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ソムリエを中心として女性の新しい生き方を体現する「VIN BLUE」の“齋藤奈紀さん”

昨年8月に「VIN BLUE」を開業し、ソムリエを中心として、イベントの出店や企画、ライター、MCやモデルなど幅広く活躍する“齋藤奈紀さん”にお話をお伺いしました。

■齋藤 奈紀(さいとう なつき)さんプロフィール
出身地:福岡
活動地域:福岡市内中心
経歴:化粧品会社勤務時代の2016年に、ミスユニバース佐賀代表として選出される。その後、昨年の8月にフリーランスとして「VIN BLUE」を開業。
現在の職業及び活動:フリーのソムリエとして活躍しながら、イベントの出店や企画、ライターとして取材や記事作成、MCやモデルなど幅広く活動。
座右の銘:「向き不向きより、前向き!」

「失敗して落ち込むこともあるけど、グズグズしても仕方ない。」

Q:どのような夢やビジョンをお持ちですか?

齋藤 奈紀さん(以下、齋藤 敬称略)
夢やビジョンというよりも、目の前の目標とか計画を立てるのがすごく好きで、目の前にある目標や計画をクリアしていくごとに次の目標や方向性が生まれてくるので、これという夢やビジョンを持って、仕事や生活している感覚はないですね。

記者 なるほど。大きな夢やビジョンに向かって何かを頑張るというより、目の前にある目標や計画をクリアしていくことが原動力になっているのですね。

齋藤 そうですね。私はあまり考えずにぽんって行動します(笑)
失敗して落ち込むこともあるけど、グズグズしても仕方ないので、できるだけ早くチャレンジして、早いスピードでトライ&エラーを繰り返すようにしていますね。

記者 そのチャレンジ精神と行動力が、若くしてフリーランスで活動するに至ったわけですね。

「ワインのことを伝えるよりも、一所懸命に頑張る姿勢や、その生き様を多くの人に見せたい。」

Q.それでは齋藤さんはどんな目標や計画を立てて、実践されていますか?

齋藤 私は今ソムリエの仕事をしているのですが、目の前の目標でいうと、ソムリエのコンクールに出て仕事の幅を広げたり、中期目標でいうと、ソムリエとして一人前になっていきたいと思っています。

私はワインのことを伝えるよりも、一所懸命に頑張る姿勢や、その生き様を多くの人に見せたいと思っています。
雑誌に私の名前が載ってお店に来て下さったり、サービスを受けて私も頑張ってみよう!と思ってもらったり。同世代の刺激になれたら嬉しいですね。

今まで私はたくさんの人に応援してもらったから、私自身もう少し頑張って、今の仕事をもっと深めて確固たるものにしていき、次は頑張っている多くの人を応援できる自分になりたいと思っています。

そのために普段は週4回レストランで働きながら、色んな企画を考えてイベントを主催したり、多くの人とコミュニケーションする機会を増やしながら学んでいます。

「だからこそ、本気で夢中になれるものが欲しかった。」

Q.そもそも、そのように思うようになったきっかけは何ですか?そこにはどんな想いがあったのですか?

齋藤 ソムリエの前は、化粧品会社で仕事をしていました。私はその時にある人の勧めで、ミスユニバース日本大会にチャレンジしてたんですけど、日本大会後、ミスとしての活動も続いていたので、会社と相談しグループ会社の飲食部門に異動することになりました。ミスユニバース日本大会、そして職場の異動と環境が変わる中でこのまま埋もれたくない、という思いが強く生まれました。そしてミスユニバースも毎年毎年新しい後輩が生まれてくるので、その子たちに恥じないような生き方をしたいなと思っていました。

そんな中、異動したレストランで苦手な先輩がいたんです。好きな上司はソムリエを持っていて、その苦手な先輩はソムリエを持ってない。そこで、その先輩には負けたくないと思い、ソムリエの資格を取ろうと思いました。3ヶ月前のタイミングで勉強を開始したのですが、飲食もワインも初心者。案の定、結果はボロボロ(笑)ただ、そこから気持ちを切り替えて1年間猛勉強し、一昨年無事に合格することができました。

今までは、自分って何なんだろう?私って本当はどうしたいんだろう?と思っていたし、夢中になれるものがなくて、軸が定まらずに与えられたことをただやってきた感じでした。だからこそ、本気で夢中になれるものが欲しかったんですね。

それでソムリエになろう!と思い、挑戦することにしました。今はソムリエを通して社会的に私という存在を認識されやすくなったし、「これが私だ!」っていう軸が定まったような気がします。
今は、仕事が生き方だといえるくらい、自分でも納得できて、地に足がついたように感じています。

たくさん迷惑はかけたけど、絶対後悔はしない。

Q.今の齋藤さんの人生を変えたいちばんのキッカケは何ですか?

齋藤 ミスユニバースにチャレンジする為に、仕事の有給を取らないといけなかったんですが、職場の方達は快く応援してくれていました。
だけど現実は思ったようには上手くいかず、ある時、私自身が「まーいっか。来年またチャレンジし直そうかな。」と弱音を吐いたことがありました。
その時先輩から、「まーいっかなんてやめてよ!本当にムカつく。あなたがやるって言ったからみんな応援してるんだよ。ふらふらしないで筋を通してほしい!」と言われました。
その時、応援してもらった側の責任というものがあり、負けちゃいけないんだなということに気づきました。

ミスユニバースへチャレンジする事を通して、あんまり人の顔色を伺わなくなったし、押し通さないといけない事は、押し通さないといけないって、さらに負けん気が強くなりました(笑)
応援してくれた人が良かったと喜んでもらえるようにしたい、まわりに還元していきたいという思いだけではなく、本当に還元する必要がでてきたことで覚悟が決まり、たくさん迷惑はかけたけど、絶対後悔はしない、そういう生き方をしたいと思うようになりました。今は新しい方と繋がったり、紹介を受けて役割を頂いたのであれば、必ず求められた以上のこと、その倍返しをしたいという思いで日々挑戦しています。

記者 ありがとうございました。「負けたくない!」という強い意志と挑戦する姿勢を通して、たくさんの人に勇気を与えている齋藤さんの生き方は、まさにこれからの時代の美しい女性の生き方だと感じました。これからのさらなる活躍を楽しみにしています。

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齋藤 奈紀さんに関する情報はこちら↓↓

齋藤 奈紀:
【EDITORS SAGA】
https://editors-saga.jp/editors/nsaito.html
【SAGARICH】
http://sagarich.jp/1801leader.html
【SYNAPSE】
http://www.synapse-web.jp/models/5110/
【Instagram】
https://instagram.com/ntk_boo?utm_source=ig_profile_share&igshid=14qr7r9ivzrpu
【Facebook】
https://www.facebook.com/profile.php?id=100010091824182
 

【編集後記】

今回記者を担当した相良と波多江です。

インタビューを進めていくうちに、柔らかい雰囲気と見た目の美しさからは想像もできないほどの強い意志と、挑戦する姿勢が浮かびあがってきて、齋藤さんのお話を伺いながら、自然と熱い気持ちが湧いてきました。「次は頑張っている多くの人を応援できる自分になりたいと思っています。」という齋藤さんの言葉の中に、これからの美しい時代を創っていく女性リーダーとしての想いを感じられて、最後まで楽しいインタビューの時間になりました!

この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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