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誰があなたの可能性を止めているの?

”自分がちゃんとしないといけない。”

その意識を手放してください。

「マシンがちゃんとしていないと思っているあなたが想像もしない素敵なあなたへと連れて行ってくれると信じれますか?」

そう私は彼女に伝えた。

彼女はちゃんとしている人だ。そして、ちゃんとしている枠に止まっている人でもあった。

ボックスに乗り、体の全ての筋肉が一丸となって動きの波を織りなしていく。
そして、私は彼女のお腹に手を置き、彼女の動きを誘っていった。
全ての動きが鳥が羽根と風に身を任せて飛び続けるように、美しく彼女の体が弧を描いていった。

さあ、ここから彼女の体が今までに行ったことがないところへ突入していくとした時、まるで夢から覚めたかのように、
「あ!」と言い

「ダメかも」と言った瞬間に身体が織りなしたさざ波がさっと消えた
マジックがさっと姿を消した感じだった。

彼女は
「いずみさんがサポートしてくれていたからできたけど、それ以上は私ではできないって思ったのかも」

と言ったが

「私はサポートしていないし、できていたのを、急に止めたのは本当は何?」
と聞くと

「実は旦那にも、私は自分の可能性を自分で止めているって言われることがたくさんあるんです」
と言ってた。

ピラティスは意識的に動かしていると思うかもしれないけど
無意識の部分が顕に出る運動だと思っている。
自分に気づかない自分が。

そして、その自分の可能性を引き出してくれるもの。

それがピラティスである。

それを理解して運動をすると
ピラティスを通じていろんな自分と対峙する。

可能性を潰す自分
可能性を信じたくない自分
可能性を見たくない自分
可能性をチャレンジしてみたい自分
可能性を感じた自分

きっと彼女は一日中そのことを考えるだろう。
そして、きっと彼女は彼女のタイミングでその答えを見つけ
次のレッスンで新しい自分で動きにチャレンジをするだろう。
そして、その先にできた自分をどう感じるのだろうか?

そのすべての行程がギフトであり、自己成長であり、喜びにつながるのだと思うと
ピラティスって素晴らしい。

そして、そこまで持っていけるインストラクターが
増えたら、この世の中はどれだけ自信に満ちた世界になるだろうか。

来週彼女に会うのが楽しみです。

自分に感動をするSoul Of Pilates 

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