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羽毛布団を正しく選ぶ、たった1つのテクニック

羽毛布団。
そもそも何がどう違うの?
高品質なものがほしいけれど、お値段もそこそこ…
コスパが高い羽毛布団ってどれ?

羽毛布団を選ぶ際に、ぶち当たる“あるある”ですよね。。。

そんな“羽毛布団”について、
品質を簡単に見破るたった1つのテクニックをご紹介します。

そのカギを握るのは、、、

品質表示ラベル!

品質表示ラベルには、その羽毛布団の品質を表す用語や数字が
ギュギュ~~~っと凝縮されています。
これを読解できれば、
面白いほど羽毛布団の選び方がシンプルに出来るのです。

本日は、たった10秒で羽毛布団の品質を把握することができる、
究極の裏ワザをご紹介。
これであなたも失敗しない羽毛布団の選び方が出来るはず。

まず、どのように羽毛布団を使いたいか?
これをイメージしながら、ポイントをつかんでいきましょう。



羽毛布団の種類は大きく3種類。  

近年は、肌掛けと合掛けの二枚合わせの羽毛布団が人気。
夏は肌掛け一枚で、春や秋は合掛け1枚で。そして寒い冬は、肌掛けと合掛けをセットで使う。
こうすると、オールシーズン軽い羽毛布団で寝がえりを妨げられることなく、深~い眠りにつくことができますよ。


一般的に「品質」を見分けるポイントは、大きく3つ。

①保温性
②側生地の通気性
③キルティング加工あり or なし


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①「保温性」
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これは保温性のレベルです。
保温性のレベルは、「原材料」「詰めモノの配合」の2つで決まります。


~原材料~

「羽毛布団」に使われるのは、
水鳥の毛で、主にガチョウ(グース)とアヒル(ダック)。
ガチョウ(グース)やアヒル(ダック)は、
寒さから身を守るために保温性が高く良質な羽毛を備えています。
胸部分にあるたんぽぽのような綿毛は、
体が大きいほど保温性が高く、寒冷地ほど発達しているため、
アヒル(ダック)よりもガチョウ(グース)の方が、保温性は高いです。
中でも、ガチョウの親鳥(マザーグース)は、最も保温性が高く、
さらに、産地としては北半球・ヨーロッパ地域のものが保温性(品質)は高くなります。

つまりは、北半球・ヨーロッパ地域のガチョウ(グース)の親鳥 マザーグースのダウンが、最も保温性が高く耐久性も優れた原材料となります。


~詰めモノの配合(どこの部位の毛が多いか)~

詰め物は2種類。
「ダウン」「フェザー」です。

ダウン・・・胸部分 ふんわりと柔らかく心地よい質感
フェザー・・芯があるため、コシや弾力性がある。クッション向き。

この配合によっても保温性は変わります。
もちろんダウン率が高ければ高いほど軽く保温性は◎。
一般的に、ダウン率50%以上が最低レベル。
80%以上あれば○。
90%以上なら◎。
保温性を求めるなら、ダウン率90%以上の羽毛布団ですね。

-------------ちょこっと豆知識------------
「羽根布団」と「羽毛布団」との違い分かりますか?
全く違うものですよ。
「羽根布団」は、ダウンが50%未満の布団。
逆に言うと、フェザーが50%以上占めている布団のことです。

「羽毛布団」は、ダウンを50%以上使用した布団のこと。
(フェザーが50%未満)

もちろんダウンの方が保温性に優れます。かつ、軽量です。
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側生地の素材
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詰めモノ(ダウン等)は、空気が通ることで、
呼吸をし保温の調節を行っています。
いくら詰めモノが良くても、側生地に通気性がなければ、
羽毛布団の良さを発揮できません。
そのため側生地は、
綿やシルクなどの天然繊維の配合が多いものが良いです。

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③キルティング加工あり or なし
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キルティング(縫い方)の役割は、偏り防止。
中の詰めモノの羽毛が寝返りなどで1ヶ所に偏らないように、
調節する役割があります。
ある方が○。

さらに、立体的にマチを付けて縫製しているカバーであれば直良しの◎。
厚みを作るので詰めモノの保温性が高くなります。

さて、ここからが本番。
3つのポイントを頭に入れたら、品質表示ラベルを見ていきましょう。


ということは・・・・・

良質!


こんな感じで他のモノも見ていきましょう。


ポイント3つの内容が、
1つでも品質表示ラベルや商品ページに書かれていない場合は、
ちょっと品質を疑った方がよいかもしれません。
もちろん、この3つのポイントの質が高くなるほどに、何十万と価格は高くなります。



あなたは3つのポイントをどの程度重視しますか?妥協できますか??
①保温性
②側生地の素材
③キルティング加工あり or なし

「品質表示ラベル」の読解力が身についたあとは、実践編。

あなたの重視する条件をもとに、「品質表示ラベル」の内容をよ~く見て、
自分に合った賢い羽毛布団の選び方をして下さいね。

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