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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2022/7/26

 きのうの夜、茶の間の引き戸を開けて、廊下のドアは閉めて寝た。まあ茶の間の引き戸はすでに簡単に突破できるのだが、公然と開けたら聡太くんはどんな反応をするだろう、と思ったのだ。
 朝見てみるとビックリするほど平常運転だった。父氏の弁当を作る母氏を妨害したし、ケージに入ってもらわないと食事できないのも平常運転である。
 先代と変わらない体格になったのだし、聡太くんにはそろそろ自由に家の中を行き来させていいのだと思われる。ただ父氏が酔っ払って窓を開けたりすると危険だし、心配なことはいろいろある。トイレを先代のトイレのあった場所に置きたいが、お腹の様子を観察しなくてはならないので、まだしばらく茶の間に置いておくしかない。

あくびというより怪獣みがある。


 きょうも公募の原稿を書いていた。面白いのか面白くないのかよく分からなくなってきたが、とにかく完成させるべく書いている感じだ。
 邪魔されないように部屋にずっといるので聡太くんの様子が気になって仕方がない。聡太くんは体こそ大きくなったがまだ子猫だからなにをやらかすか分かったものではない。だから3ページに一回くらい様子を見に行ってしまう。
 聡太くんは階段のてっぺんだとか父氏の椅子のオットマンの上だとかによくいる。大人しく一人でお利口にできるのは、人間がいて興奮することがないからだろう。
 母氏は休みが月曜なので月曜は人間がずっといてハイになってしまうのだと思われる。小さい子供と同じだ。

ながーい。


 そういえば北海道の従姉は今年も帰ってくるのだろうか。小さい子供が二人いて、去年コロナ禍真っ只中に法事で帰ってきた。上の子供が先代猫たまちゃんに勇気を出して触っていたが、聡太くんはたまちゃんみたいにお利口にはできないと思う。
 従姉の実家、つまり伯父の家はみな動物が苦手で、伯父は猫アレルギーだ。聡太くんと暮らし始めた、と母氏が伯母に言ったところ、「また行けなくなったじゃない」と面白がっていたらしい。
 従姉の子供にプレゼント、ということで「ねこはるすばん」を買って渡したら従姉がいちばん気に入っていた。あの絵本はやっぱり名作だ。
 従姉が帰ってこなくてもたぶんお盆に伯父と伯母が果物だ花だとお盆ブースを設営しに来るだろう。聡太くんはどんな反応をするだろうか。仏壇の香炉と線香立てはひっくり返そうとするので撤収して、仏壇に登るので戸は閉めてある。こんな調子で無事にお盆はくるのだろうか。

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