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【HSPの転職⑧】HSPさんの強み〜とにかく内的な思考力が分厚い

生きづらさを卒業して働く=HSPのための自律神経ケア×強みプログラム「そういう個と。」主宰の皆川公美子です。

HSPさんが転職を考えるときに持っていると最強なものについて、今回は最後3つ目の「強み・適性」についてお伝えしたいと思います。

音声版はこちらからお聞きいただけます。

「ここではないどこかへ」転職はツラいから


HSPさんが転職時に持っていると最強なものとしてお伝えしてきた3つのもの「人生の羅針盤・レジリエンス(=自己回復力)・強み、適性」は、どれから始めてもいいです。
1番の羅針盤から始めないといけない、つまりやりたいことが絶対わかっていなきゃいけない、人生の使命がわかってなきゃいけないというようなことではなくて。

大体の人は「この職場にいたら駄目になる、どうしよう、やめちゃえ!」というギリギリ状態からの脱出のような、
ここではないどこかへ、が転職のきっかけになるパターンが多いですよね。
それがいい悪いではなくて。もちろんパワハラ上司がいたら、すぐにでも
ここではないどこかへ逃げるべきだと思います。
トラウマを背負ってからだと、リカバリーに時間がかかってしまうので。

ただ、毎回このパターンだとすごくいらぬ体力やフラストレーションがかかりますし、例えば誰とも働きたくないフリーランスがいい!っていきなりひとり起業+集客を始めたとしたら「ブログを死ぬほど書く」というような、ど根性物語や力技体育会系技が必ず必要になります。
だからおすすめはしないですが、でもそのパターンだってダメではない。
ギリギリ状態の自分を守ることは大切ですから。

でも、

①ギリギリからの脱出作戦 なのか
②一旦「働く」から距離をとって自分を再構築する なのか は
選べるということを知っていていただけたらなって思うんです。

まだギリギリの状態ではなく「いつか転職を」「この後2年くらいをメドに」といった感じで期間を区切る余裕があって、その区切った期間の中で自分の熱量や強みを探す旅に出る、そういうスタイルもありですね。

熱量や強みを探す旅の具体的な方法


コロナ以降、オンラインでのイベントなんかもかなり増えました。
以前はリアルで会うことが価値があるとされていましたから、リアルでできるものはリアルでやりたいよね、って空気がありましたけれど、こういう状況になって、例えばPeatixという
日本中のオンラインイベントがどさっと出てくるプラットフォームが盛り上がっていたりします。
Peatixを見ていただくと、例えばビジネスセミナー、映画演劇、伝統芸能、食とグルメ、デザインとアート、働き方とキャリア、ライフデザイン、旅・観光、社会貢献、ヘルスケア、趣味実用・・・といった数多くのカテゴリーで様々なイベントが行われていることがわかります。ファミリー、キッズが対象のものまであります。
文芸や瞑想から音楽ライブもあります。

なんとなく見ていって、
「これおもしろそう!」という自分が熱量を持つことができる対象を探すのに、まずはいろいろとオンラインイベントに参加してみることはいかがでしょうか。
その中で、これ面白いなっていう出会いがあるかもしれないし、面白い方向を追求して、そちらで専門性を持つ道に入るというのも一つのきっかけですよね。(働く人生50年時代です。今すぐ見つからなくても、大丈夫。
5年かけたとしても余裕じゃないですか?あと何年「も」あるか計算してみてください♡)


さて、イントロが長くなってしまいましたが

今日のテーマは「適性や強みを知る」

です。

私はギャラップ社が提供している「ストレングスファインダー」というアセスメントを信用していて、このアセスメントを通してコーチングができる認定ストレングスコーチという資格をもらっています。

このアセスメントでは世界中の約3,000万人のデータを収集して導き出された34タイプの資質の中で、自分にどの資質が強くあるか、またはほとんどない資質はどれかを知ることができます。
それを意識しながら仕事をする、成果を出す、チームビルディングする方向として開発された尺度です。
これ以外にも様々な資質診断があり、オンライン上でテストを受けることができるようになっています。便利な世の中ですね。
MBTIというユングが原型を作ったといわれる心理学上の類型もありますし、そういうもので自分の「客観性(統計学)から見た自分の輪郭」を探してみてください。

強みの難しさは、自分では認識しにくいところ

強みを知る難しさは、自分でわかりにくいというところにあります。
なぜかというと、あなたにとって強みは当たり前のことだからです。
◯◯ができる系でいけば、
・よく学年の代表としてポスターなど絵のコンテストに出展すされることが多かった=「着想」
・ものごとの成り立ちや歴史、以前どうだったということをよく覚えていて人に言うと驚かれた=「原点思考」
・「あなたの説明はすごくわかりやすい」と言われた =「戦略性」
・時間の使い方がうまかったので、みんなが夏休みの最後に四苦八苦しているのが不思議だった =「達成欲」「目標思考」

などなど、それぞれにこの強みを含むなというものをあげました。

その人の存在が放つ強みもあります。(存在系の強みと呼びます)
小さいときから、例えば人に秘密を打ち明けられることが多い、とか
なぜか学年中の秘密を持ってる人っていますよね。
そういうことは宣伝したりとか、そうしたいって本人が言ったわけではない。だけど情報や秘密がその人に集まる。
そんな人が思い浮かびませんか?

