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今こそ、HSPの私の「強み」を考えてみよう

こんにちは、HSPのシゴトと自律神経プログラム「そういう個と。」の深山です。

お盆シーズンに入りまして、お休みを取られている方もいらっしゃるでしょうか。

普段は日々のやるべきことに追われてしまう、という方も、ゆったりと心と体を休ませる機会になるといいですよね^^


そして、そんなタイミングで、改めてHSPの自分の「強み」にフォーカスしてみませんか?

とかく、生きづらさ、しんどさということにイメージが向きがちなHSPですが(メディアでは特にね)、HSPさんは、才能溢れる尖った特性を持っています。

特に、生まれ持った「強み」を生かしていくことは、のびのび生きていくことへ繋がっていると私たちは考えています。


「私の強みなんて・・・わからないよ〜」という方もいるかもしれませんが、そんな方にこそ、この記事を読んで自身の「強み」について、改めて考えてみていただけたらうれしいです。


◆強みは2種類ある


強みってどういうもの?という方へ、実は強みには2つの種類があるということをお伝えしていきますね。

・できること=DOの強み
・その人の存在そのものがそうさせること=BEの強み


強みってとても便利で、意識して使うことで仕事の成果が上がることを私自身も自覚しています。
最近は、企業や大学のキャリアカウンセラーさんもこの考え方を取り入れるようですね。

それでは、それぞれについて見ていきましょう。



◆「DO」の強み


強みと言うと、「何をするか、何をできるか」ということにフォーカスするというのが一般的ではないでしょうか。
意識的に何かする、ということです。

DOの強みは、その人の内面を抽象化して、役に立つ、または使えるものを取り出したようなものです。


DOの強みを知るツールとして、「そういう個と。」でも扱っている、「ストレングファインダー」というものがあります。
ご存じの方も多いかもしれませんね。
 
この本では、強みの抽象ワードが羅列されているのですが、扱っているのは、『できること』=DOの強みです。



例えば、「内省」という資質があります。
これは、自分の内側でずっと色々なことを果てしなく考えることができるというもの。

HSPさんは、いつも頭の中で色んなことを考えているというのを自覚している方が結構いるように感じていますが、そうした、考え続ける力というのが強みとなるわけなんです。

何のことを考え続けているかは他の強みとの関連によりますが、心の中で色んなことずっと考え続けている人は、その考える量が膨大です。
けれども、それって周りからは見えませんね。他人と考えている量を照らし合わせることもできません。

この強みを持つ人は、ある種のオタクとも言えるほど、他人から考えていることを聞かれれば、いつも膨大な世界を持って答えることができるのです。

こうした「内省」の強みは、 身体を使って動くことが重要視される仕事よりも、例えば戦略を練ったり、企画を考えたり、考える仕事が向いています。


今度は、「最上志向」という資質を見てみましょう。

この資質を持つ人は、「一番なのは何か」をいつも考えています。
「一番合う職業は何か」「一番美しいものはどれか」「一番強度を上げるにはどうしたらいいか」など、並じゃなくて、「一番」が大切な人たちです。
 
「最上志向」を持つ人は、みんなが最上のものを探している、と考える傾向にあります。
もしもキャリアカウンセラーなら、「この学生にとって一番いい道を見つけてあげたい」と自然に思っているし、コレクターなら、「一番価値あるものを見つける」というメガネでずっと世界を見てい流といった感じですね。


もう一つ、HSPの方が多く持つ特性(もちろん一般的にもある強みです)として、「共感性」という資質があります。人の気持ちがわかるという強みです。
 
カウンセラーさんやメンタルトレーナーなど対人支援、心理を扱う人には必須の強みというイメージがありますが、営業職の人にとっても成果につながる特性ですよね。
「今、目の前のお客様が何が欲しいのか?今日は買いたい気分なのか?どんな条件があると買いやすくなるのか?」などを捉えて仕事することができます。

また、学校の先生も持っていた方がうまくいく強みでしょうし、個人起業家などもこれがあった方が仕事がうまく行きますよね。


ほかにもどんな資質があるのか、気になる方は、以下から34の資質を見ることができるようです。ご参考にどうぞ。


また、「そういう個と。」代表の皆川は、ギャラップ認定ストレングスコーチでもありますので、資質を詳しく知りたいという方は、個別セッションにてご自身の資質を深く知ることができます。
ご興味ある方はお問い合せくださいね。


