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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2022/10/28

 きのう、いつもの獣医さんに行ってお腹の薬を出してもらった。体重が3キロありますと言ったところ、いままで1錠を4つに割っていたのが、1錠を2つに割った量になった。けっこう大きいのだがキャットフードに混ぜたら騙されて食べてくれた。
 ついでに、獣医さんはお腹のゆるい猫向けのサプリメントのサンプルをくれた。「これはお腹のゆるいヒトに飲ませるやつなんだけど」と言っていたが、動物をヒト、と例えるのはなんだかかわいい。しかしヒトて。
 そのサプリメントは続けたい場合、獣医さんに注文するのではなく、いただいたパンフレットのQRコードからサイトにアクセスして獣医さんごとにある番号を入力して買うものらしい。パンフレットには4000円以上送料無料と書かれていたが、いったい1箱いくらするのだろうか。恐ろしくてまだ見ていない。
 いつもの獣医さんはふだんアニメ柄の割烹着を着ているのだが、おじゃる丸柄の割烹着というのはどこで手に入るのだろうか。これはやっぱり犬猫が白衣にビビらないようにだろうか。人間の子供だってお医者さんの白衣を怖がるわけだから、犬猫もそうなのだろう。
 誕生日が分かりました、と言い、チョッキンしてもらったことも伝えた。やっぱりいつもの獣医さんは信頼できる。

すごい顔。


 我が家にはいつもの獣医さんの営業時間を書いた、獣医さんから毎年もらうカレンダーがあるのだが、それを確認したはずなのに午後3時で開くと思い込んで行ったところ、30分早かった。あちゃーと思ったのだがこれは好機とあちこちお散歩をしてピクミンを育てまくった。
 しかし夜になって脚はくたびれるわチョコレートのラミーのアルコールでフワフワするわでいつもより30分ほど早めに寝てしまった。そして今朝起きたら頭が痛かった。ラミーで二日酔いになるとは秋田県民の名折れである。
 しかし、あちこち歩いた結果、ゴールデンレトリバーを散歩する若いお嬢さんと、トイプードル2匹を散歩するコワモテおじさんを見たから優勝ということにする。サイズ感の違う犬と散歩する人間イズ正義である。

 最近聡太くんは電熱ストーブというものを覚えた。きのう、野球にはあんまり興味も湧かないし、1人になりたいからと台所で電熱ストーブにあたっていたところ、聡太くんがやってきて一緒に温まりはじめた。
 電熱ストーブは音がしないので聡太くんのお気に入りである。まあ最近はファンヒーターも怖くないようなのだが、やっぱり静かなほうがいいのだろう。
 一方で聡太くんは父氏が台所でお酒に投入する氷を用意し始めると猛ダッシュで見にいく。氷は冷たくて水になるのが面白いらしく、流し台に上がって手足ベチョベチョになりながら氷をつついていたりする。なんなんだお前。

「でんねつすとーぶ、さいこう!!」


 最近ときどき、聡太くんのチョッキンする前の後ろ姿を写真に撮っておけばよかったなあ……と思うことがある。プリっと鈴カステラがくっついているのがなんだか可愛かったからだ。
 チョッキンすると袋は自然に縮むらしく、いまではそこに鈴カステラがあった気配はない。
 チョッキンしたらやはりよく寝るようになった。きょうもパソコンを出してきても知らんぷりで寝ていた。おかげで公募の原稿が進んだ。
 昔はクオリティとかを考えずに下手な鉄砲式で公募に投稿していたのだが、いまは変なプライドが邪魔をして納得できるものしか投稿できないでいる。それは読む側として面白い面白くないがちょっとずつ分かってきたからだと思う。
 でもそれではおそらくだめなのだ。自分と違う価値基準の人はたくさんいる。ちょっとプライドとか言っている場合でない。頑張って完成させて公募に投稿できるクオリティに持っていきたいと思う。
 文章でお金を稼ぐことを諦められないのは悪いことだろうか。分からないがわたしにはそれしかないのだ。頑張ろうと思う。

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