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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2022/9/19

 聡太くんはハゲないんだなあ、と思いながら毎日聡太くんを見ている。たまちゃんは3ヶ月にいっぺんくらい、どっかしらにジュクジュクのハゲを作っていた。かわいそうだと思っていたし、ハゲたらハゲをなめないように手製のタオルのエリカラをつけていた。ポンデリングみたいだった。
 聡太くんはいまのところハゲを作ったことはない。健康な猫ってこういうのを言うんだなあと思う。まあそう遠からずチョッキンしてエリカラをつけられるのだろうが……。
 たまちゃんはしっぽが短い猫だった。怪我とかでなく生まれつきなんだと思う。ものを考えているときピコピコ動かすのが可愛かった。対して聡太くんはすらりと長いしっぽをしていて、考え事をしているとパタパタするし、ご飯だよーと声をかければしっぽをピーンと真上に立てて歩いてくる。
 猫には豊かな個性がある。絵の先生のところのオス猫軍団もそうだし、母氏の同僚の家の猫もそうだし、1匹1匹ぜんぜん違うんだな、と思う。
 だから「たまちゃんはそんなイタズラはしなかった!」とか「たまちゃんはかじらなかった!」とか先代を引き合いに出してお説教するのはやめようと思う。

片目をすがめている。人相が悪い。


 聡太くんも次第に、好奇心だけで行動するのを少し考えて待つようになった気がする。眠いときは眠気を優先するしお腹が空いているときはなにか食べさせろと暴れることを優先する。
 人間が活動をやめたな、と思うと大人しくする。きのうの夜、聡太くんは玄関マットの上に転がっていて、すぐそこのわたしの部屋のドアを開けても入ろうとしなかった。眠かったのだろう。
 だんだんお利口になってきたのかな、と思ったが、きょうちょっとどいてもらおうと持ち上げたらメチャメチャに噛まれた。ぜんぜんお利口でない。
 たぶん聡太くんは撫でられたり持ち上げられたり、触られることを好まないのだと思う。膝の上で寝ているからと撫でるとピラニアのごとく噛んでくる。どうしたいのよお前という子は。

「たいふうかあ……おいしいのかな……」


 ちょっとだけ近況報告をしようと思う。
 おととい、ドライブついでにホームセンターにぶらりと寄ってもらったらビオラ、つまりパンジーの小さいやつが売られていた。嬉しくなって2つも苗を買ってしまった。濃い赤と濃い紫の渋い色のやつだ。
 で、きょう、別のホームセンターに聡太くんのキャットフードやら子猫用ちゅーるやらを買いに行ったところ、やっぱりビオラが売られていたので紫と黄色のツートンカラーのやつと紫で中心が黄色いやつを買ってきてしまった。
 流石にいつまでもポットに入れっぱなしはまずいので、さっき庭で適当な鉢に植え替えたのだが、タチの悪いヤブ蚊がぶんぶん飛んでいて、急いで植えたので変な寄せ植えになってしまった。水をやったのでそれが流れなくなったら玄関にでも持って行こうかと思っている。
 あとピクミンブルームを始めた。歩く系のゲームはポケモンGOもドラクエウォークも挫折したが、ピクミンブルームは設定次第でアプリを起動しなくても歩いたことになるのがありがたい。
 ピクミンブルームの世界にはチャッピーなどの原生生物がいないので、ピクミンが食べられる心配をしなくていい。わたしはゲームキューブのピクミンを初めて遊んだとき、チャッピーになすすべなく食べられまくったアクションゲーム音痴である。
 歩く距離がぜんぜん足りないのでなかなか進まないのだが、ピクミンは妙に可愛くていい。3DSのデータ引き継ぎでピクミンがデータを運んでくれたことを懐かしく思い出す。
 それからきのうツイッターで、若い人間の物忘れはスマホの見過ぎでいらない情報が頭に蓄積する認知症だ、という記事を見た。確かに最近物忘れがひどい。30をゆっくり過ぎているから仕方ないと思っていたが、まさかスマホの見過ぎだったとは。
 というわけでツイッターをだれもツイートしていないのに無意味に長々見たり、インスタのオススメ欄(虫眼鏡のマークのところ。正確な名称は知らない)を長々見たりするのは控えよう、と決めた。
 スマホは最高の暇つぶし道具なのだが、見すぎてボケるのは避けたい。ただでさえ統合失調症で将来ボケるの確定だと認識しているのに。
 ただ、図書館から借りてきた蛭子能収さんの漫画エッセイを読んでいるのだが、認知症になってもギャンブルができるというのを知って、なるべく脳みそに優しい生活をしたらそれなりに暮らしていけるのではないか、などと思った。

 ちなみにさっきまで母氏が風呂場にカビ取り剤を撒いていたのだが、聡太くんはその様子を見に行こうとして叱られていた。
 どうも聡太くんを叱るとき「これろ!」と変な言葉が出る。「これろ」ってなんだ。母氏に聞いたらたまちゃんにも「これろ」と言っていいたらしい。なんだこれ。特に最後の「ろ」が謎である。

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