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解約したスマホ代→毎月ETF購入費に

スマホ代解約、といっても、わたしの場合は3つも契約していた格安スマホのひとつをカットしただけなんですが(汗

金額にして毎月2000円分という、とても小さな額です。

しかし、米国株投資になると、配当利回り10%近くの銘柄を1株買えます。そして購入費用として毎月2000円+1000円をドルに転じて証券口座に振り込むことにしました。

だいたい10%なQYLD

カレンダー投資法候補で発見した毎月配当型ETFで、配当利回りは「だいたい」10%超を期待できる銘柄です。月足のチャートは以下のとおり(過去最高値からオレンジのトレンドラインを引いてあります)。

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「だいたい」と書いたのはプットオプションとの併用によるヘッジ型運用だということ。ということで、配当は安定しません。構成銘柄がGAFAMやテスラなのに、株価は笑っちゃうくらい上がっていきません。ゆえに、キャピタルゲインも期待できないつまんない銘柄です。規律大好きな配当投資家からは嫌われています。調べると、「だったらQQQ買うわ!」というオチが必ずついています。しかし、配当狙いを考えると、これほど「安定している」銘柄はないな、と。一種の「ハイパー利率な新手の銀行預金」に見えています。

配当歴。毎月20セントは維持できています。直近過去27か月分をみてみると、20セントを割った月は7回。

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配当利回りで配当のお得感を測りますが、株価は万年20~25ドル台ですので、いつ買っても株価的なお得感を持つことはないのです。キャピタルゲインが期待できない分、いつ買っても安定価格。

ただ、よーく見ると、20ドル以下は全力出動、25ドルはいったん利確が吉のようです。大トレンドラインを活用すると、それ以下では買ってよく、それ以上は基本的に保有数を減らした方がお得、ということになります(1株購入単価22ドルでも25ドル以上で売ればそれだけで1年分の配当を稼いだのと同じことになるから)。なんとわかりやすい。

それを1株2000円台で気軽に買えちゃう。

利率10%ということは

配当の再投資、を考えると、1株が年間2.2ドルくらいの配当をもたらすので、株価22ドルなら10株保有していると、毎年1株ずつタダで追加できるということになります。

簡単なシュミレーション(複利効果を除く)。

2021年1月1日に10株所有していたとすると、10年後の資金は2.65倍に増えます。複利効果を入れるともっと短くそれを達成できます。

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毎年1株分の配当が支給されるので、毎年12月30日に1株追加していくのです。計算がめんどくさいので、15株持っていても10株分からの供給量としていますので、2倍以上の資金に拡大できるのは、2031年よりももっと早くなります。

相場は8から13年で一度大暴落を経験しますので、たとえば10年後に株価が10ドルにまで落ち込んだとしても、元に投入した資金を割ることはなく、タダ券がふっとぶだけです(そこで売ってしまえば)。多くの配当投資家が暴落局面でも売らないのは、「年間●●%以上の『配当を自動的にもたらす機械』を何個も持っている」という認識のため、株価は気にしないのです。

QYLDはとくに「株価を気にしない」でよい銘柄だと思いますので、配当マシーンを手に入れたい自分としてはいい銘柄なのではないか、と思っています。

すでにタダ券スタート

では、実際のポートフォリオは、というと、すでに9株保有までこぎつけています。8株分をほかの配当金でまかなっているので、実質投入資金は22ドルです(タダ券1株分を1セントとして扱っています)。

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9株所有時点で、すでに1株分のタダ券枠が手に入っている計算になります。が、すべての株を1月1日に購入しているわけではないので、12月30日に1株のタダ券を手に入れるには、あと3株くらい買わないといけないかもしれません。

もっとも、タダ券ゲットは元の株数が多いに越したことはないので、ほかの銘柄の配当、カレンダー投資法で得た収益などすべての配当収入をこの銘柄購入に充てていこうと思います。


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