さて、ここまで見てきて、できることというのは、「価値観」にも踏み込んでいると思いませんか?
 その人は何を大切に見ているか、というような世界。

そう、「価値観・世界観」もある程度生まれつきなのですよね。
価値観は普通、育った環境によるものだと思われていますが、100%ではないようです。
(兄弟のいる方や、複数人の子どもを育てている方は、イメージしやすいかもしれませんね。同じ価値観の親に育てられている兄弟でも、その価値観がまったく違うというのはまさにこれを示していますよね。)

生まれつき持っているものがある、というのがこの考え方です。



◆「BE」の強み


続いては、BEの強み。
存在の力、その人が持ってくるもの、連れてくるものについて見ていきましょう。

こう書くと、「無意識的な部分のこと?」と戸惑う方もいるかもしれません。しかし、無意識は私たちの全体の意識領域のうち95%を占めているってご存知でしたか?
逆に言えば、私たちが意識的にできることなんてたかが知れている、と言い換えることもできます。

仕事をしていると、この無意識的なことによって、なんと沢山のことが左右されているか、そのことに愕然とすることがあります。

もっと言えば、その人がやろうと思ってやっていないことです。
そして、それも味方につけている人が、仕事でうまくいっているなと実感するんですよね。


BEの強みは2つあります。

①その人がいるだけで(存在のチカラで)場に影響を及ぼすこと
②その人は意識をしていなくても、いつもそういう(いい)状況になること

ひとつずつ見てみましょう。


①その人がいるだけで場に影響を及ぼす

これは、小さい頃からよく経験していることではないでしょうか。
ムードメーカーの子、その子がいるだけでクラス中がパッと明るくなる、という人がいますよね。

学校の中では、先生によってクラスの雰囲気が変わるということも体験してきたかもしれません。

他にも、高嶺の花などと言われるタイプの人が、その人の存在感があまりにも清々しいゆえ、バーゲンや安売りの話をしてる人たちの中に入ったら、(周りの人たちが何となく居住まいを正したくなってしまい)話が自然と終わりになってしまった、なんてこと、イメージできるのではないでしょうか。

政治家やステージに上るアーティスト、など人に何らかの影響与えることを仕事としている人は、この存在の力がものすごく大事な人たちと言えますね。


②意識をしていなくても、いつもそういう状況になる

次は、意図していないけれどもいつもそういう状態になってる、なっていってしまうこと。
その人本人にとって、良いことが起こるという意味での強みについて見てみます。


・いつも声をかけられる強み

どの飲み会にいってもそこにいる人っていませんか?
そういう人は、仕事の上でも色んな人から誘われたり情報を共有されたりして、その力で仕事をうまく行かせている。
営業職の方でこの強みがあるといいですよね。


・人に何かをもらう強み

小さい頃ならお菓子や消しゴム、メモや手紙、学生の頃なら塾や習い事のお誘い話、社会人になったら転職話やお金の話・・・など、ひっきりなしにものをもらう、という人がいます。
これは人とのつながりの中で何かが寄ってくる、全ては人から入ってくる、というタイプ。
こういう人は自分で稼ぎにいく、マトを狙いに行くよりも、人とのつながりを重視してもらうこと(ものだけじゃなく、仕事や情報も)に意識を置いている方がうまくいったりします。
実は、経営者にはこのタイプがとても多いとされています。


・年上に可愛がられたり、ひいきにされる強み

小さい頃からクラスの先生がいい先生ばっかりだ、先輩に可愛がられるという人、周りにいませんか?


・同僚や年下の仲間に恵まれる強み

上記と逆に、年上運があまりないけれど、仲間や年下の人間関係の広がりがすごいという方もいるはずです。


・それほど努力していないのに顔が広くなっていく強み

名刺を配りまくる、努力して集まりに行きまくる、といったことをしていないのに、なぜが顔が広くなってくる人がいます。
そういう人は、どうしてそんなに顔が広いの?と質問しても、決まって「なんでだろう・・・」と言います。
これは意識してやっていることじゃなく、存在が引き寄せることだからなんですね。


・いつもリーダー的な役割を頼まれる強み

本人はそれほど意欲がなくても、〜委員長をやらない?文化祭の実行委員長やらない?などと言われてきた人がいるでしょう。
そういう役回りの強みなんですね。
この人たちは目立つという強みがあるにもかかわらず、日本の社会の中では封印している人がとっても多い。
しかし、もういいや!私、目立つから!と腑に落ちた時から、一気に売れ出したりします。


・その業界での大御所と言われる人たちになぜかつながる強み

創始者だったり、取りまとめの役割だったり、そういう人と知り合うことが多いなあ。という方はいないでしょうか?


