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【発達障害主婦】思い込みを外したら洗い物が心地良くなった

食器を洗ったらすぐに拭いて片付けるのが、私のポリシーです。シンクに放置した食器や、洗って伏せたままの食器からは生活のにおいがする。生活臭が出るのが嫌いな私にとって、食器は使ったらすぐ洗う、洗ったらすぐ拭いて片づけるものと決まっていました。ちなみに食洗機や食器乾燥機は持っていません。

洗い物も片づけるのも嫌いじゃないので、いままで何ら問題はなかったのですが、ふきんがすぐに汚れたり、濡れたふきんが匂い始めるのはストレスでした。ズボラなので、ふきんは匂い始めるまで漂白しない派です。

最近、いわゆる「丁寧な暮らし」をしている人のYouTubeをよく見るようになったのですが、きちんとした暮らしをしている人でも「食器は朝まで伏せておいて自然乾燥」というケースがけっこう多いのに驚きました。

食器はすぐ片付けるべき、それが丁寧な暮らしだとガチガチに思い込んでいた私、決めたルーティン通りに動かないとパニックになる私ですが、こんな素敵な暮らしをされている方が食器を自然乾燥させているのだから、私もマネしてみたい。これを機会に勇気を持って、洗った食器を伏せたまましばらく放置してみました。

さすがに、朝まで食器を伏せたままにするのは気持ちがしんどいので、寝る前に片づけてみることに。

夕食の洗い物のあとは、しばし食器のことは忘れる。お風呂に入ったりストレッチしたり、なんだかんだして、寝る前に食器をチェックしたら、おお!食器がほとんど乾いてる!ちょっとだけ残った水滴をふきんでちょんと押さえれば、終わり。この方法だとふきんはほとんど湿らず、きれいなままです。スバラシイ!

これはすごい!これから食器は放置でいこう!めったにルーティーンを変えない、というか変えられない私ですが、自分で効果を納得したからか、「洗った食器は寝る前に片づける」というルーティーンにすんなり移行できました。

朝食の食器はお昼に、お昼の食器は夕方に片づけるのも、新しいルーティーンになりました。

お皿が出たままなのも、「乾かすためにあえてこうしてるんだよ!」と自分で納得しているので、それほど心の負担ではなくなりました。

また、平行して新たな発見も。

我が家は食器を伏せておくカゴがすごく小さいため、かごに入りきらない調理器具などはレーヨンのふきんの上に置くようにしてみました。このレーヨンのふきんがまた気持ちいい!昔いただいたレーヨンのふきん、レーヨンは水を吸わないと思い込んでいて長年使わずにいたのだけど、使ってみたらこんなに吸水性の高い優秀な子だったと、初めて知りました。驚き!

思い込みを外せばすんごい発見があって、台所のお片付けがとても気持ち良くなりました。ルーティーンを変えられたことも、達成感。

がんばらなくても、心地よい暮らしは作れる。目指す「穏やかな優しい暮らし」にちょっと近づけたような気がします。

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