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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2022/6/17

 聡太くんのお腹がゆるいのがずっと続くので、獣医さんに電話してみた。診察や整腸剤の処方を想定していたのだが、獣医さん(中島らも似の女医さん)は電話口で、
「ご飯多いんじゃない? うちの犬のフードは1日3缶って書いてあるけどひと缶で足りてるよ?」と言って、キャットフードを減らして様子をみて、整腸剤はそれでもダメなら、ということになった。
 大丈夫だろうか、聡太くんはお腹が空くとめちゃめちゃ噛んでくるのだが。

 ただキャットフードのパッケージに書いてある分量は確かに多い気がする。聡太くんがおいしいおいしいと平らげるので気にしていなかったが、先代猫たまちゃんの処方食は「いやこんなに食べないでしょ」という分量が標準の量として書いてあった。キャットフードのメーカーはどういう基準で1日の分量を算出しているのだろうか。

 育ちざかりの聡太くんのご飯を減らすのは可哀想だが、健康な排泄のためである、致し方ない。きのうはわたしが自分の部屋にいるとき聡太くんが自分のゆるいUNKOを踏んづけて、母氏が聡太くんの足をじゃぶじゃぶ洗ったらしい。
 本人は元気そうだし、整腸剤のお世話にならないで済めばそれでいいのである。月末にはワクチンが控えている。お腹がゆるいのでは不安だ。

お腹ゆる太郎とお腹ゆる二郎(父氏も胃腸が弱いらしい)。ゴミ箱はまだ変える前。


 先代猫たまちゃんはお腹がゆるくなったことはほとんどなかったと記憶している。しかし人間の食べ物をやたら欲しがって、人間もちょいちょい焼き魚だ鶏のから揚げだと与えてしまっていた。
 どうしても記憶に焼き付いているのは、亡くなる前の日、もうほとんどなにも食べられないたまちゃんが、「脂がのっている」というシールが容器に貼られたカツオの刺身を一口もぐもぐ食べたことである。
 シリンジのご飯さえ受け付けないたまちゃんが食べたのだ、よほどおいしかったのだろう。最後にちゃんと食べられたものがおいしいお刺身でよかった。そう思いながら火葬場の煙突を見ていた記憶がある。

 とりあえず、聡太くんとの暮らしは「猫育て」だ。たまちゃんの晩年のように次第に弱っていく「老猫介護」ではない。
 聡太くんにはどんどん太って健康な猫になってほしい。

 余談だが、茶の間のゴミ箱をフタつきのものに変えた。しかし聡太くんは体当たりして倒して開けていた。たまたまだと思うが常習犯にならないかヒヤヒヤしている。

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