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データからみえるW杯の行方

1930年からはじまった、サッカーの祭典(ワールドカップ』。今年、開催されるカタール・ワールドカップで22回目(92年目)を数えるが、これまで優勝した国は、ブラジル⑤、イタリア④、ドイツ④、アルゼンチン②、ウルグアイ②、フランス②、イングランド①、スペイン①の8カ国のみ。
今回は、過去7大会(’94アメリカ〜’18ロシア)のデータから興味深い法則を見つけましたので、
予想を立てる際に参考になりしていただければと思います。

【W杯の法則①】
グループA,D,Fのチームは優勝していない。

▼A組
カタール(50)
エクアドル(44)
セネガル(18)
オランダ(8)

▼D組
フランス(4)
オーストラリア(38)
デンマーク(10)
チュニジア(30)

▼F組
ベルギー(2)
カナダ(41)
モロッコ(22)
クロアチア(12)
※(最新FIFAランキング)

この法則に当てはめると、優勝候補のフランス、強豪のオランダ、ベルギー、クロアチアが優勝する可能性は無い…。

【W杯の法則②】
ベスト16の平均内訳は、
・欧州   8〜9
・南米   3〜4
・中南米   1〜2
・アフリカ  0〜1
・その他   0〜1

【W杯の法則③】
ベスト8の平均内訳は、
・欧州   5〜6
・南米   2〜3
・その他  0〜1

【W杯の法則④】
ドイツ代表予選リーグ成績
①6勝1敗          勝率0.857
 (得点23 失点3)
② 2勝1敗4分  勝率0.286
 (得点9失点8)
③ 6勝1敗         勝率0.857
 (得点12失点4)

ドイツは、これまで予選リーグ初戦から圧勝してきました。前回のロシア大会でメキシコに0-1で敗れた試合のみが敗戦。日本戦は、最初から圧倒する勢いできそう。初戦で当たりなくない相手

ドイツ代表
ドイツ代基本フォーメーション/システム

【W杯の法則⑤】
スペイン代表予選リーグ成績
①2勝3敗2分   勝率0.286
 (得点15失点15)
② 4勝1敗2分  勝率0.571
 (得点10失点5)
③ 6勝0敗1分  勝率0.857
 (得点20失点7)

スペインは、イメージ通りスロー・スターターで、尻上がりに良くなっていく感じ。正直、初戦で対戦したかった。

スペイン代表
スペイン代表 システム/フォーメーション

【W杯の法則⑥】
日本代表予選リーグ成績
①2勝3敗1分   勝率0.333
 (得点7失点9)
② 1勝2敗3分  勝率0.167
 (得点3失点4)
③ 2勝4敗         勝率0.333
 (得点8失点12)

欧州勢より、南米を苦手としているというデータもある。守備の固いコスタリカとのも戦いも決して楽観視出来ない。

日本代表


【W杯の法則⑦】
前回大会優勝チーム予選敗退した事例が4件もある。しかも、3大会連続中。

1998 フランス 優勝
2002 予選リーグ敗退

2006 イタリア 優勝
2010  予選リーグ敗退

2010  スペイン 優勝
2014  予選リーグ敗退

2014  ドイツ 優勝
2018  予選リーグ敗退

この公式に当てはまると、優勝候補フランスが予選リーグで敗退することに…

フランス代表

【W杯の法則⑧】 
強豪国が予想外にグループ予選敗退した事例
‘94 コロンビアA
‘98 スペインD
‘02 フランスA、アルゼンチンF、ポルトガルD、クロアチアG
‘10 フランスA、イタリアF
‘14スペインB、イタリアD、イングランドD
‘18 ドイツF
※ D4回 A3回、F3回、B1回、G1回

法則①でも述べたように、A、D、Fグループで波乱が起きる可能性が高そう。
A組だと、地元開催でのリーグ敗退は、'10の南アフリカのみ。カタールが旋風を巻き起こすか?D組では、日本代表が、6月に敗れたノーマークのチュニジアが不気味。
F組は、クセ者的な存在、モロッコに要注意。2026年大会の開催国の一つで、久しぶりの出場カナダにも要注意。

大会予想については、あらためて投稿します。

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