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時間の感じ方は 人によって異なっている


『奇跡講座』(A Course in Miracles)では、時間は実在しないといいます。時間は私たちの物理的な現実に囚われてできた考え。
真理に至るには必要な考えではないといってます。

  1. 時間は線形ではない: 時間は一方通行ではなく、すべての出来事や経験は「いま」に存在すると。過去や未来は、それ自体が現実ではないといってます。

  2. 時間はやり直すために使われる: 時間は、真理のめざめや自分を深く知るための「学習の場」として使うもの。人々が自分自身と他者、そして神聖なるものとの関係をやり直すために使おうと。

  3. 時間と永遠: 時間は永遠と正反対といいます。永遠は変わらないですが、時間は変化するのがあたりまえと言われる。真実は「永遠」にあって、時間はその一部分または反映でしかないと。

  4. 時間の相対性: 時間はひとりひとりの考えでつくられるもの。したがって、時間の流れや経験はひとりひとりによって違っている。

と奇跡講座は言ってますが、みなさん どう思われますか?

では今使っている時間とは、どうやって決まったのか

歴史的経緯

  1. 古代エジプトとバビロニア: 古代エジプト人は、日の出から日の入りまでの時間を12部分に分けました。夜も同様に12部分に分けたため、合計で1日を24時間としました。

  2. また、古代バビロニア人は数学的な計算を60進法で行っていたため、時間も60分、60秒という単位が用いられました。

  3. 天文学: 地球が自転する速度は一定であり、その周期が約24時間であることが知られています。この自然のリズムが、時間の基本単位として受け入れられました。

実用性

  1. 国際協定: 現代では、国際的な合意によって「国際単位系(SI)」が採用されています。この中で、秒(s)が基本的な時間の単位とされています。

  2. 科学的計測: 秒は、セシウム原子の特定のエネルギー遷移に基づいて非常に精密に定義されています。これにより、科学的な実験や工学的な計算が高い精度で行えます。

  3. 社会的合意: 人々が働く時間、学校の時間、交通機関のスケジュールなど、社会生活全体がこの時間単位に基づいて計画されています。

このように、宇宙の動きから今使っている『時間』が生み出されていきました。


奇跡講座は世の常識に、真っ向勝負を挑む

時間だけでなく、あらゆる常識や理論に挑みます。
日常のなかで奇跡講座のことを言っても、まともに取り合ってもらえないでしょう。
私もふだんは、こんな話はしません。
整骨院ではたらくときも、老人ホームでの仕事中も真面目に常識的なはなしをしています。

でも本音はこの奇跡講座が、本当だと思っているのです。
他の人も、こういう考えがあることに気づいてほしいなと思っています。
しかし、奇跡講座だけが真理に至る道ではなく
ひとそれぞれにふさわしい道が用意されているのです。

それを忘れてしまうと、宗教戦争のようにおおぜいの信者獲得が世界平和につながると錯覚してしまう。
私ひとりが、真に目覚めること。
それがこの教えの肝です。


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