・人の秘密が集まってくる強み

幼少期クラスメイトの中で、会社の部署の中で、ママ友の中で、なぜか人の秘密を聞かされるという方はいませんか?
これは、この人だったら安心して話をしても大丈夫と思わせる強みなんですよね。カウンセラーさんでこの強みをお持ちの方は多いです。
中にはタクシーの運転手さんにまでいつも悩みを相談される、という方もいます。


仕事というのは、自分で目指してやるよりも、なぜかそういう状況になってしまう方がうまくいくというのはよく言われることです。
要するに請われる仕事をする、ということ。ニーズが先にあるのですから、当たり前ですよね。


しかし、BEの強みというのは、自分ではなかなか気づきにくい強みなんです。

なぜ気づきにくいかと言うと、自分のあり方が特別であるという感覚が人間にはないからです。
自分にできる事は、人もみんなできると思い込んでいませんか?

ではどうやって見つけていくのがよいでしょうか。

それは、人と違うところ、隠れた規則性を発見する、という意識の使い方です。

なぜか人よりも顔が広かったり、紹介してもらえる確率が高かったり、そういうことをいちいち意識するということ。ノートに書くのもいいですね。
予期せぬ成功といったものに、敏感になることです。


そうして、見つけたとしても、どうやって使うの?
そんな風に思う方もいるかもしれません。

しかしこれは、「意識している」ということだけで使えます
意識に登らせるとそれに合わせた現実がくるようになっているんです。
 
これは、私も数秘等の世界を通して扱っているUniversal Truth(普遍の真理)でも言われていることです。
急に見えない世界の話?と戸惑われたらごめんなさい^^;

けれど、仕事の行方を注意深く見ていると、DOの強み(できること)だけでなく、BEの強み(存在が連れてくること)も使うことが、社会で力を発揮していくことには不可欠だと、私たちは考えています。

HSPさんの皆さんは感受性が強い傾向にあるので、きっとこうした「見えないけど感じ取る」分野のお話は理解しやすいのではないでしょうか。



ということで、今回は、強みについて2つの視点から見てきました。

これまで私たちは、できること、それも努力してできることにしか価値がない、という世界観の中で生きてきました。
つまり、努力しないでできてしまうことには価値がない。と。
 
けれども、実はそうではないということに、世の経営者は気づいています。

その人が最初から強度があることには、他の人がいくらがんばって補強してもかなわないということなのですね。
 
楽に、成果をあげる。
 
これを自分に許すことから始めてみませんか?
(もちろん何もしない、という意味ではありません。弱みではなくて、強みに特化するという正しい方向の努力が必要だという意味です。)

そして、強みというのは、強みとしてそれがちゃんと意識されていないと発揮できません。
今回の記事を通して、ぜひご自身を振り返り、自分にとっての強みとは何か?考える機会になればと願っています!



◆強みの再認識と共にやりたいこと


HSPが自分らしく働くには、強みの発揮に加えて、自律神経を安定させていくことが不可欠です。

そんな自分自身を安定させていくための方法として、今回、「お守りレシピ」を一緒に作るイベントを企画しました。

ぜひ私たちと一緒に作ってみませんか?

嬉しいことに、続々とお申し込みいただいております。^^


▽日時:
8/29(月)19:00-20:30(終了予定)

▽場所
オンライン(Zoom)

▽参加費
1,500円(税込)

*公式LINEへご登録いただいている方は1,000円(税込)とさせていただきます。ぜひこの機会にご登録いただけたらうれしいです♪


▽イベント詳細とお申し込み方法
以下URL内のお申し込みフォームよりお申し込みください。
https://souiucoto0829.peatix.com/


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自分のHSPとしての強みを知るヒントにぜひ活用してみてくださいね♪