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7/8「国際交流を通して多文化共生を楽しもう⑤」開催しました!

先週(7/1)、大雨のため延期となった北九州市民カレッジ「国際交流を通して多文化共生を楽しもう」の最終回を開催しました。
JICA九州による出前講座で、ワークショップで多文化共生への理解を深めました。
 
日本語学校で学ぶネパールからの留学生が地震にあった時を想定したケーススタディで、
①留学生が地震の時に困ったことはどんなことだと思うか ②留学生がそのような困ったことになってしまった理由は何だと思うか ③留学生が自分の家の隣に引っ越してきたら、災害に備えてできることはあるか
という3点について班ごとに話し合い、他の班と意見を共有しました。
 
困った理由として、情報がなかったことや相談先がないこと、言葉が難しく理解できないことなどの他、ご近所づきあいがなかったことやコミュニケーション不足が挙げられ、災害に備えて日頃から声をかけ合える関係づくりをしていくことが大切であるという意見が出ていました。
 
 


 
こうした問題には、これが正解、という答えがあるわけではなく、お互いを思いやってできることを考え、行動することが大切であるということでした。
 
講座での学びをきっかけに、それぞれが自分にできる一歩を踏み出し、お互いの文化や習慣の違いを理解して認め合い、共生していくことができる社会になることを願っています。

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