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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2022/10/19

 聡太くんがなんだか甘えん坊になった気がする。誰かの膝に乗っているのが前より増えた。で、出不精にもなった。いままで家族が出かけるときはダッシュでお見送りしていたのに、きょうは「ふーん」という顔で見ただけだ。
 きのうお昼寝を提案したらノってくれたし、ガリガリ噛まれもしたので、性格は変わってないのかなあと思ったのだが、細かいところがちょっと優しくなった気がする。撫でてもあんまり噛まないし、用もなく手に飛びついてくることもない。ボールを投げても付き合ってくれるのは最初の3、4回くらいだ。
 それからぎゅっと縮こまった姿勢をとることが増えた。今朝はテレビの前で縮まって天気予報を観るのを妨害していた。
 確かに動かなくなったし食べたがるようになった。こんなにすぐチョッキンの影響が出るとは思っていなかった。ホルモンこわい。
 ちなみに今朝も薬のたっぷり混ざったご飯をおいしいおいしいと食べてくれた。化膿止めはあと三日で終わる。肝臓の数値が少しよくなくて出た薬はまだしばらくあるが一回分がほんのちょっとだ。

「どうも、ねこしょうぎせいじんです」


 水分不足、といわれたのできのうあたりからちょいちょい湯冷しを飲ませている。しかし本人はシンクの水滴や食器の水切りかごからしたたる水をなめるのがいいらしい。あまりにしつこいのできのうの夜は玄関に連れて行って遊んでいた。
 獣医さんのところで体重を測ったら3キロと少しくらいだった。タマタマをとられたぶん軽くなったとは思うのだが、絶食しての体重だったのでたぶんいまは3キロを軽く突破しているのだと思う。
 先代猫のたまちゃんは晩年の痩せていたころ2.5キロくらいの体重だった。聡太くんは痩せていても3キロあるので、たまちゃんの体格を完全に追い抜いている。
 聡太くんが小さいころ気に入っていたネズミさんのぬいぐるみのおもちゃがあるのだが、赤ちゃんのころそれで遊んでいる写真を見てビックリした。ネズミさんに対する聡太くんの体格が違いすぎる。小さいころはネズミさんが聡太くんの半分くらいの大きさなのに、いまではもう楽々とくわえて持ち歩けるサイズだ。
 画像を比較してみると楽しい発見がいっぱいある。でっかくなったねえ……と思う。これからさらに太ってフクフクになるのだと思うとなんだかうれしい。

かわいい……でも重たい。


 さて、飼い主はというと現在物語に飢えている。
 いや、ガンダムやスパイファミリーやモルカーで充分摂取しているつもりだったのだが、活字で入ってくる物語が欲しくて仕方がない。ようやっと霊長類学者のひとが書いたゴリラの本を読み終わって、読みかけの路上観察学の本があるのだが、そういうんじゃなくて物語が読みたい。ライトノベルがむしょうに読みたいのである。
 ライトじゃないノベルで読み返したいのがいくつかあるのだが、読み返したい本のラインナップが「吉里吉里人」「ガダラの豚」「愛と幻想のファシズム」と、ちょっと重すぎるのばっかりなので、なにかこう……楽しくサクサク読めて面白いものが読みたい。特にラブコメが読みたい。気になっている作品がいくつかあるので、明日ちょっと本屋さんに行ってみるつもりだ。
 推しているライトノベルの12月に出る新刊が電書限定で、紙の本過激派としては大変ガッカリしたのだが、なんとか読めないかなあと考えている。電書ってiPhoneで読めるんだろうか。決済ってどうやるんだろうか。クレカを持ってないのだが大丈夫なんだろうか。

 それから母氏があちこちからの頂き物のお礼のついでに我が家のぶんも六花亭の「おやつ屋さん」をお取り寄せしたのだが、それに入っていてきのう食べた「シーフォームケーキ」というのが最&高だった。
 ふわふわの柔らかいスポンジケーキの中にこれまたふわふわのカスタードが入っていて、なるほど日持ちしないやつだ、と思った。入っていた袋を捨てたゴミ箱から甘い香りがする。聡太くんもやたら食べたがったので、母氏がちょっとだけカスタードを指からなめさせていた。六花亭のお取り寄せを考えている方がいるならシーフォームケーキを激しくオススメする。
 きょうは「ポテトパイ」を食べた。なんのことはないサツマイモのパイなのだが、異様においしくてモグモグハフハフしてしまった。
 六花亭恐るべし。まだバタサンドをはじめとしておいしいおやつがいろいろある。ワクワクだ。

 聡太くんは穏やかな顔をして寝ている。毎日がこうであれと思う。あれだけ心配してから決行したチョッキンがうまくいって本当によかった。どうにかお薬期間を乗り切れるように頑張りたい。

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