この世（幻）で生きていくということ

幻であっても、ここに生きていると信じている限り、生きていくことをしなければいけない。
なぜなら、真に目覚める前に死んでしまうから・・・

人類が増えるのは、自我に囚われた人々が増えていること。
真にめざめたら、この世には生まれてこないから。
日本の出生が減少しているのは、そういう面ではいいことかも知れない。

辛い毎日を過ごすには、どうしたらいいのか？
運よく、裕福な家庭にうまれても、それが真の目覚めにつながるとは限らない。
逆に貧しい、育児放棄の親のもとに生まれても目覚めるとも限らない。

具体的なことはすべてまぼろし。
また奇跡講座の理念を理解できる年齢まで、生きる力・技術が必要。
それが仕事であったり、なんらかの生きる方法となります。
それを見つける、実力をつけるものは与えられているのです。

そうでなければ、この世に生まれただけで終わってしまう。

奇跡講座の教えはとてもシンプル。

【神はある】だけです。
神以外のものはすべて実在しない。幻です。

この真実はとても、赦しです。
寝てみる夢と同じように、目覚めるとすべてが消えている。
この世界も消えている。
この苦痛の世界も消えている。

目覚めるには、こころの声を聞き取らないとなりません。
神の使いとしてのイエス、精霊の声を聞き取る。
目覚め方を教えてもらうのです。

もちろんこの教え以外にも、真に目覚める道はたくさんあります。
あなたにとって、真実への道を見つけるために。

どこまでも探求する気持ち、意欲を忘れないこと。
それが具体的な仕事などで、それを全うすることで養われていくのかもしれません。

この世で生きるために、勉強して仕事に就く。
その探究心を、真に目覚めるための教えをみつけるための意欲を育てている。
そう思います。

ですから、いまの暮らしをあきらめないでください。
決して、自死や他死をえらばないでください。
いま必死で、この世で生きてください。

そして、生活に余裕ができてきたら
あなたにとっての、真の自分を見つける旅に出てください。
その教えに出会うまで、生きて下さい。