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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2022/12/28

 きょうが仕事納めという人はけっこういるのではないだろうか。わたしは年中夏休みで年中無休の人間なので、きょうも公募の原稿を頑張るんだろうなあという想定で今週を迎えた。
 しかしどうしてもnoteに書くべきネタができてしまって、公募の原稿は置いておいてとりあえずnoteの原稿を書くことにした。

 きのう、ササミを買ってきて、茹でてちぎって聡太くんに与えてみた。ササミを「人間の食べ物」と命名して、夜のキャットフードと一緒に食べさせてみたのだ。
 というのも、お腹の薬をもらいに獣医さんに行ったとき、人間の食べ物を食べたがる、と言ったら「食べられるようにして食べさせてあげればいいじゃん」と言われたので、手作りキャットフードに挑戦してみたのである。
 もちろん茹でササミだけでは摂れない栄養もあるだろうし、いつものキャットフードにプラスして与えたのだが、聡太くんはいちばんにササミに食いついた。うまいうまいと言わんばかりの顔をして嬉しそうにガツガツ食べた。その嬉しそうな姿は忘れられない。
 残りのササミと茹で汁は冷凍してある。茹で汁は水を飲みたがらないときに飲ませようと思っている。
 ちょうど、きのうは「オモウマい店」のスペシャルをやっていて、冗談して「聡太くんもオモウマい店だねえ」と言いながら食べさせた。朝ちょっとお腹がゆるかったのだが、成長の具合を考えるときのうの夜くらいの量を食べさせていいのだと思う。

「いけめんなんですよ〜」


 しかし「人間の食べ物」を食べさせても、たぶん聡太くんの人間の食べ物への執着は変わらないだろうと思う。きのうはササミと一緒に買ってきた、父氏の弁当に入るタラコのパッケージに噛みつき、この間のサーモンの刺身のときのようにギギギと噛んで離さなかった。
 どうやら「れいぞうこにはたべものがはいっている」ということを覚えてしまったらしい。きょうからは買い物から帰ってきたら速攻で聡太くんをケージに入れてから食材を冷蔵庫に入れることになりそうだ。
 食欲があるのはたいへんいいことだとたまちゃんを介護したときに痛感したので、聡太くんがなんでも食べたがるのもいいことだよなあと思う。

スヤ……。


 聡太くんが来てからずっと不安に思っていることがある。
 いつか、父氏も母氏もいなくなる。そうなったとき、わたしは果たしてちゃんと労働して、報酬を得ているのだろうか、という不安である。
 もしそれができなくなったら行政に頼ることになるだろう。しかし行政に頼るということは聡太くんを手放さねばならないということだ。そんなのは嫌だ。絶対にいやだ。
 しかしなんの職業経験もなく学歴も中卒のまま30をゆっくり過ぎてしまった。そんな人間が、猫も養う余裕があるくらいの給料を出してくれるところに就職できるのだろうか。
 わたしは自分が文章を書いている以外の仕事をしているところを想像できない。それは中学は保健室登校、高校は中退という、職業教育を受ける機会の乏しさが原因なのだろうなとは思うし、いちおう中学のころに職業適性テストみたいなのをやったことがあるのだが、それで出た結果は司法に関わる仕事向きという結果だった。それは中卒では就くことはできない。
 カメラを構えたり油絵を描く自分はかろうじて想像できるが、どちらも普通の人は入れない学校に入って卒業して、コンクールやらコンペやらで賞を貰わないかぎり仕事にはならない。
 仮に、作家業以外の仕事に就くとしたら、資格を取れば即働けるとか、試験に受かれば即働けるとか、そういう仕事に就きたいなあと思う。ずっとワナビでいるのはつらいことだ。
 ここのところ、そういうどうしようもない苦しみのなかにいる。母氏は大丈夫だと言うが本当に大丈夫なのだろうか。
 小説を書いて食べていけるのがいちばんいい。でもそれはとても難しいことだ。
 なんとかしなくてはと気ばかり焦る。しかし年末年始の間くらいはそのことを忘れていたいというのはわがままだろうか。
 まあ要するにどしどし投げ銭お待ちしてますということである。流石に有料記事を書いて読んでもらえるほど自分の文章が面白いわけでないのは理解しているので、無料で公開しているわけだが、気持ちはつねにそこのアラブの大富豪さん投げ銭シクヨロです!! の感じだ。
 本当にさ……聡太くんを養うために始めたnoteが一回しか投げ銭もらってないのは由々しき問題だと思うんですよね……(期待を込めた目)。

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