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6/18「地域力アップセミナー③(午前の部)」開催しました!

北九州市民カレッジ「地域力アップセミナー」の第3回を開催しました。
午前の部の講師は株式会社三角形代表取締役の福岡佐知子さんです。
「広報の力で未来を変えよう」をテーマに、広報・PRとは何かという基本の話や、広報・PRと企画の関係について説明していただきました。
 
広報やPRというと、チラシやCMなどをイメージしがちですが、それはあくまでも最終形態。
福岡さんによると、PRとは「社会の人々に理解してもらい、信頼関係を築き、最終的にファンになってもらうコミュニケーション活動」であると定義されているそうです。
 
PRは双方向のコミュニケーションであるためまずは、自分の伝えたいことよりも先に、相手の知りたいことを把握し、伝えたい相手をよく知ることが重要であるとのことでした。


そして、企画をした後に広報のことを考えてしまいがちですが、企画と広報はセット。
考えることと伝えること、合わせて企画なのだから、同時に考えていく必要があります。
 
企画のつくり方として、「バックキャスティング」という考え方についても説明していただきました。
まずビジョンを描き、そこから逆算して、何があったら未来がつくれるかのアクションプランを考え、アクションを始めていくというものです。
なりたい未来から考え、関係ないことはせず、効率的に考えていくことができると話されていました。
 
また、企画の評価方法として、数で表せる定量評価と、数で表せない定性評価があり、自分の評価基準をつくっていくことも大事だと言われていました。
さらに、定量評価は外部評価にとっては重要ですが、自分にしかわからない定性評価は、それを記録し発信していくことの重要性を強調されていました。
 
広報・PRの奥深さを学ぶことができる講座となりました。
 


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