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きょうの聡太くん 2022/12/12

 最近聡太くんのおやつの時間が前倒しになってきている。前はぴったり8時くらいに騒いでいたのに、人間が夕飯を食べ終えてテレビを眺めだせば即で騒ぎ始める。だいたい7時くらいだ。
 そのお時間になると激しくわたしのセーターの袖を噛む。チョッキンしたのにマウント行動というやつみたいなこともする。なかなかの悪い子である。
 しょうがないのでいったんテレビの前を離れて、しばらくしてから茶の間に戻ると、大人しく母氏の膝で寝ている。そして定時に、「おやつ食べるか?」と声をかけるまで反応しない。
 聡太くんは「おやつ食べるか?」と聞かれると、どれだけ熟睡していても跳ね起きて、でっかい声で「にゃーん!!!!」と返事をする。そして聡太くんのおやつやキャットフードを入れている棚に突撃し、はやくよこせはやくよこせ、と動き回る。
 かわいい、かわいいんだけどなんでその時間がどんどん前倒しになるのか。もしかしたら微妙に24時間でない体内時計を持っているのかもしれない。
 それだとしたらトイレの時間が毎日ちょっとずつずれるのも説明がつく。動物の体内時計についての正確な知識はないのでこうなのかな、と思っているだけだが。

文句を言っている。そして背景がきたない。


 聡太くんは今朝、牛乳にヨーグルトの種菌をいれているところに飛んでいって、牛乳に顔を突っ込もうとした。舌くらいならついたらしい。母氏の絶叫を聞いて台所に向かうと、こぼれた牛乳をペチョペチョなめていた。
 そんなのなめてお腹を壊さないだろうか。そして容器の中身がおいしいものだとわかってしまったので、もう台所の常温の空間にヨーグルトを置いておくわけにいかない。
 この食いしん坊め、と思うのだが、ヤンチャをするのも若いうちだけなんだろうなあ、と思うので、「生暖かく見守る」という昔の個人サイトに記載してあったメッセージみたいな文章が浮かぶ。
 少々悪い子なくらいでいいのである。ケージの底板を破壊しようとしたり、ビニール袋を破きまくったり、生ごみを漁ったりするのを見てドン引きしているわけだが、それが猫という生き物の正しい在り方なのかもしれない。

「そふぁってぐうたらするのにさいこうだよね……」


 グーグルフォトの容量がすごい勢いで削れていく。
 聡太くんを毎日カシャカシャ撮影しているので、すごい勢いで画像がストックされるのだ。聡太くんが来る前は5年分の空きがあったのに、この間ストレージを確認したらもう三年分しか残っていなかった。
 ストレージの機能でサイズの大きい動画を削除できるらしいのだが、どれもたまちゃんと聡太くんの思い出だ。消せるわけがないのである。
 これは満杯になるまえに有料プランに入るしかないなあ……と思っている。幸いアベマのサブスクほどの値段でないので、ガンダム水星の魔女を完走したらとりあえずアベマのサブスクは解除しようと思っているのだが、あれって2クールのアニメだったろうか。
 いまになって、もっとたまちゃんの写真を撮ればよかった、とか、聡太くんのチョッキンする前の鈴カステラの写真を撮っておけばよかった、とか思うので、これからは後悔がないようにカシャカシャしたい。
 写真をいちいち撮りたくなるくらい、聡太くんはいろんなことをする。悪いこともいいこともする。だから写真を撮っているのだ。なるべくこのnoteでお焚き上げしているわけだが、使っていない写真も山ほどある。
 大好きで可愛いとは恐ろしい。無限に写真を撮ってしまう。人間の親だったらこういうふうに大好きで可愛い子供の写真を無加工でネットにUPすることはできないので、聡太くんが猫でよかった、としみじみ思うのであった。

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