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マイナンバーを返納・廃止しました

しばらくマイナンバーの混乱が騒がれていますね。国民の情報を管理し紐づける情報も多い割に、情報管理が未熟であることが混乱を生んでいます。


6月にNHKのEテレ「100分de名著」という番組で、「ショック・ドクトリン」という本が取り上げられていました。この本に興味を持ったということもありますが、番組の講師となった国際ジャーナリストの堤未果さんに高い関心を持ちました。

調べてみると既に色々な著書を表していて、近著に「堤未果のショックドクトリン」という本が幻冬舎新書から出ていました。札幌駅直結の本屋では新書で一番の売り上げになっていました。

これを読んでマイナンバーのおかしさ・恐ろしさに気づき、一国民の小さな抗議行動として返納を決めました。今返納が続いているのは、同じ本を読んで暗黙の抗議行動を行っている人々の現れなのかもしれません。


これまで新自由主義という言葉に疑いを持ったことはなかったのですが、同書を読んで自分の無知に初めて気づきました。民主化・規制緩和というのはこれまでの政治を眺めていてよいものと思い込まされてきましたが、国民が何も考えずに過ごしていると恐ろしい結果を生むことを同書は教えてくれます。

それを踏まえて今の日本の政治状況を見ると不安になります。1回ごとの選挙で国民・市民がよく考えて投票することが大切なのだと、改めて考えされました。

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