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【ポケモン剣盾】良かったところ悪かったところ【冠の雪原途中まで】

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1.良かったところ-本編-

据え置きと携帯機の両立。外伝的なピカブイ等を除くと、純粋なナンバリング初のポケモンの据え置きソフトとなったところ。それでいてSwitchなので携帯機としても出来るのでゲームソフトとして完成度が高くなった。

難易度。ワイルドエリア ジムリーダー ネームドキャラの強さが歯ごたえがある。RPG故にレベルでゴリ押しももちろん出来るが、何も考えずに6匹選んでシナリオを一直線に進めると全滅が普通にあるバランス。

技思い出しが無制限。アイテムが必要だったり、ゲームをある程度進める必要があったりしたが、今作ではポケモンセンターで早々に利用可能。技レコードやわざマシンも対応。柔軟に技を入れ替えできるようになった。

ポケモンボックスが持ち運び式。今まではポケモンセンターなどから誰かのパソコンに繋いでそこで出し入れする形だったが、今作では手持ちからいけるようになった。そのほかレイドバトルなどではボックスから直出しも可能。

ワイルドエリア。 ~番道路 ~森 ~洞窟 以外にも実装されたエリア。手持ちよりはるかに強いポケモンが出ることがあり、攻撃種族値ポッポとバカにしてちょっかいを出したら全滅・・・という声もある。ここをやり込んでジムバッジ1つなのにクリア出来るレベルまで行った人もいるとか。

ひでん要員不要。これは前作サン・ムーンでもだが、いあいぎり フラッシュ うずしおといった産廃技に枠を割く必要がなくなり手持ちの自由度が増した。 ただ なみのり かいりき たきのぼり といった有用な技を確定入手できなくなったという点もあるが、水ポケモンを使わないのは一種の縛りみたいなのがなくなったので良い点でもある。

通信進化ポケモンとエンカウントする。ゲンガーやカイリキーがワイルドエリアにそれなりに遭遇する。オンライン環境が整った現代においては通信進化のハードルこそ低くなったが、依然として煩わしい要素ではあった。そのポケモンが低確率だったり特定の場所だったりしつつも遭遇できる。

努力値をアイテムだけであげきることができる。タウリンなどは過去作だと途中までしか使えず、残りは何らかの手段で稼ぐことが求められるが、今作はアイテムだけで出来る。もちろんお金がかかるのでバトルで稼いだほうが良い場合もあるが・・・

個体値、性格をアイテムで補正可能。今まではダメな個体は妥協するか、ボックスに預けるか、逃がすかしかなかったが。今回はアイテムで補正出来るようになった。夢特性こそ制限があるが、ストーリーを攻略した仲間を対戦で実用可能な状態で使用したり、ストーリー攻略においても戦略的にPTを組めるようになった。

ダイマックス。第六世代第七世代にあったメガシンカと違い、全てのポケモンが使用可能。ストーリー中でも敵が使ってきたりするのでうっかりしていると最後の1匹まで追い詰めたのに壊滅させられるとかもある。

マリィ。かわいい エロい

ルリナ、サイトウ。エロい

ワンパチ。イヌヌワン!


2.良かったところ-DLC-

努力値リセット。アイテムがいくつか必要だが、努力値をリセット出来るようになった。過去にも(今作でも)きのみで努力値を下げることが出来るが、全リセットするとなると1・2匹くらいが現実的なラインだが、今作DLCでは冠の孤島でレイドバトルをこなしていれば無理なく行うことが出来る。

補正アイテムの入手が楽に。上述したアイテム ~ミント はバトルタワーだったりレイドバトルだったりをこなす必要があるのだが、DLCではそこらじゅうで拾うことが出来る。


3.悪かったところ-本編-

ホップ。急所や弱点をつく度に何かリアクションする。 無を取得して全力で投げる。 モンスターボールをちょっと大きくする。 人によっては好き(特に女性には好評)らしい。前作のハウ プラチナのジュンを正当に改悪したような印象。

リザードン&ヒトカゲ。これは完全に筆者の私怨なのだが、筆者に未だに後遺症を残した憎い人間が愛用していたポケモンなのでどのポケモンが嫌いかを聞かれたら1位にする。リザードンは人気なため今までもかなり贔屓されていたのだが、今作ではついにシナリオにまで出張ってきた。なお筆者は初見では必ず草ポケモンを選ぶため、後々がヌルゲーに・・・

ピカチュウ。こっちも好みの問題だが、どうもアニメボイスのピカチュウの声が苦手で第六世代から採用されたこのボイスが苦手でピカチュウ系を使わないようになった。なお、イーブイ キョダイニャースではそんなことはなかった・・・

エンカウント抑制手段が存在しない。第六世代までならスプレー系でどうにか出来、第七世代から採用されたシンボルエンカウントでも特定の場所以外ではスプレーで抑止出来たのだが、今作ではシンボルエンカウントがメインでスプレーなどで抑止出来ず見て避けるしかない。一部超高速で突っ込んできたり、視界不良なところから急に出てきたりする。今作でもスプレーはあるが草むらでのランダムエンカウントのみ有効であり、メインのシンボルエンカウントをどうにも出来ない。
なお、本編ではそこまで障害にならなかったが、DLCにて本領発揮する。

視界。ワイルドエリア 一部ジムなどで砂塵や吹雪や霧などで視界が悪くなる。きりはらいの秘伝技よこせ

シナリオ。個人的にポケモンにはそこまでシナリオ要素を求めていないのだが、今作ではホップがやたら絡んできたり、エール団が結局よくわからない、黒幕も結局何をどうしたかったのかわからない、終始置いてけぼりくらいながら冷めた目線で戦ってたという感じ。バトル自体が過去作に比べて難易度が高かったのでマシだったが・・・
なお、本領はDLCにて発揮される。

オートセーブ。筆者は早々に切ったので、あんまり影響がなかったのだが。オートセーブされる基準がよくわからず、かつほしいところでオートセーブしてくれなかったので・・・。ちなみにこのオートセーブでSwitch本体のデータが破損したりしたらしい。

カレー。これ、いる?

