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きょうの聡太くん 2022/10/25

 聡太くんの誕生日が判明した。今年の3月20日だそうだ。
 それというのもドコノコという犬猫の写真を投稿するSNSに、「知り合いの親戚の知り合いからもらわれてきたので誕生日がよくわかりません」と書いていたら、その「知り合いの親戚」にあたるひとがドコノコに登録してくれて、聡太くんのプロフィールを見てくださったらしい。それでその「知り合い」の人、つまり母氏の同僚づてに、正確な誕生日を教えてもらったのだ。
 これで聡太くんの記念日がひとつ増えた。うちの子記念日だけでなく誕生日も祝える。まあ祝ったところで祝われた本人は「なにしてるんだろう」と思うだけだと思うのだが……。

顔が大福みたいになってきた。


 きょう聡太くんは朝から元気いっぱいで悪さをしていた。わりと大人しくしているように見えたので、パソコンを出してきたら激しくチョッカイを始めて噛みついてきたので、「噛む子とは遊ばない!」と宣言しておしおきタイムとなった。戻ってきたらスヤアと寝ていた。
 寝ているときならパソコンを出してもチョッカイを出さない。前は起きてきて「なんだぁーこれはぁー?」とやっていたのだが、眠気を優先するようになった。
 というわけで公募の原稿が少し進んだ。面白いかどうか聞かれると「ううーむ」となるのだが、完成させて経験値を得るまでが小説なので、頑張ろうと思う。

 きのうの夜、聡太くんがなにやら父氏の薬の包装を噛んでいて、取り上げて捨てたら父氏が「あれ? いま飲むぶんは?」となっていた。
 慌ててゴミ箱から聡太くんのかじっていたものを取り出すと、割れた錠剤が入っていた。聡太くんは錠剤をかじって割ったのだ。
 聡太くんが薬をかじっていたあたりを調べると、粉砕された錠剤がチラホラ落ちていて、拾って片付けて掃除機をかけた。
 どうやら薬を飲み込んだわけではないらしく、今朝も元気よく暴れていたわけだが、薬を放置すると危険なことがよぉくわかった。
 父氏は基本的にのんびりした坊ちゃんなので、まさか薬を粉砕されるとは思っていなかったのだろう。次から気をつけて、と注意した。
 聡太くんが薬を飲み込んでいないか心配だったのだが、元気なのは書いた通りだ。きのうはちゅーるをもらってご機嫌だった。

「なにつくってるのかな〜」


 水も少しずつ飲むようになった。いいぞいいぞと思う。そりゃもう、「きょうから君は富士山だ!」と松岡修造の如く褒めたいくらいだ。
 チョッキンしてから1週間と一日が経つわけだが、実に元気そのものである。ただお腹がちょっとゆるい。今飲んでいる肝臓の薬のせいかもしれないのでもうちょっと様子を見てから、どうしてもお腹がゆるいなら獣医さんということになるだろうか。とりあえずいつもの獣医さんにソフトな効き目の薬を出してもらうのが先かな、と思っている。
 誕生日が判明したということは獣医さんに誕生日を伝えねばならない。そして来年の3月20日で子猫でなく猫になるのだ。いやもうすっかり猫なのだが。
 ちっちゃかったころのホワホワぶりを思うと、ずいぶんでっかくなったなあと思う。これからもずっと元気でいてほしい。

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