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【千代田区 外神田】うなぎ久保田

水槽を遊泳している、
"活うなぎ"が何とも頼もしい。

『うなぎ久保田』。
明治30年(1897年)から120年以上
続いているという、
末広町の老舗うなぎ店である。

中に入ると正面が帳場になっていて、
黒塗りで高級感ある前衛的外観の
雰囲気から一変して、昭和。
1Fはテーブル席が、
こじんまりとした空間に並んでいるが、
2F・3Fも合わせると、
お座敷等々やらで、
ざっと100席もある大きな店である。

ここの鰻は、全てが旨い。
けれども、
特上うなぎは、尚のことよろしい。

ところで『久保田』は、
創業当時から鰻問屋を兼業していて、
なんと現在も、千代田区外神田という
東京のド真ん中で、
地下から汲み上げた井戸水で
ウナギに泥を吐かせている。

これぞ、川魚の最上である。

肝の炭焼きは、ホクホクで、
苦みばしった感じ。
これでまた酒が進み、
次々にそそられる。

続く蒲焼は、"真打"だ。

因みに、
ランチタイムでは
20食限定の
特上うなぎを使用した鰻丼が、
1600円という破格値でいただける。

とは言うものの、
小生が通うなら、夜。
女将の満面の笑みが何とも温かい。

街の外れで、
存分に、
江戸を感じることができる。

うなぎ 久保田
03-3831-6082
東京都千代田区外神田5-6-9
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13016711/




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