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不動遊星デッキを作ってみた/気まぐれデッキ紹介No.006

 大分間が空いてしまった気まぐれデッキ紹介記事第6弾。今回のテーマは不動遊星
 先日発売されたドーン・オブ・マジェスティに収録された《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》や、そのサポートを用いて、遊星ごっこをしよう、というお話です。
 ちなみにエクストラの関係上今回はウォリアー割愛しています。ご了承ください。

デッキレシピ

 なにはともあれ、まずはデッキレシピ。
 多少構築に悩んでいる部分はありますが、取り合えず現段階のベスト構築という感じ。
 ポイントについては下記の「デッキレシピに関するあれこれ」で述べております。

基本戦術

 このデッキにおける基本戦術2つ
 《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》やその類型シンクロモンスターを展開することと、《スターダスト・ドラゴン/バスター》に繋げること。
 この2つを目指す形で回していくことになります。

1.《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》を展開する。

 まずはこちら。先日登場した《セイヴァー・スター・ドラゴン》の進化系ともいえる《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》の展開

シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン

《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星11/風属性/ドラゴン族/攻4000/守3300
「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」+ドラゴン族Sモンスターを含むチューナー以外のモンスター1体以上
このカードはS召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、発動できる。相手フィールドの効果モンスター1体を選び、その効果を無効にする。
(2):このカードは通常の攻撃に加えて、自分の墓地の「スターダスト・ドラゴン」及びそのカード名が記されたSモンスターの数まで攻撃できる。
(3):1ターンに1度、相手が効果を発動した時に発動できる。このカードをエンドフェイズまで除外し、その発動を無効にし除外する。

 方法は色々ありますが、今回は《ブンボーグ003》を使ったルートを採用してみました。手順は以下の通り。

1.《ブンボーグ003》《ブンボーグ001》を特殊召喚。
2.2体で《水晶機巧-ハリファイバー》を特殊召喚。
3.《水晶機巧-ハリファイバー》の効果でデッキから《ブンボーグ001》をリクルート。
4.《水晶機巧-ハリファイバー》《ブンボーグ001》で、《幻獣機アウローラドン》をリンク召喚。
5.《幻獣機アウローラドン》の効果でトークンを3体生成。
6.《ブンボーグ001》を墓地から特殊召喚。
7.《幻獣機アウローラドン》の効果で、幻獣機トークンと《幻獣機アウローラドン》自身をリリースして、デッキから《幻獣機オライオン》をリクルート。
8.《幻獣機オライオン》と幻獣機トークンで《アクセル・シンクロン》をシンクロ召喚。
9.《幻獣機オライオン》の効果で幻獣機トークンを生成。
9.《アクセル・シンクロン》の効果で《スターダスト・シンクロン》を墓地に送り、レベルを4つ下げる。
10.幻獣機トークンをリリースして、《スターダスト・シンクロン》を蘇生。
11.《スターダスト・シンクロン》の効果で《光来する奇跡》をサーチ。
12.《スターダスト・シンクロン》と幻獣機トークンでレベル7非チューナーのシンクロモンスターをシンクロ召喚。
13.《光来する奇跡》を発動し、デッキトップに《想い集いし竜》を置く。
15.レベル7非チューナーシンクロモンスターと、《アクセル・シンクロン》でレベル8ドラゴン族シンクロモンスターをシンクロ召喚。
16.《光来する奇跡》の効果でデッキトップに持ってきた《想い集いし竜》をドローし、特殊召喚。
17.《想い集いし竜》の効果でデッキからレベル1ドラゴン族非チューナーを特殊召喚。
18.レベル1ドラゴン族非チューナーと、《アクセル・シンクロン》とレベル8ドラゴン族シンクロモンスターでレベル10ドラゴン族シンクロモンスターをシンクロ召喚。
19.そのレベル10ドラゴン族シンクロモンスターと《想い集いし竜》で、《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》をシンクロ召喚。

 相変わらず長い。そしてどこかで見た文字列がちらほらありますね。
 《水晶機巧-ハリファイバー》《幻獣機アウローラドン》はもうワンセットなんでしょうね。そりゃ制限のままだわ。
 ちなみにこの展開で特殊召喚するモンスターの多くはデッキからにしか対応していない為、手札抱え込んでしまった場合は、途中で柔軟な方針転換が求められたりします。
 多分よほどのことが無ければ《ヴァレルロード・S・ドラゴン》くらいは出ると思いますけどね。

2.《スターダスト・ドラゴン/バスター》を展開する。

スターダスト・ドラゴン/バスター

《スターダスト・ドラゴン/バスター》
効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。「バスター・モード」の効果及びこのカードの効果でのみ特殊召喚する事ができる。魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースする事でその発動を無効にし破壊する。この効果を適用したターンのエンドフェイズ時、この効果を発動するためにリリースされ墓地に存在するこのカードを、自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。また、フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、自分の墓地に存在する「スターダスト・ドラゴン」1体を特殊召喚する事ができる。

