【双極性障害】幸運は不運の姿をしてやってくる
弟から、少し早いクリスマスプレゼントに本をもらった。
量子科学の研究者が書いた「運気の上げ方」を科学的に解説した本で、興味深い内容が満載で引き込まれた。どうして引き寄せが起こるか、どうして成功哲学がうまくいかないかなど、とっても説得力があって面白かった。
そこに、
「幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる」
と書いてあった。
それで、私にも、今までに不幸だと思っていた出来事が実は幸運だったことはないだろうかと、書き出してみた。
★中学で社会不安障害になり、中学~高校で不登校→留年→中退
口頭が無理なぶん、文章で伝える技術を磨くことができた。留年して結果的に友達が増えた。カナダで高校をやり直すきっかけになった。
★DVを受け続けた恋人からこっぴどい振られ方をした
別れることができたおかげで、今の夫と出会って結婚し、暖かく心穏やかな日々を送らせてもらっている
★双極性障害になり、自営していた会社も、働ける身体も失った
肩書きでない、自分や人の本当の価値に気づいた。ありのままの自分で良いことを学んだ。仕事の成果ではなく、自分の内面に目を向けるきっかけになった。観葉植物を枯らさなくなった(きっと地に足がついて自然や植物に向き合えているからだと思う)。自分に優しく接することを学んだ。
まだまだ、向き合えていない不運な出来事もあるけれども、これらに気づけただけでもよかったと思う。
書き出していると、じわじわ涙が浮かんできた。感謝の涙だ、と思った。私は何に感謝しているのだろう?分からないけれど、とにかく心が「ありがとう」と言っていた。
月並みな言い方だけど、きっと、どんなできごとにも幸せが隠れてる。自分がどれだけ恵まれているか、もともと強い運を持って生まれてきたかを教わることになった。ありがとう、弟くん。君は私のスターです。
これから、何があっても隠された幸せを見つけて生きていきたいな。
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