マックスレイド。ワイルドエリアでダイマックス状態のポケモンと、4vs1でバトルするというもの。最初こそ真新しさで良かったが、途中から完全に作業。オフラインオンライン問わず、仲間ガチャにかなり左右されるので作業&運ゲーという地獄になる。
しかし、本領はDLC。

アニメーション・ムービーカット。ダイマックス関係 天候などはカットされない。カット対象のムービー自体がそもそも少ない。などカットして欲しいところが足りてない。全くしないよりかはマシだけど・・・

わざマシンわざレコード。最近では何度も使用できたわざマシンだが、今作からはレイドバトル賞品やワイルドエリアのワットショップで入手できる技レコードというのが導入された。こちらは昔のわざマシンと同じ用に1回使ったらなくなる※複数入手はそんなに難しくなく、1度覚えさせたポケモンは忘れさせても思い出しの対象
なお、ワイルドエリアのワットショップは品物がランダムであり、多少めんどくさい。

4.悪かったところ-DLC-

こだわりと雑さのアンバランス。主人公のアニメーションだったり、ボスのアクションだったり、拘ってるところはしっかり作り込んであるのだが、表情が動かない ギャラリーが不動。ちょうどよく出来なかったのだろうか。

シナリオ。ひたすらパシリさせられる。おそらくポケモン史上最悪な形で。寄り道ついでにお届け物するとか、マップ内で探すとかじゃなくて、DLCマップ全土を使うようなもので。
他に達人的なポジションでえらそうな人が、主人公にポケモンを押し付けるようなのを何か修行としてやったり、そんな思い入れのないポケモンをかなりレベル上げて単騎で挑むようなものだったり
ここ以外は行くなと言わんばかりにシナリオ進行フラグが折れていたり、あれ90年代のSFCのゲームやってたっけ?と思った。本編がジムチャレンジという名目で各街を巡る理由をちゃんとつけてあるだけに落差がひどかった。

マップが不便①。ガラル本土は各街 道路 ダンジョンの入口 街に酔っては複数のそらを飛ぶスポットがあるのだが、DLCでは飛び飛びかつ、めっちゃ近所な場合もあれば、すごく遠いとかもある。

マップが不便②。現在地が現在地を表示していない。
たとえばC地点が目標として現在A地点にいる。そして真横にあるBを経由してCに行くのだが・・・AからみるとCはマップの左上にあるが、真横のBに行くとCがマップの左下になっている。今作ではシナリオ上行くべき場所に旗があったりするのだが、目的地★があるとして、マップ画面に旗は明らかに違うところがあったりする。当然★へ行くほうが正しい。

マップが不便③。DLCは街的な場所をのぞくと全土がワイルドエリアとなっている。洞窟の中や山の裏とかも含めて。マックスレイドを行う巣穴の光も、わざわざ洞窟の中に入る必要がある。ミニマップは無く、マップも上述したような物なのであてにならず・・・

エンカウント抑止手段がない。第六世代までならスプレー系 第七世代はシンボルエンカウントの場所が限られていてスプレーが役立つ・・・しかし今作ではランダムエンカウントの方をあえて探して突っ込まないと遭遇しないためスプレーがただの換金アイテムとなっている。
ただ第七世代と同様、本編も後半の海上を除くとそこまで気になるような場所はないが、DLCにおいては何度も通る羽目になる場所や、狭い洞窟内でもわんさかエンカウントする。
他に海上で猛スピードでプレイヤーに突っ込んでくるやつもいて、上述したように迷っているうちにエンカウントする。

パシリとマップの不便とエンカウントのあわせ技。1つ1つは微々たる欠点だが、それが3つ合わさって最悪のハーモニーを奏でている。しかも本編では工夫したり調整したりして解消しているだけにあげて落とされた状態で。

さらに仲間ガチャ要素の増したレイドバトル。ダイマックスアドベンチャーとマックスレイド両方がさらなる仲間ガチャとなった。特にダイマックスアドベンチャーはマルチ前提のようなバランスなので、運が悪いとドツボにはまる。

結論

本編の出来栄え自体は良いので大変満足。メガシンカ廃止、ダイマックスの導入でPTに多様性があるので対戦もカジュアルや低ランクではとてもカオスで面白い。

反面DLCは雑・雑・面倒本編の良さはどこへいったという状態。本編は1万円以上払っても良い出来栄えだが、DLCには千円でも高いという感じ。
今後、対戦をガチったり、友人・知人・見知らぬ人と一緒に遊びたい っていう人でなければあんまり買う意義は薄い。





面接時に「遊ぶ金欲しさに」と言いたい人生だった。