 こちらはいたって簡単。昔から考えれば想像もつかないレベルであっさり出るんですよね。
 概ね《サイキック・リフレクター》のおかげ。手順は以下の通り。

1.《サイキック・リフレクター》を召喚または特殊召喚。
2.効果でデッキから《バスター・ビースト》をサーチ。
3.《バスター・ビースト》の効果で《バスター・モード》をサーチ。
4.手札の《バスター・モード》を見せ、《サイキック・リフレクター》の効果で《バスター・ビースト》を特殊召喚し、レベルを3つ上げる。
5.《サイキック・リフレクター》とレベル7になった《バスター・ビースト》《スターダスト・ドラゴン》を特殊召喚。
6.手札の《バスター・モード》をセット。

 後は任意のタイミングで《バスター・モード》発動すれば展開できる、という訳です。なんと簡単な……
 余談ですが、《サイキック・リフレクター》《光来する奇跡》の特殊召喚にも対応しているため、運が良ければ、相手の1ターン目には両方が並んだ盤面を整えることも出来たりします。

デッキレシピに関するあれこれ

 ここからはデッキレシピを作っている時に悩んだ点や、私的なこだわりポイントなどをざっくりとまとめていきます。

1.《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》の採用

救世竜 セイヴァー・ドラゴン

《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカードをS素材とする場合、「セイヴァー」モンスターのS召喚にしか使用できない。

  これは正直悩みました。単体では事故要因でしかない上に、チューナなので、上記の《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》を展開するルートには全く使えないんですよね。
 ただ、《シンクロ・オーバーテイク》を使うことでのデッキからの特殊召喚には対応しているので、キーパーツのそろい具合によってはこちらを使った展開も出来るので良いかなぁと思い入れてみました。手札に来て後悔しそうだけど。

2.《ヴァレルロード・S・ドラゴン》の投入

ヴァレルロード・S・ドラゴン

《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。自分の墓地からリンクモンスター1体を選び、装備カード扱いとしてこのカードに装備し、そのリンクマーカーの数だけこのカードにヴァレルカウンターを置く。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力の半分アップする。
(3):相手の効果が発動した時、このカードのヴァレルカウンターを1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にする。

 これに関してはスクラップとほぼ同じ形で展開できるので1枚挿してみました。
 エクストラが余っているわけではないのですが、1枚分の枠があったのでということで。
 《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》につながらないときの次善策でしょうか。

3.《スターダスト・トレイル》《スターダスト・イルミネイト》の投入

スターダスト・トレイル

《スターダスト・トレイル》
効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻 500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドのモンスターがリリースされた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードをS素材として「ウォリアー」、「シンクロン」、「スターダスト」SモンスターのS召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドに「スターダスト・トークン」(ドラゴン族・光・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。

スターダスト・イルミネイト

《スターダスト・イルミネイト》
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「スターダスト」モンスター1体を墓地へ送る。自分フィールドに「スターダスト・ドラゴン」またはそのカード名が記されたSモンスターが存在する場合、墓地へ送らず特殊召喚する事もできる。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「スターダスト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つ上げる、または下げる。

 正直抜こうかどうか悩んでいる枠筆頭です。
 ただ、これらを抜いてじゃあ何を入れるのって言うと、妨害札くらいしか思い浮かばなくて結局そのままとなっています。ウォリアー系を入れるには流石に枠が少なすぎるし何とも。
 いっそのこと妨害札0でもいいんですけど、流石に相手の妨害を止める策は無いと不味いデッキなので難しいところですね。

4.レベル7非チューナーシンクロモンスター何入れる問題

 これも個人的にはベストな選択を出来てるとは思ってません。だって《スクラップ・デスデーモン》ですもの。どんだけ好きなのさ、こいつ。

スクラップ・デスデーモン

 展開の途中に挟むだけの存在なので、そこまでこだわる必要はないのですが、流石に何か効果を持ってる方がいい気もします。ブラック・ローズ系とか。

実際に回してみた

 と、まあ色々書いてきましたが、そのデッキを実際に回した動画がこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=RbuM5YUmL3s

 今回はあえて動きの確認に専念するため、CPU相手となっております。そのため相手のプレイング無視してください。
 まあ、こんな感じで、結構揃うときは揃うのですが、駄目な時はほんとに「手札に来てはいけないカード」だけが集まったりもするので、その辺はまだ悩んでいるところ、でしょうか。バスターモードはもうちょっと減らすべきな気もする。けど、好きだから入れたい。これはロマン。

おわりに

 というわけで不動遊星デッキもとい、セイヴァー+/バスターデッキでした。まあね。ぶっちゃけ遊星のデッキ完全再現なんかしたら回るわけが無いので、この辺は仕方の無いところです。うん。

 ただまあ、こうやって見直しているともう少し詰められるところがあるなぁと思ったりもするので、またどっかで調整してもいいかもですね。
 リアルで作るかどうかは不明。エクストラの面々がちょっと高すぎるんですよね……

 次回は……あるんでしょうかね?もしあるとしたらなんだろう……やっぱりサイバーでしょうか。
 カイザーのデッキも大概意味不明なので、あれを作っても良いですね。
 後はその繋がりでおジャマアームドVWXYZとか。あれもレシピだけはあるんですよ。回るかどうかはチェックしてないですけど。

 それではまた、次の機会があればお会いしましょう。


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