その人が「やろうと思っているわけではない」のに「そういう結果になること」を存在系と言ったりします。

HSPに限った話をお伝えするなら、HSPさんのストレングスファインダーの結果でよくあるものは以前お伝えしましたが、

逆にめったに見たことがない資質があったりします。
例えば【指令性】。
ストレングスファインダーにおいて指令性は、
「断固とした態度で臨むとか、押されたら押し返す、衝突や課題があって何か揉め事が起こっていてもそれに対して全く動じない」といった資質です。
この資質を持っている人は指示や感情の明確さを醸すことができる。
だからコントロール不能でカオス、というような状況を自分の指揮下に入れて統制していくことに長けている一面があります。
あるときは「この人めっちゃ上から目線だな…」のように見える可能性はありますが、それが必要とされる例えば災害時の非常事態な状況においては得難い、全員から感謝される資質になりますよね。
やっぱり明確に引っ張っていくリーダーがいないと駄目だ、という場面はありますから、自分の資質を知っておくと、資質にないところは人と組めばいいので、必要以上に悩んだり、これができないあれができないと思う必要がなくなります。


強みの世界では、できにくいことには一切フォーカスしません。

「それは考えてもしょうがないじゃん。
熱量も興味もないんじゃ、人より秀でる可能性ゼロ」という思想なんですね。

できることだけ見て、
できないことは神経回路が弱いだけ、
その神経パターンを通った回数が少ないだけなので、
神経パターンを通った回数が多い上位資質(=強み)で補っていこうよという考え方になります。
どうですか、とっても受け入れやすくないですか。

ストレングスファインダー(クリフストレングス)で見るHSPの強み

今日はHSPさんでよく見る資質もお伝えしてみます。
ストレングスファインダーというものです。
まず、HSPさんは考えることが大好きなんです。
思考力のプロセスに強みがあります。
そんな中でよく見るなという資質は、【内省】【収集心】【着想】【学習欲】【共感性】などです。

【内省】の資質を持つ人は、とにもかくにも概念や内側で考えていることが大好き。考えること自体に強みがあります。
だからこの人たちは、そもそも考えてることの多さを受け入れられる場所を見つける努力をした方がいいです。世間で認められるために、という視点に立つときは、です。

そして【着想】、これは言い換えるとアイディア力です。
なのでこの資質を持つ人は、イノベーティブだったりカオスな、規則性にはまっていない状況が大好きです。
そこでランダムに発想できる自分を活躍させることができるからですね。

次は【収集心】。ストレングスファインダーにおいてこれはリソースコレクターという意味で、何かフィギュアなどのモノを集めるという意味ではないです。
とにかく人脈とか材料となる事柄とか、見えないものでも材料になるものを集めちゃう。
自分にとっても他の人にとっても何か有益なリソースはないか、という目で世界を眺めている人たちといえます。

そして【学習欲】が【収集心】とセットになっている人はとれも多いです。
とにかく学びが好き。
何かをするために学ぶのではなく、学んでいる時間自体が好きという人。
この資質はHSPさんがもっていることがとっても多いです。
例えば、行列のラーメン屋さんの前で三、四人でラーメンの順番を待っていたとします。
そのときに普通軽いお喋りをして時間をつぶして待っていますよね。
そんな時、この【学習欲】資質を持つ人たちはこの時間がなんだか勿体なくなってしまう。
自分のカバンから単行本出したくなっちゃったりとかスマホで情報を追ったりして、学びになることに話を持って行きたくなる。
ああだこうだっていう有象無象よりも、何か実のあることってないの?というような思考を持っている人ですね。

これらの資質はみんな、内観力であり自分の内面で起こってること。
処理が深いというHSPさんの特徴に見合ったところだと思います。
逆にHSPは実行力、行動することに対しては強みがないのかという考えもあるかもしれません。でも思い出してください。
強みを見るときの考え方は「上位資質(=強み)で下位資質をカバーする」でしたよね。
実行力そのものがないから駄目ということではない。
実行力ある人と組めばいいし、
どの強みを使うと実行力がでるのだろう、と考えることもできます。

フォーカスしてるものごとに対して、自分のリソース、持ってるリソースをどう組み合わせたら一番いい結果を出せるだろうというふうに考えるんです。

そのため、できないことがあるという思考は出てこないのです。
ここがストレングスファインダーの魅力、できないことや原因を究明しないところです。
できてることを組み合わせていこうぜ、という、そういう資質の使い方がとても軽やかで面白い側面だなと私は感じています。

