトの授業をスタートしました。
キーワードは音楽(アート)×プログラミング×教育。
なぜこんなキーワードなのか。
この記事を書いている私はサウンド・クラフトの担当者の一人で,音楽教育(主に小学校音楽科教育)を研究する一研究者です。なので,話は主に小学校教育によることが多いです。

教育界では,ICT教育が重視されるようになり,ICT,GIGAスクール構想,2020年度からはプログラミング教育の必修化等々。頻繁に耳にする様々な文言に焦る反面,一体どうするのだろうとちょっと(いやだいぶ)他人事でした。しかし,2020年度の新型コロナウイルス感染症によってこれらは拍車(といっても過言ではないと思います)がかかり,教科及び多くの学校がおそらく今,一番注目している,せざるを得ない事実となっている,のをヒシヒシと感じる日々です。
多くの学校の研究をプログラミングにしたり,研究会のテーマや月刊教育雑誌に掲載される情報や記事もまた然りです。
そして,本学は教員養成校。これからの子どもたちを指導することになる学生たちです。プログラミングだけではなくプログラミング教育に目を向ける必要性を感じていました。

とはいえ,どうやって?何から?一体何が出来る?
悩んで考えて調べてはみました。
でも,それで分かるわけはなく。
なので,やりたいことをやってみよう,でこの授業のスタートです。

授業の担当者は,おそらく出来ない代表といって過言ではない味府とプログラマーで表現者の間野先生。
もともと知り合いではなかった上に「出来ない味府」と「出来すぎる(プロ)の間野」の掛け合わせなので,お互いの言っていることが「意味不明」の打ち合わせから始まり,今年度(2021年)後期に授業展開まで何とかきました。

何が出来るのかはわかりません。
でも,やってみることを発信することは必要だなと授業報告を始めることにしました。

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