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10/28「社会教育・生涯学習講座②」開催しました!

北九州市民カレッジ「社会教育・生涯学習講座 “出会いと学びの感動”から始まる“地域や社会を創る学び”~「学びのはじめの一歩」を踏み出そう~」の第2回を開催しました。
 
島根県隠岐郡海士(あま)町元副町長で顧問の、吉元操さんに、「意志ある未来に向かって~ないものはない~離島から還流を生み出す挑戦」をテーマにお話いただきました。
 


 
海士町は「自立・挑戦・交流」を経営方針に掲げ、自立し挑戦していく次世代の人材育成や、島の人だけではないネットワークづくりに力を入れています。
 
平成の大合併の際、1年間かけて町民みんなで議論を繰り返し、「自分たちの島は自ら守り、島の未来は自ら築く」と単独町制を決断したこと、その後の財政難を議員や町職員自ら身を削り、子育て支援などの財源を生み出してきたことなど「生き残るための守りの戦略」や、地域の資源を活かした仕事づくりや、よそ者(若者)を活かしたまちづくり、島留学による地域の未来を担うひとづくりなど「生き残りをかけた攻めの戦略」についてのお話はとても興味深く、受講生からは質問や感想が飛び交っていました。
 
現在、次世代の挑戦として、都市部から離島への還流を起こし、滞在人口を生み出す仕組みづくりも進めています。
 
海士町のコンセプトは「ないものはない」
「便利なものはなくていい。人の心が豊かになるものはすべてある。なくてどうしても困るものはつくればいい」という吉元さんの言葉が、とても印象的でした。
 
北九州市から海士町までは10時間ほどかかるようですが、海士町の魅力に触れ、受講生からは「一度行ってみたい!」という声が上がっていました。
 
第3回は、今回の講座を受けてのディスカッションとグループワークです。
 
 *海士町公式note


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