もしもよかったら、面白いですので一度ネット上でアセスメントを受けてみるのもおすすめです。
1時間弱かかる本格的なテストなので、何かの片手間とかざわざわしてる場所ではなく、自分がそのことだけを考えられる1時間を持たれるのがオススメです。

もしも、アセスメント受検後にセッションで詳しく自分の強みの紐解きをしたい、と思われてる方は、セッションのご予約も受け付けております。
強みセッションに申し込まれた方は、ストレングスファインダー受検が割引になるチケットを発行することが可能です。
ご希望の方は下記ページよりHSPストレングスファインダー強み適性読み解きセッションをお申し込みください。

画像をタップしてお申し込みいただけます

セッションのご想像がつかない方のために、ご感想のほんの一部を掲載させていただきます。

転職活動でモヤモヤしていたため、方向性を定めたいと思ってセッションに申し込ませていただきました。

セッションでは、自分のHSPならではの強みを活かしたライフワークへと近づくにはどうしたらよいか、
長期的な視点からとても実践的なアドバイスをいただくことができました。
「これなら着実にステップを踏んで夢を実現できる」と感じました。

特に、私が興味を持っている教育関係の仕事に関して、皆川さんがとても精通されているので、
具体的に実現可能な方法を教えていただけたことが大変勉強になりました。

40代での転職なので、自分が希望する分野へはもうチャレンジできないのではないかと諦めかけていたところ
でしたが、今回のセッションを通じて「まだまだこれから!」という希望を得ることができました。

とても貴重なお時間をいただきまして、本当にありがとうございました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。(40代男性)
もともとストレングスファインダーを受けて自分の資質は知っていたのですが、知るだけで満足していたところが
ありました。
ただ、それだけではもったいない、資質は上手く活かしてこそ意味があるのだと思い、セッションを受けさせて
いただきました。
セッションでは、HSPの自分が今の仕事の中で資質を活かしていく方法はもちろんのこと、新しい可能性を
広げていく道もあるということを具体的な言葉でアドバイスしてくださいました。
リラックスした雰囲気の中、対話を通して私の内面を読み解き、あまりにも的確なアドバイスで背中を優しく押して
くださるので、「すぐにでも教えてもらったことを試したい」という気持ちにさせてくれます。
また、私の興味や資質に合わせて話の内容を柔軟に変えてくださったので、大変貴重で有意義なセッション
となりました。
本当にありがとうございました。(30代男性)
もっと早く受ければよかったです。セッションの中盤で、強みを活かす際に障壁となる対人回避の問題に直面し、
急遽、レジリエンスのワークを皆川さんにガイドしていただきました。
終えた後は、自分の内側にどしっと重みのある心地よい安定感が芽生えたように感じています。

自分らしい生き方をみつけるフックとして副業(プチひとり起業)を考えており、疲れやすさや苦手領域(
マルチタスクや対人)がある中で、どう強みを活かしていけるか知りたいとセッションを受けました。

強みの理解だけでなく、それを活かすために自律神経のワークが自分には有効であること、理想に近づくための
フローを教えていただきました。まとまらない私の言葉から本質的な課題を汲み取ってくださり、
今回の個人セッションを受けたことで、グループでのセミナー受講から更に、道が見えやすくなりました。(女性)
予想の上をいってました。ストレングスファインダーの結果から、自分なりに「なるほどー」と理解していたつもり
でしたが、データから分析されたものよりもっと高次元での気付きを得ることができました。
「こうありたい自分」より「本来はこんなあなた」を導き出してもらえて、エビデンスの上をいく、
セッションだからこそのアドバイスをたくさんいただきました! (30代女性)
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心地よく、自分らしく、疲れすぎずにはたらく。
HSPのための自律神経ケア × 強みプログラム

プログラム詳細などはこちらのホームページをチェック

【知識】と【体感】の両輪による学びで
HSPとしての資質を強みにして生きる人生に
シフトチェンジしましょう。

そういう個と。は月1回のグループセッション(曜日時間固定)と
自分のペースで進める動画や音声、文章コンテンツで構成される
6か月間のオンラインプログラムです。

いくら「その行動をかえろ」と言われても
身体がイエスをだしていないことは「できない」のです。
毎日を「気楽に」「安心して」「丁寧に」楽しめる自分でいるための秘訣が
このプログラムにはつまっています。


これまでの「そういう個と。」プログラム修了生の声

プログラムに参加された方たちが、どのような変化をとげられたのかをこちらのマガジンでご紹介しています。
ラクに強みでイキイキと働いていきましょう!

また、ご質問やご相談は公式LINEやInstagram(@souiucoto_hsp)のDMにて
いつでも受け付けております。


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そういう個と。プログラム参加募集のご案内や
少人数のイベントなどはこちらで優先的にお伝えしています。

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まずは簡易診断をやってみてくださいね。選択式、5問で終わります◎


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HSPを才能と捉えてこんな見方をすると、シゴトが開けていく。
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